収蔵資料情報

みなとぴあでは、新潟市の歴史・文化に関わる様々な「資料」を収集し、整理し、保存しています。
「資料」とは、たとえば家に伝わっていたり、公民館等で受継がれてきた古文書や絵図等の歴史資料があります。 また、日本画や書跡のような美術資料や図書資料もあります。 家族や風景の写真、8mm映像なども近代の風俗を伝える貴重なメディア資料です。火鉢や桶等のむかしの生活道具、クワやセンバなどの農具、舟や漁網などの漁具は人々の生活を考える上で重要な民俗資料です。炊飯器などの家電製品も昭和30年代に大きく様変わりしていく生活様式を考える大切な資料になります。
こうした博物館の大切な役割の一つである資料の収集・整理・保存活動の一端を紹介します。

◆資料の寄贈について

みなとぴあの資料の多くは、地域のみなさんから寄贈していただいたものです。生活の中で使われていた道具などは、寄贈者のご家族の生活の記憶を宿した大切なものですが、そのことは同時に新潟市域の生活の歴史を跡付ける大切な資料でもあることを意味します。
新潟市に寄贈された資料は、博物館が管理保存します。保存している資料は、調査研究の基礎資料や展示資料として、あるいは子どもたちに伝統的な生活習慣に実際に触れてもらうための体験用資料として活用しています。
※下記の情報欄でも、寄贈資料をご紹介していきます。

◆こんな道具探しています

現在、みなとぴあが特に積極的に収集している資料です。情報をお持ちの方、是非ご一報下さい。
※すでに資料として収蔵しているものもありますので、実際に見せていただいてから、寄贈をお受けするか判断させていただく形になります。

項目 説明
舟に関する資料 各種の舟や櫂など舟を使うための道具や舟大工の道具、台帳など
低湿地の農業に関する資料 ヤチキリガマ、クワ、唐箕、脱穀機などの生産用具

◆みなとぴあの資料情報(記事は下から上に新しくなっていきます。)

唐箕画像
◆2007年3月:寄贈資料紹介
--唐箕2

下記の記事と同じく、今年度寄贈いただいた唐箕の紹介です。
この唐箕は、市内木場(旧黒埼町)で昭和20年代に購入、使用されていた唐箕です。下記の明治〜大正期の唐箕に比べて、小型化されているのが特徴です。
唐箕自体には由来を明らかにする墨書はありません。 しかし、寄贈者からの聞き書きにより、鳥原(旧黒埼町)の戸沢農具店が製作したものであることがわかりました。購入した当時のお話から、戸沢農具店の所在地が判明し、ご子孫にもお話を伺うことができました。 戸沢農具店製の唐箕は、当館及び旧黒埼常民文化史料館にて数点を所蔵しており、今回の寄贈をきっかけとなって、これらの資料に関する情報をずいぶん充実させることができました。
この唐箕について、詳しくは 新潟情報潟録「手回し機械展」ページ をごらんください。

唐箕画像
◆2007年3月:寄贈資料紹介
--唐箕1

写真の資料は、今年度に市民より寄贈いただいた唐箕です。
ご存知の通り、唐箕はモミなどの穀物とゴミを風を利用して選り分ける道具です。
この唐箕は、市内本所にて明治末に購入、使用されていたものです。墨書が施されており、私たちに興味深い情報を教えてくれます。墨書によれば、この唐箕が明治44年に壊れていたものを譲り受け、修理したことがわかります。唐箕を必要とした農作業の様子、中古の唐箕の需要やその価格など、当時の唐箕を取り巻く状況が想像されます。
この唐箕について、詳しくは 新潟情報潟録「手回し機械展」ページ をごらんください。

のこぎり画像 のこぎり画像
◆2004年3月:寄贈資料紹介
--のこぎりを中心とした船大工道具群

新潟の下町でのこぎり鍛冶を営んでいた方から寄贈していただいた資料群です。寄贈者ご自身の作の鋸を中心に、船大工が使っていた道具類38点を寄贈していただきました。近世から近代まで、廻船から川舟まで多くの船が集う湊町を支えた船大工たちの技術と活躍をしのばせる資料群です。この資料寄贈をきっ かけに、新潟の船大工の道具と技の一端を紹介する収蔵品展「新潟の鋸」を開催いたしました。

のこぎり画像 のこぎり画像 チョウナ画像 ツバノミ画像

◆お問い合わせは下記まで

郵便番号:951-8013  新潟県新潟市中央区柳島町2-10
EMAIL:museum@nchm.jp
電話:025−225−6111  FAX:025−225−6130