「郷土の水と人々のあゆみ」
1 プロローグ 信濃川・阿賀野川流域模型 2 砂丘に刻まれた営み 笹山前遺跡 3 渟足柵と的場の漁労 渟足柵の登場 4 渟足柵と的場の漁労 的場遺跡とサケ漁 5 塩をつくる 出山遺跡の製塩 6 新潟の登場 北国下り遣足帳 7 港町新潟 新潟町の町建て 8 港町新潟 近世新潟町跡 9 港町新潟 白山神社大船絵馬 10 港町新潟 ベザイ船 11 港町新潟 新潟の宴会料理 12 新潟の上知と開港 初代新潟奉行川村修就 13 新潟の上知と開港 新潟湊之真景 14 新潟築港と都市化 初代萬代橋模型 15 新潟築港と都市化 新潟築港 16 新潟築港と都市化 大陸への玄関 17 新潟築港と都市化 原子爆弾と新潟 18 田をひらく、村をおこす 松ヶ崎掘割の決壊 19 田をひらく、村をおこす 内野新川の開削 20 低湿地に暮らす技術 潟べりの自然 21 低湿地に暮らす技術 収穫の風景 22 蒲原平野の村々 米の道具 23 蒲原平野の村々 海・川・潟の漁 24 広がる美田 新潟で育まれた特産品 25 広がる美田 繰り返す水害


常設展示は新潟の地に暮らしてきた人々の営みを、今、新潟に生きている人々や、全国から新潟を訪れる人々にわかりやすく伝えることを目的にしています。
「水」は砂丘と低湿地という新潟の地を形成しました。「水」を行く船は遠くへ、早く、大量の物資を運び、人や情報の交流をもたらし、海と大河の出会う新潟の地は、水上交通の要の地として繁栄してきました。「水」は生産の基礎となり、人々は農業や漁業によって暮らしてきました。「水」は生産に災いをもたらし、暮らしを脅かすこともありました。人々は「水」の災いに立ち向かい、恵みに感謝しながら生きてきました。
新潟はこれからも「水」と深く関わって歴史を紡いでいくのです。

水がつくる

新潟の人々は海岸砂丘と低湿地でその歴史を紡いできました。この歴史の舞台が形成された過程を紹介します。

水がむすぶ

新潟は海と大河の出会う場所です。多くの人々が海や川を通じて往来し、新潟に集ってきた姿を紹介します。

水にいどむ

新潟の人々は、大河や低湿地に苦しみながら生活や生産を向上させてきました。その努力や知恵を紹介します。

水とともにいきる

新潟の歴史は水と深いかかわりをもってきました。今後の新潟の人々の水や自然との共生について考えます。