◇ 2015年度のトピックス --Topics--

■ 2016年3月 ■

ワラコースター ワラコースター
2016年3月13日(日) 
たいけんプログラム「ワラのコースターづくり」

今日のたいけんプログラムでは、俵編みの技法を使って、ワラでコースターを作りました。昔の人々は、お米を収穫したあとのワラを捨てずに、ゾウリなど身の回りのものを作る材料にしていました。お米を詰める俵も、農家の人々の手作りで、農作業のない冬の仕事でした。
体験では、シンプルな木枠を使って編んでいきます。両端に重りをつけた糸を5本渡して垂らし、その上に数本のワラを置いて、糸を前後に交差させていきます。5本交差させたらまたワラを置いて、それを繰り返すという作業としては単純なものです。参加者のみなさんは、はじめ糸がからまったりして慣れない様子でしたが、少し時間がたつとコツを覚えてどんどん編み進めていました。ほとんどの方が2つ目に挑戦し、納得のいくコースターを仕上げていました。

■ 2016年2月 ■

みなと
2016年2月28日(日) 
博物館講座「にいがたみなとの仕事いまむかし」補遺

今年度最後の博物館講座は今冬に開催した企画展「にいがた みなとの仕事 いまむかし」の補遺と題して、新潟港修築の歩みをお話ししました。明治元年に開港してから現在に至る、およそ150年の歩みを、新潟港の港湾整備という視点から整理するというのが今回の講座の目的です。
明治半ばから大正3年の築港決定までの間に行われる2度の流末・河口工事のいきさつや、県営埠頭・臨港埠頭の築造とその役割分担、そしてその顛末、戦時を経て、戦後の港湾整備、東港の開港と西港再開発についてお話ししました。港を造る、という視点から新潟港の歴史を見てみると、信濃川が運ぶ流下土砂との戦いでもあったということが改めて感じられました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
2016年度は5月から2月までの毎月第四日曜日に、博物館講座を開催いたします。皆様のご参加をお待ちしています。

押絵のおひなさま 押絵のお雛様
2016年2月28日(日) 
たいけんプログラム「押し絵のおひなさまづくり」

今日のたいけんプログラムでは、押し絵の技法を使っておひなさま作りを行いました。押し絵は、羽子板の飾りによく見られる飾り細工で、綿を中に込めた多彩な布で飾りのパーツを作り、それを板や厚紙などに貼って立体的な飾りに仕上げるものです。
各パーツが小さいので作業が少し大変ですが、出来上がりのふっくらとしたおひなさまの姿はとても可愛らしいです。また衣装における多様な柄布の組み合わせは作った人の分だけさまざまで、どれもすてきでした。今回は子どもから大人まで幅広い年齢層の方にご参加いただくことができました。ありがとうございました。

史楽講座 史楽講座
2016年2月14日(日) 
平成27年度史楽講座「中世越後を語る」第4回

平成27年度史楽講座の第4回目が行われました。
今年度は「中世」がテーマですが、4回目は胎内市教育委員会生涯学習課文化財係長の水澤幸一先生に「地中に埋もれた中世越後」と題して お話しをいただきました。
講座では、下越から上越にかけての県内の遺跡と出土遺物を紹介いただき、最後に水澤先生のお仕事である胎内市奥山庄遺跡の内容や整備のお話しなどをしていただきました。考古学の世界では土器の形状、あるいは石材の材質といったものを遺跡間で比較することが重要であるようです。新潟県の遺跡については入門書も刊行されていますので、史跡見学や現地説明会の際にそうした本を持って遺跡間の比較をすると、視野が広がるのではないでしょうか。
平成27年度史楽講座は今回で終了です。6月から長期にわたる講座となりましたが、ご参加いただきありがとうございました。

収蔵新収蔵展 収蔵新収蔵展
2016年2月11日(木) 
収蔵品展「老舗呉服店の蔵のなか」・新収蔵品展 開幕しました

収蔵品展では、沼垂で明治から平成まで続いた「山惣呉服店」の資料をご紹介します。呉服店の仕事に関する資料や、着物や帯、書画のコレクションのほか、親鸞聖人画像をおさめた大きな厨子など、商家で大切に受け継がれてきた品々をご覧いただきます。
新収蔵品展では、絵画「新潟旧税関」や車大工の仕事道具、実際の新潟芸妓が使用した櫛や笄(こうがい)など、市民の方から今年度ご寄贈いただいた資料を中心にご紹介します。春に先んじて、多彩な資料の数々のおひろめです。皆さんのご来館をお待ちしております。

湊祭 湊祭
2016年2月4日(木)
第3回目巡回パネル展 「新潟まつりの歴史をさぐる」開始

 ほんぽーと(中央区明石2‐1‐10)でパネル展示「新潟まつりの歴史をさぐる」がはじまりました。文化庁の補助を受けて実施した、「湊祭復元事業」の資料調査の成果をパネルをつくり各会場で展示してきました。
3回目となる今回は、巡回展最後の展示になります。江戸時代、新潟町で行われた湊祭から今日の新潟まつりができるまでの移り変わりを紹介しています。また、ほんぽーとさん厳選の祭りの図書もあわせて展示されています。展示期間は3月1日(火)までです。ぜひご覧ください

■ 2016年1月 ■

お正月遊び お正月遊び
2016年1月10・11日(日・月)
たいけんプログラム「お正月あそびを楽しもう」

福笑いやコマまわしなど、お正月ならではの遊びを楽しみました。
親戚の家族が集うお正月は、子どもたちが集まる機会でもあり、普段よりもさまざまな遊びを思いっきり楽しむことができました。この期間は、かまどの神様などにもお休みしてもらって、作り置きのおせち料理をいただくので、いつも忙しい大人も一緒に遊んでくれたようです。
プログラムでは、冬の必需品であるこたつを出して、福笑い・コマまわし・すごろく・百人一首の坊主めくり・羽子板のほか、あやとりやおはじき、折り紙までさまざまな遊びをしました。そのうち、コマまわしで独自のルールや仕掛けをしたり、折り紙で福笑いを作るなど、自由な発想で楽しむ姿も見られました。ご参加いただいた20名のみなさま、ありがとうございました。福笑いで福を呼び込み、羽子板で厄を払った、よい一年をお過ごしください。

湊祭 湊祭
2016年1月9日(土)
第二回目巡回パネル展 「新潟まつりの歴史をさぐる」開始

NEXT21(中央区西堀通6番町)でパネル展示「新潟まつりの歴史をさぐる」がはじまりました。
 この展示は、文化庁の平成27年度「地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」をうけて、本年行われている事業「湊祭復元事業」の資料調査の成果を展示するものです。江戸の湊祭から今日の新潟まつりに至る変遷を資料に基づき紹介しています。第二回目となるNEXT21会場の展示は1月22日(金)までです。
 次回の展示会場は2月4日(木)からほんぽーと1階です。お誘いあわせのうえ、ぜひご覧ください

■ 2015年12月 ■

門松づくり 門松づくり
2015年12月20日(日) 
みなとぴあこども歴史クラブ「お正月の準備をしよう」

こども歴史クラブ8回目は、お正月の準備として門松作りをしました。もともとお正月とは、「年神様」という神様を家にお迎えする行事で、玄関前に飾る門松は「年神様をお迎えする準備ができていますよ」という目印です。
今日は、岩室民俗史料館友の会のみなさんを講師にお招きして、本物の松葉や竹、稲穂を使った高さ30センチほどにもなる立派な門松を作りました。台となる竹をムシロで巻き、上下2か所を縄で縛るのですが、それぞれ3重・5重のめでたい数で巻き、昔からの方法で結びます。あとは台の中へ切り口をそろえた3本の竹飾りを中心にして松葉を挿し込み、最後に稲穂・梅枝・扇を飾りつければ完成です。子どもたちは台の縄縛りに苦労した様子でしたが、逆に熱中して結び方をマスターする子や、全体のバランスにこだわって松葉を剪定する子など、それぞれに面白がりながら満足のいく門松に仕上げていました。
ご参加いただいた部員のみなさま、岩室民俗史料館友の会のみなさま、誠にありがとうございました。

みなと展 みなと展
2015年12月19日(土) 
「にいがた みなとの仕事 いまむかし」展 開幕しました

みなとぴあ歴史発見プロジェクト企画展「にいがた みなとの仕事 いまむかし」が開幕しました。この展覧会は、昨年度開催された「にいがた港総選挙」で推薦された現在の新潟西港の魅力ある風景20景とともに、新潟西港と、そこにある仕事の移り変わりについて紹介する展覧会です。
新潟税関開庁当時の資料や、河口港の新潟港ならではの「水戸教」の資料、造船や漁業の資料などを中心に展示しています。新潟西港の変遷や佐渡航路、北海道航路の歴代船体画像など、移り変わりがよくわかる写真なども交えて紹介しています。
2019年に迎える、新潟港開港150周年に向け、多くの方に、新潟港のいまむかしを知っていただきたいと思っています。皆さんのご来館をお待ちしております。

中世越後 中世越後
2015年12月13日(日) 
平成27年度史楽講座「中世越後を語る」第3回

平成27年度史楽講座の第3回目が行われました。
今年度は「中世」がテーマですが、3回目は新潟県立歴史博物館の前嶋敏先生に「資料から探る中世越後の祈り」と題して お話しをいただきました。
講座では、仏像、木簡、板碑を題材に、信仰に関する資料をどう探るかについてお話をいただきました。具体的には、長岡市に残る仏像の墨書から、戦国初期の永正の乱からの復興の中で仏像が造像されたことが推測できる事例や、新潟市南区から出土した木簡の出土状況や着色などから、当時の供養の方法が推測できる事例、粟島に残された板碑から、当時の社会階層などを考えられる事例を紹介していただきました。
信仰に関する資料は、残存状態や文字などがその意味を考える上で重要であることを指摘していただきました。また、文字情報も仏教用語などが主で独特です。 中世の信仰を少し勉強しておいたり、電子辞書など用語を調べられるツールを片手に資料を鑑賞したりすると中世人のこころに近づけるのかもしれませんね。
次回は来年2月14日(日)に胎内市教育委員会の水澤幸一先生から「地中に埋もれた中世越後」と題してお話しをいただく予定です。

湊祭報告会 湊祭報告会
2015年12月6日(日) 
湊祭復元事業イベント 調査報告会開催

文化庁の平成27年度「地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」をうけて本年おこなわれている事業「湊祭復元事業」の調査報告会を開催しました。事業の一環として行った古文書、新聞資料の調査成果を紹介するもので、当日は多くの市民の皆様にお集まりいただきました。
 新潟まつりのルーツである湊祭は、江戸時代より行われた七夕の祭りで、住吉の神輿渡御を中心に、新潟町の町人たちが多くの出し物をつくり町を歩くものでした。昼祭と夜祭に分かれ、夜祭には絵を描いた灯籠や提灯がだされるのが特徴でした。報告会では、江戸時代の行列のルートや、七夕行事との関わりなどお話ししました。この報告会・資料調査の成果は、今年度刊行する報告書に掲載する予定です。

■ 2015年11月 ■

ワラコースター ワラコースター
2015年11月29日(日) 
たいけんプログラム「ワラのコースターづくり」

俵編みのしくみを利用して、ワラのコースター作りを行いました。編み器はオリジナルに製作したもので、作業としてはワラを挟んで糸を交差させていく繰り返しです。後半になるとみなさん手慣れた様子でコースターを作り上げていました。中には昔実際に俵を編んでいた方もおり、冬仕事で何百俵分も編んだそうですが、友達とおしゃべりしながら行うので楽しみでもあったとのことです。そんなお話も聞けて、スタッフとしても貴重な体験となりました。ご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました。

みなとまつり
2015年11月28日(土) 
旧新潟税関庁舎内でパネル展示「新潟まつりの歴史をさぐる」がはじまりました。

この展示は、文化庁の平成27年度「地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」をうけて、本年行われている事業「湊祭復元事業」の資料調査の成果を展示するものです。新潟市を代表するイベントに「新潟まつり」がありますが、そのルーツの一つに江戸時代に行われていた「湊祭」があります。この展示では江戸時代の湊祭から現代の新潟まつりへの歴史の移り変わりを資料に基づいて紹介しています。展示は巡回し、当館会場は12月26日(土)までです。つぎの展示会場は1月9日(土)からNEXT21の1階です。

サケ サケ
2015年11月23日(月) 
大人の体験プログラム「サケの塩引き作り」

食育・花育センターを会場に、サケの塩引き作り体験を行いました。サケの塩引きは、現在村上市のものが全国的に知られていますが、サケが遡上する信濃川・阿賀野川を有する新潟市でも昔から行われてきた伝統的な加工法です。
本プログラムは、北区松浜の漁業協同組合のご協力を得、同じく松浜でサケの扱いに詳しい方を講師に招いて、サケをさばき塩をすり込むまでを行いました。参加者はみなさん熱心で、講師の方が手際よく一通りの工程を実演した後には次々と質問があがっていました。つづいて各自作業に移ると、漁協が用意してくださったサケは4kg、あるいはそれ以上もありそうな大物で、それぞれにご自分のサケと格闘されていました。たっぷりと塩をすり込んだサケはお持ち帰りいただき、塩漬けとその後塩抜きして干すまでは各ご自宅で行っていただくことになっています。うまさがぎゅっと凝縮されていく大事な工程、ぜひ出来上がりを楽しみにしながら世話を焼いていただきたいと思います。
今回は非常に多くの方から参加のお申込みを受け、心苦しいことながら抽選によって参加者を選ばせていただきました。お申込みいただいたすべての方に感謝申し上げます。

新津開発小史
2015年11月22日(土) 
博物館講座「新津開発小史」

11月の博物館講座は、「新津開発小史」と題しまして江戸初期 の新発田藩新津組関係史料を紹介しました。
史料は市右衛門新田(現、秋葉区古田)の地主高橋九之助家に伝わった文書で、「御先代様御判物」という袋に入っています。内容は、新発田藩から新津組内の村々への文書の写し36点で、新津組大庄屋を宝暦12年まで務めた古田家宛てや北上興野庄屋を務めた加藤家宛てのものがあります。これらの文書は『新津市史』などで存在が示唆されているものもありましたが、全文が公開されたことはこれまでありませんでした。
講座では新出のものを中心に文書の解説をしました。鍬下年季を与えるので新田開発を進めるよう伝えた文書や、田上に堤を築くので新津組の百姓に動員を命令する文書などを紹介しました。一部には難解な文書もありますが、各集落に関する最古級の史料でもありますので、いずれきちんとした形で市民の皆さまにみていただけるようにできればと思います。
なお、当日は78名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。次回の講座は12月20日13時30分から森行人学芸員による「稲作と魚とり」です。

カブト カブト
2015年11月15日(日) 
たいけんプログラム「自分だけの兜を作ろう」

11月15日のたいけんプログラムは「自分だけの兜をつくろう」でした。
このたいけんプログラムは、新潟大学の大学生が博物館実習の一環として企画したものです。
当日はまず実習生による戦国武将の兜の特徴や魅力についての説明がありました。続いて、子どもたちに紙で兜の飾り付けにチャレンジしてもらい、大学生たちは設計へのアドバイスや作業の補助を行いました。
この日は武将好きな子どもたちが集まり、金紙をふんだんに貼り付けた見た目が鮮やかなオリジナル兜を作ったり、真田幸村や本多忠勝の実在の兜を再現したりしていました。当日は7名の参加者がありました。大学生のみなさん もお疲れさまでした。

巻物
2015年11月08日(日) 
たいけんプログラム「巻物をつくってみよう」

11月8日のたいけんプログラムは「巻物をつくってみよう」でした。巻物は書類用のファイルなどがない時代に、大切な書類や手紙などを保存し、紛失しないようにするために考案されたものです。
今回は紙の素材をつかって簡単な巻物を作りました。軸(芯)の部分を作った後、好きな柄の紙と奉書紙を糊づけして台紙を作ります。軸と奉書紙を張り付けた後、紐、そして台紙を保護するための八双(はっそう)を取りつけて完成です。
参加者は3名でした。雨の中でしたが、お越しいただきましてありがとうございました。

展示替え
2015年11月03日(火) 
常設展示の川村修就コーナーを展示替え

常設展示の川村修就コーナーは展示替えです。開館30周年を迎えた新潟市美術館の川村清雄展にあわせて、川村家の、家族(清雄、たま、など)ゆかりの品々を展示しています。

まちあるき まちあるき
2015年11月01日(日) 
第14回ファンクラブまちあるき

今回は豊栄駅前の葛塚の旧市街を歩きました。ルートは豊栄駅→大口町→北区郷土博物館→本町→常盤町(葛塚市)→豊栄駅の順です。「葛塚」の地名は江戸時代には俗称で、公には「下興野新田」と呼ばれていました(明治11年になって葛塚へ改称)。一説に「葛塚」の地名の由来とされる小丘にあるのが、石動神社です。社殿は寛政8(1796)年の建築です。葛塚には古い神社建築がいくつか残っており、この石動神社と稲荷神社、開市神社は国の登録有形文化財に指定されています。
 こうした寺社建築とともに、街並みも昔の面影を伝えている場所があります。例えば、大口町は比較的細い道の両側に、町屋が今も立ち並んでいます。町歩きの中ではこの大口町や本町などの古写真も用意して、町の変化の様子を確認しました。
 葛塚の町中からやや足を伸ばして、北区郷土博物館も見学しました。5月にリニューアルがあったということで、学芸員の方に新しい展示の様子について解説をしていただきました。展示の中に「北辰隊」に関する資料がありました。「北辰隊」は下興野新田の庄屋遠藤昭忠が結成し、戊辰戦争で新政府軍に属して戦った農兵部隊です。遠藤家は庄屋を務めたこともあり、石動神社の碑や開市神社の昭忠像など葛塚の各地に史跡があります。
 その他、町中を歩いてみますと、本町が常盤町より少し標高が高いのに気付いたり、本町の一角に葛塚蒸気乗り場の看板があるのに気付いたりと、歩きではないと見落としてしまいそうな発見もありました。
 今回は初めこそ曇りでひんやりしていましたが、途中から晴れて暖かくなりました。また、北区郷土博物館の博物館祭りや葛塚市などイベントも恵まれました。今回は9名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。興味のある方はどうぞファンクラブへご入会・ご参加ください。

■ 2015年10月 ■

古文書講座
2015年10月31日(土) 
古文書入門講座が終了しました

全5回にわたった古文書入門講座が終了しました。後半の3回は江戸時代の新潟市域の町や村の文書、川村家文書「市中風俗書」、『北越奇談』をテキストとして読みました。くずし字のみではなく、活字を使って古文書の文体に慣れるための勉強もしました。
中には難しい文章もあったかとは思いますが、悩んで答えを探すことも一つの勉強ですので、参加者の方にはこれをきっかけに粘り強く続けていただきたいと思っています。

ボラフェス ボラフェス
2015年10月12日(月) 
みなとぴあボランティアフェスティバル

みなとぴあボランティアによる一大イベント、ボランティアフェスティバルが今年も開催されました。
雨が降ったり止んだりのあいにくのお天気でしたが、そんな中で来館してくださったお客様に、感謝の気持ちで対応させていただきました。とくに、通常開放していない旧新潟税関庁舎の塔屋の見学会は、年に2回だけの貴重な機会とあって、今回も県外のお客様含め大勢の方にご参加いただきました。(なお、次の塔屋見学は来年5月の予定です!)
当館のボランティアは、日頃から敷地ガイドツアー・常設ガイドツアーを行っており、またほぼ毎週の土・日曜日に本館1階たいけんのひろばで開催される体験プログラムでサポート活動を行っています。フェスティバルはその活動の見本市のようなものともいえます。
ボランティアは、どうしたらお客様に喜んでいただけるか、みなとぴあをよりいっそう楽しんでいただけるか、常に考え、また話し合いながら活動を行っています。そのような日々のガイド・サポート活動やイベント、そして来年のフェスティバルにも、ぜひまたどうぞご参加ください!

史楽講座 史楽講座
2015年10月4日(日) 
平成27年度史楽講座「中世越後を語る」第2回

平成27年度史楽講座の第2回目が行われました。
今年度は「中世」がテーマですが、2回目は上越市公文書センターの福原圭一先生に「上杉謙信・景勝の文書を読み解く」と題して お話しをいただきました。講座では、上杉謙信と上杉景勝の出した書状を題材に、こうした古文書を書かれた文章ではなく、様式から読み解く方法をお話しいただきました。
例えば上杉謙信や景勝の花押(サイン)に注目すると時代や用途(公用か私用か)によって形が変わっていること、花押の中に「長」や「久」の字が隠れていることなどがわかります。そのほか、印章や文書の折り方、筆跡(祐筆が誰か)なども分析していくと、それぞれ意味を読み取ることができます。古文書が展示されていると、つい何が書かれているかに目が行きがちですが、文書の様式という新たな魅力を発見できる鑑賞の方法を教えていただけた講座でした。次回は12月13日(日)に新潟県立歴史博物館の前嶋敏先生から「資料からみる中世越後の祈り」と題してお話しをいただく予定です。

古文書
2015年10月3日(土)古文書入門講座「新潟の古文書をよむ」がはじまりました。

古文書にふれ、その読解を楽しむことを目的とする全5回の古文書入門講座です。初回、2回は古文書をよむための基礎的な事項を、3〜5回は新潟につたわる古文書を教材にして歴史的な背景を踏まえつつ紹介する予定です。次回もよろしくおねがいします。

■ 2015年9月 ■

講座
2015年9月27日(土)博物館講座「戦争下の新潟市と市民生活」開催

企画展で「戦争とくらし」展が開催されていることもあり、副館長伊東が資料整理などで最近目にした資料をもとに、あまり語られることのない戦時下の新潟のくらしの断片をお伝えしました。最初は運輸省の資料にもとづいて多くの人を動員した昭和20年春の新潟港の荷役力増強計画について、次に港湾での防諜組織結成のことと防諜のために写真撮影が制限されていたこと、次に国民学校長が児童にした訓示と卒業式での児童の送辞・答辞、最後に町内会、職場や学校で繰り広げられた国民貯蓄運動のことをお話ししました。これはくらしのほんの一部分にすぎませんが、戦争が市民一人ひとりの暮らしや考え方の隅々まで統制していたことをお話しました。55名の方が聴講してくださいました。

石臼 石臼
2015年9月20日(日)みなとぴあこども歴史クラブ「石臼でおだんごをつくろう」開催

こども歴史クラブ4回目のテーマは石臼です。石臼は穀物を粉にするための道具です。誰もが見たこと、聞いたことはあるけれども、触れる機会は殆どない道具です。今回はもち米を使って石臼を挽いてもらいました。石臼は重く、軽快に回るというものではありません。今回は実習で来ている新潟大学の学生たちにも加わってもらい、小さな子どもたちは、学生に手伝ってもらいながら、力いっぱい回しました。上臼と下臼の間から米の粉が出てくると、驚いた様子で見入っていました。粉をひき終えたら、みんなでつくった粉と市販のだんご粉を混ぜ合わせ、月見団子風の小さなお団子をつくりました。

■ 2015年8月 ■

古墳ワールド
2015年8月30日(日)講演会の開催と「古墳ワールド!」の閉幕

企画展「古墳ワールド!」の最終日に、講演会「はじめて学ぶ古墳」を開催しました。講師は高校で歴史を教える傍ら、NHK文化センターで古代史の講座を持つ川上真紀子さんです。今回の講演は、古墳に親しみ興味を持つことをねらいとしました。とかく専門的になりがちな古墳や考古学の話を、一般の方々にもわかりやすく説いていただくことをお願いしました。終了後、参加者の方から、「最終日でなく早く講演を開催してくれれば、展示もわかりやすく見ることができたのに・・・」とのご意見をいただきました。全くその通りです。なお、講演会には66名の方々が参加してくださいました。ありがとうございました。 この講演会をもって、企画展は終了です。古墳に興味をもたれた方は、ぜひお近くの古墳を訪ねてみてください。

夕涼みコンサート
2015年8月23日(土)午後6:00〜8:00みなと・しもまち・川祭り2015実施報告  天候:晴

 今年も、新潟北部開発協議会青年部と博物館が協力して「みなと・しもまち・川祭り2015」を開催しました。
日没とともに、近隣の福祉施設や保育園、当館の体験広場でつくられた手作りの灯籠のほか、当日参加された方が塗り絵をした灯籠も流され、旧税関庁舎・博物館本館周辺が幻想的な雰囲気に包まれました。
 参加者は600人ほどで、ご家族で来られた方が多かったようです。暑さが引けた夕暮れ時から旧河道に浮かべた灯籠を眺めながら、過ぎゆく夏のひと時をゆっくりと楽しみました。

講座
2015年8月23日(土)博物館講座「新潟の盆踊りについて」

 お盆も過ぎた本日、新潟の盆踊りについて、江戸時代から現在までに至る歴史的な変遷について報告しました。江戸時代、新潟で踊られていた盆踊りは、「蜑の手振り」をはじめとする絵画資料をみると、一般にイメージされる輪踊り形式ではなく、人々が仮装し自由な手振りで踊っていたこと、現在新潟の盆踊りとしてポピュラーな「新潟甚句」「佐渡おけさ」等は鈴木節美氏の貢献が大きいことをお話ししました。
当日は40名程の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
 次回、博物館講座は、当館副館長伊東による「戦争下の新潟市と市民生活」(9月27日開催)です。9月12日(土)から「戦争とくらし展」も開催しますので、ぜひご参加ください

夕涼みコンサート
2015年8月22日(土)午後6:00〜7:40夕涼みコンサート実施報告  天候:曇

  歴史博物館(みなとぴあ)と地元「新潟下町を良くする会」の主催で、「夕涼みコンサート」が開催されました。
朝方は雨が降っていたため、コンサートの開催が心配されましたが、吉江会長がてるてる坊主を逆さまに吊るしておいた効果でしょうか。夏のコンサートは2年ぶりに行うことができました。
 今年は「水都(みなと)にいがたスタンプラリー」も初めて開催され、8月21日(金)〜8月23日(日)に開催される「新潟みなと水遊記」の催し物に3つ参加し、スタンプを集めると抽選で豪華賞品がもらえるというものです。歴史博物館としては、「夕涼みコンサート」のほか「みなと・しもまち・川まつり」、企画展「古墳ワールド!」もこのスタンプラリーに参加しているため、この期間にみなとぴあに来るだけで、スタンプが3つ集めることができるという何ともお得な企画です。
 さて、今年のコンサートは新潟葦原吹奏楽団さんの親しみやすい音楽から始まり、 NEW GOTTA WINDSさん、ウクレレサークル・プレアさん、シティブラス越後さんの4団体が出演し、どの団体の方々もみんなが楽しめる曲を選曲されていたので、約400名の観客は、美しくライトアップされた博物館本館を眺めつつ、川風に吹かれながら音楽を堪能されました。

古墳のペーパークラフト
2015年8月15・16日(土・日)古墳のペーパークラフト

企画展「古墳ワールド!」の関連企画として、古墳の立体模型を作る、ペーパークラフトを行いました。用意した古墳のシートは前方後円墳の菖蒲塚古墳(あやめづかこふん)・前方後方墳の山谷古墳(やまやこふん)・円墳の古津八幡山古墳(ふるつはちまんやまこふん)の3点。いずれも新潟市に所在し、新潟県を代表する古墳です。古墳の等高線に沿って紙の板をカッターで切り抜き、それを順番に貼り合わせていくと、500分の1の古墳模型が完成します。今回は両日合わせ12人がチャレンジしました。細かな部分をカッターで切り抜くところにみなさん苦労していたようです。 なお、それぞれの古墳について知りたい方は、今月30日(日)まで開催中の本展にお急ぎください。

あかりづくり あかりづくり
2015年8月8日(土)、9日(日)たいけんプログラム「あかりづくり」

8月8日、9日のたいけんプログラムは「あかりづくり」でした。
このたいけんプログラムでは江戸時代以前に使われていた「灯明皿」の 仕組を利用した「行灯風灯明」を作りました。また、このたいけんプログラムでは 博物館実習の実習生とドイツからの留学生の大学生たちが指導員として参加しました。
「行灯風灯明」はガラス瓶の中にアルミ箔を支えにした灯心を入れて作るのですが、 作り方が少し難しいので、大学生たちが子どもたちに丁寧に教えていました。灯心は たこ糸を油に浸して作ります。油をしみこませている間に、子どもたちには瓶の周りに 巻いて飾る絵を描いてもらいました。1日目は油の浸み込みが足りない灯明もありましたが、 2日目には油をしっかり浸み込ませて安定した炎をつけることができました。
両日で14人の参加がありました。指導員として参加した大学生たちも、子どもたちへの教え方などを 学ぶ機会になったようです。

写生会 羽釜
2015年8月2日(日)ボランティア企画プログラム「第6回みなとぴあで絵を描こう」

 本館1階たいけんのひろばで、収蔵品を自由に描く写生会を行いました。
 毎年、みなとぴあの敷地で歴史的建造物や信濃川などの景観を描いていた「みなとぴあで絵を描こう」ですが、第6回目となる今回は収蔵品の写生にトライしました。たいけんのひろばに用意した収蔵品および展示してある資料からお気に入りの品を選び、自由に描いてもらおうという企画です。
 写生には難しそうな高機に挑戦する小学生や、じっくりと資料に向き合う年配の方、久々に絵の具を使ったというお母さんと多彩な色使いですてきな絵を仕上げるお子さんなど、大人も子どもも入り交じって、思い思いに絵を描いていただきました。ご参加くださった19名のみなさま、誠にありがとうございました。
 作品は8/9(日)まで、たいけんのひろばにて展示しています。無料で入れるスペースなので、ぜひこの機に遊びに来てください!

古墳探訪
2015年8月1日(土)夏休み!古墳探訪バスツアー

企画展「古墳ワールド!」の関連企画として、「夏休み!古墳探訪バスツアー」を実施しました。大型バスを仕立てて新潟市西区・西蒲区・秋葉区の古墳に向かいました。今回見学した古墳は新潟県を代表する古墳です。西区の緒立八幡山古墳は円墳ですが、県内では珍しい葺石が施されています。西蒲区の菖蒲塚古墳は史跡にも指定されている前方後円墳です。さらに同区の山谷古墳は前方後方墳で、前方後方墳としては県内最大です。ここまでの古墳を午前中に見学し、岩室温泉地区にある「いわむろや」さんで昼食をいただいてから秋葉区の古津八幡山古墳に向かいました。秋葉区に到着した頃には猛暑となっていました。古墳の麓にある「弥生の丘展示館」で事前勉強をし、古墳のある山に登りました。暑さが心配でしたが、皆さん元気に古墳をめざしました。古津八幡山古墳は円墳ながら県内最大級の古墳です。この頂上からは平野が一望できます。今回のツアーには小学生を含む20名が参加してくれました。

自然体験 自然体験
2015年8月2日(日)体験プログラム「親子で自然体験してみよう」

 みなとぴあの敷地で、身近な自然にふれる自ネイチャーゲームを行いました。
 このプログラムは新潟市ネイチャーゲームの会のみなさんによって実施されたものです。芝生の上を裸足で駆けまわりながらの昔あそびや、旧税関庁舎まわりの庭でさまざまな感覚を使って植物や虫の観察をしました。最後のしゃぼん玉遊びでは、ストローを使ったお馴染みのしゃぼん玉のほか、ストローに紙コップを組み合わせたものや針金にモールを巻いたもので、大きなしゃぼん玉づくりに挑戦。大きなしゃぼん玉が次々浮かぶと、たくさん歓声があがりました。
 午前中とはいえ快晴で非常に暑い中でしたが、冷たいタオルが配られたり氷水に手を浸したりもして、子どもたちは暑さをものともせず元気に楽しんでいました。たくさんのご参加、誠にありがとうございました。

■ 2015年7月 ■

講座
2015年7月26日(日)博物館講座「大庄屋制と豪農」

 博物館講座「大庄屋制と豪農――新発田藩領における格式獲得をめぐって」を開催いたしました。講座では、いわゆる「大庄屋格」を中心に、献金による格式獲得前後の豪農の動向、格式の地域での取り扱われ方とそれをめぐる争論を中心に検討しました。また、豪農の献金行動にたいする、大庄屋レベルの思想を見ました。暑い中、たくさんの方にご参加頂きありがとうございました。

ペン立て
2015年7月25・26日(土・日)円筒埴輪のペン立て作り

企画展「古墳ワールド!」の関連企画として、円筒埴輪の形をアレンジした素焼きのペン立てを作りました。新潟市東区の牡丹山諏訪神社古墳から新潟県で初めて円筒埴輪が見つかったことを機に、円筒埴輪に親しみ、かつ実用性も求めてこのイベントを企画しました。ペン立ての形は円筒埴輪ですが、実際のものより小さく作り、ペンが抜け落ちないよう、底も作りました。実際の円筒埴輪には底はなく土管のように空洞です。 できた作品は、後日焼き上げてお渡しします。25日は14人、26日は20人が参加してくれました。

三番組の纏 三番組の纏
2015年7月25日(土) 
湊祭復元事業イベント「三番組の山車」組み立てが無事終わりました。

当館では、文化庁「平成27年度地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」を受託して「湊祭復元事業」を実施しています。
 今回はその一環として、かつて新潟まつりに曳き出された三番組の山車(当館蔵)を、旧蔵していた本町通10番町町内会の方々、当館ボランティアスタッフの皆さんと一緒に組み立てました。
 この山車の本来の名称は「纏(まとい)」といいます。纏は江戸時代の湊祭の行列順を記した古文書にもみられる出し物です。今回組み立てた纏の製作年などは不明ですが、鶴に日の出の装飾は、江戸時代の纏を引き継いでいるものと思われます。
 ぜひご覧いただき、往時の祭り風情を感じてみてください。纏は当館一階エントランスホールに8月16日(日)まで展示しています。

古墳ワールド 古墳ワールド
2015年7月18日(土)企画展「古墳ワールド!蒲原の古墳」がはじまりました

 夏の企画展「古墳ワールド!蒲原の古墳」がはじまりました。 
 おととし埴輪の発見が話題となった牡丹山諏訪神社古墳の出土資料をはじめ、蒲原やその周辺地域の佐渡、魚沼などの古墳の鏡や玉、土器などを展示します。また、群馬県や福島県会津地域の古墳から出土した埴輪も展示します。
 牡丹山諏訪神社古墳を、蒲原やその周辺の地域と比べて考えることができる展示になっています。ナビゲーターのエチゴタケルとともに、皆さまのご来館をお待ちしています。

■ 2015年6月 ■

常設
2015年6月28日(日) 
常設展示室の資料を入れ替えました

常設展示室の川村修就関係の資料を入れ替えました。 
今回は川村修就書「水辺の柳」をはじめ江戸幕府老中水野忠邦や新潟県二代目県令楠本正隆の書など6点を展示していますので、是非ご覧ください。

こども歴史クラブ こども歴史クラブ
2015年6月21日(日) 
みなとぴあこども歴史クラブ「花押をつくってみよう」

こども歴史クラブ3回目のテーマは花押(かおう)です。「花押」とは今で言う「サイン」のことです。参加者には自分の花押をつくってもらうことを目標に、まず花押がどのようにデザインされているかヒントになる話しをしました。花押で多いのが自分の名前をデザインに組み込む方法で、漢字そのものを変形させてデザインしたものや、漢字のパーツを組み合わせたもの(例えば源頼朝は束+月)を紹介しました。また、動物や植物などをデザインに取り入れる方法(例えば鳥の形の花押を用いた戦国武将の事例)も紹介しました。
その後、参加者には自分の名前を使った花押をつくってもらい、色紙に清書してどういったデザインをしたのか発表してもらいました。参加した子どもたちもデザインにだいぶ悩んだようですが、武将に習って漢字を組み合わせたり、芸能人のようにアルファベットの筆記体を使ってみたりと個性的なデザインができ上がりました。

中世越後 中世越後
2015年6月14日(日) 
平成27年度史楽講座「中世越後を語る」が始まりました

平成27年度史楽講座が始まりました。史楽講座は毎回テーマを設定し外部講師を招いてわかりやすく語ってもらう、今年度から始まった講座です。
今年度は「中世」がテーマで、1回目は新潟大学の矢田俊文先生に「謙信登場への途(みち)」と題して お話しいただきました。講座では15世紀(1400年代)に村や城郭などから社会の変動がみてとれ、それが政治的な動き につながっていく概略をお話しいただいた上で、上杉房定や平子氏(たいらこし)といった武士たちの具体的な動きをお話しいただきました。上杉謙信らの戦国大名が登場してくる経緯を、より深く理解できるお話でした。
史楽講座は来年2月まで4回行われますが、2回目は10月4日(日)の予定です(一括申し込みのため、途中からの募集予定はありません。)

古墳部
2015年6月6日(土)みなとぴあ古墳部 第1回古墳見学会

今年度に発足した「みなとぴあ古墳部」の1回目の古墳見学会は、「バスで行く"西蒲区+αの古墳めぐり"」と銘打って実施しました。新潟駅南口を午後12時に出発し、新潟市の西蒲区の古墳を半日でめぐるツアーを予定していましたが、諸事情により一部西区の緒立八幡宮古墳に変更し、緒立八幡宮古墳(西区)→菖蒲塚古墳(西蒲区)→山谷古墳(西蒲区)→新羅王の墓(燕市)を見学するツアーになりました。古墳の詳細については、新羅王の墓を除き、7/18から始まる当館の企画展をご覧ください。  なお、ツアータイトルの「+α」が燕市の新羅王の墓です。まだ古墳であるとは断定されていませんが、前方後方墳らしい形をしています。最後にこの地を部員と確認し、帰路につきました。第1回目の見学会には24名の部員が参加してくれました。

■ 2015年5月 ■

糸紡ぎ
2015年5月23日(土)・24日(日) 
たいけんプログラム「糸紡ぎしてみよう」

2日に渡って、糸車を使った糸紡ぎのプログラムを行いました。民話にもあるたぬきの糸車でもおなじみの道具ですが、どんな仕組みで綿から糸になるのか、知らなかった人も多く、実際に体験してもらいました。はじめのうちは、まったく糸にならず、撚りがかかりすぎたワタの固まりをつくっていたこどもたちもしばらくすると、糸らしきものがつくれるようになりました。フワフワとしたワタが少しずつ引き出され、撚りがかかって糸に変わっていく、という様子はこどもたちにとって新鮮な体験だったようでした。また、自分で育てた綿があるので、糸紡ぎをマスターして、自分の綿を糸にしたい、と参加された大人の方もおいででした。1時間と短い時間でしたが、参加者たちは真剣なまなざしで糸車と向き合っていました。

博物館講座
2015年5月24日(日) 
博物館講座「法眼浚明―「法眼」という位を得た新潟の絵師」

今年度最初の博物館講座は、新潟の絵師五十嵐浚明(いからし しゅんめい)について、当館学芸員の中村がお話しさせていただきました。
江戸中期に生きた五十嵐浚明は、その作品の多くに「法眼(呉)浚明」という落款を残しています。「法眼」とは、本来天皇から僧侶に与えられる僧位で、それを得ることは公的なお墨付きを得ることであり、大きなセールスポイントになったと考えられます。具体的な手続きを見ると、自己申請で公卿の書類審査を受けるものであり、画力はもちろんですが何より人脈が不可欠で、当時の絵師たちの制作以外の仕事ぶりが伺えます。
しかし上記のことを踏まえれば、作品への評価がそのまま位を得ることにつながるわけではない様子。果たして浚明の作品への評価の実際はどうなのでしょう?史料をあたってみると、出版されたある絵師番付では「大関」の評価が与えられているなど、多彩な絵師が活躍した当時の京都でもなかなか人気があったことが分かりました。ただし、浚明は45歳で帰郷後、新潟を出ることはなかったといいます。新潟在住で名声を博した浚明の謎に、講座に参加された方々も興味を持っていただけたのではないかと思います。
次回の博物館講座は、木村一貫学芸員による「シリーズ《新潟の美術》戦争と美術」です。どうぞお楽しみに。

木簡
2015年5月17日(日) みなとぴあこども歴史クラブ
「古代の役人の仕事をたいけんしよう〜木簡いろいろ〜」

こども歴史クラブ2回目のテーマは木簡です。最初に、習書木簡にならって、参加者が今いちばん難しいと感じている字を練習しました。また、付札木簡をまねて、自分が都に品物を送るなら何を送るか、を考えて付け札を書きました。新潟らしいものとしてこどもたちが考えたものは「米」「お酒」をはじめ、「越後姫(いちご)」「笹団子」など、古代に都に運ばれたものとは一味違うものもありました。

木簡 木簡

万葉仮名のカードゲームでひらがな・カタカナのもとになった字で楽しく遊んだ後は、封緘木簡の工夫をたいけんしました。それぞれが1組の封緘木簡を手にして、自分の封緘木簡以外の木簡でぴったりあうものがあるかどうか、まわりの人のものを借りて調べてみました。やはり自分のものだけがぴったり合うということが分かった後、紐を巻いて、しるしをつけて封をしました。墨と筆で木に字を書く、難しい漢字を書くなど、特に低学年のこどもたちには少々難しい内容でしたが、珍しい体験だったのか、楽しんでもらえたようでした。次回6月はオリジナルの花押をデザインする活動の予定です。

旧税関展示
2015年5月17日(日) 
旧新潟税関庁舎で風景画の小展示

旧新潟税関庁舎を利用した「minimum-installation(ミニマム・インスタレーション)」の10回目として、新潟の風景画を、本日17日から5月31日(日)まで展示します。「ミニマム・インスタレーション」とは、国の重要文化財「旧新潟税関庁舎」を活用したささやかな展示プロジェクトで、建物の公開と保存、調和をはかりながら、展示点数を最小限におさえた空間構成の試みです。今回ご紹介する風景画は、昭和49年度から29年間にわたって「新潟市郷土資料館」で毎年開催された「現代新潟風景画展」の出品作品です。展示構成は、新潟大学の博物館学実習生たちが展示方法の勉強として計画したものです。今でもみられる新潟らしい風景や、今は失われてしまった懐かしい風景などをお楽しみください。

もめん もめん
2015年5月16日(土) 
みなとぴあ もめん部 今年も活動始めました

活動開始から4年目を迎えたもめん部、今年度もこの日から活動をはじめました。今年の目標は自分たちで紡いだ木綿糸を経糸に使って、白木綿を織る、ということにしました。初年度から活動している部員と、初参加の部員とがいっしょになって、糸車で糸紡ぎをしました。なかなかうまくいかない初参加の部員に対して、「最初はこんなもんよ。そのうちにできるようになりますよ。」とベテラン部員がコツを伝えている様子が見られました。
また、本格的な機織りの活動に向けて、「トケグルマ」や「トンボ」など機織りに関する道具を実見しました。部員は随時募集しています。興味のある方はみなとぴあまでお問い合わせください。

かぶと
2015年5月5日(火) 
たいけんプログラム「かぶとを折ってみよう」

こどもの日、端午の節句ということで、大きな紙をつかって、かぶとをつくるプログラムを開催しました。このかぶと、見た目も立派ですが、作り方も少々難しいものでした。たくさんの親子連れが参加してくれました。自分でかぶとをつくる人もいれば、お父さんお母さんにかぶとを作ってもらったひともいました。
ボランティアスタッフに折り方を教えてもらいながら作りました。形が出来た後、お好みで、直江兼続の愛の前立てにならって、愛の字の飾りをつけ、自分の好きな色にカスタマイズしました。できあがったかぶとをかぶってご満悦のみなさんでした。

塔屋見学会 塔屋見学会
2015年5月5日(火) 
「塔屋見学会」開催!

みなとぴあの敷地内にある旧新潟税関庁舎は、明治の新潟港開港にあわせて建てられた建物で、無料で見学することができます。今日は、普段公開していない2階部分の「塔屋」を、ボランティアガイドの案内とともに見学していただきました。塔屋へと登る階段は非常に急な造りになっていて、お客様はもはやアトラクションのように面白がりながら登ってくださいました。登り切った塔屋の眺めはいかがだったでしょう?次回は秋、10月11日(日)の公開を予定しています。ぜひご参加ください。
また、「まちあるき」や「クイズラリー」、「体験プログラム」も同時開催しました。晴れて気持ちの良い風が吹く中、多くの方にご来場いただきました。誠にありがとうございました。

こいのぼり こいのぼり
2015年5月3日(日) 
たいけんプログラム「こいのぼりをつくろう」

ゴールデンウィークが始まりました!今日はこいのぼりと風車(かざぐるま)を作りました。
5月5日端午の節句に飾るこいのぼりは、男の子の健康と出世を願った江戸時代の風習です。こいのデザインはそれぞれ自由で、しっかりウロコが並んだものや、ポップにハートが散らされたものなど千差万別。みなとぴあではさらに風車もつくって取り付けるので、風を受けると空中を泳ぐこいとともに、カラフルな羽がくるくるまわっていっそう楽しめます。完成すると、たいけんのひろばは走り回る子どもたちで一気ににぎやかになりました。
連休中は体験プログラムを連日開催予定。明日は「紙コプター」を作ります。どうぞお楽しみに!

■ 2015年4月 ■

実験 実験
2015年4月25日(土)・26日(日) 
たいけんプログラム「日光写真であそぼう」

初夏の陽気となったこの週末、たいけんのひろばでは日光写真で遊びました。まずは、あらかじめ準備してあった種紙を使って実験をしました。種紙と印画紙をセットして、芝生広場で日差しの強いところを探して、しばらく置いておきます。1分もすると色が変わっていました。
実験して、仕組みが分かった後は、透明のシートに黒い油性ペンを使って、オリジナルの種紙作りをしました。参加者たちはジバニャンやコマさん、ウサギさんなど、今人気のキャラクターを描いたり、名前を書いて、オリジナル日光写真を楽しみました。

アイスブレーク
2015年4月19日(日) 
みなとぴあこども歴史クラブ   「ミニチュア土偶をつくろう」

今年度から始まった「みなとぴあこども歴史クラブ」は小学生を対象に、毎月第3日曜日に集まって、歴史体験をしよう、というクラブ活動です。第一回目はミニチュア土偶をつくりました。土偶についてのお話を聞いた後、思い思いの土偶をつくりました。土偶は女性をかたどったものですが、今回は、生き物をテーマに土偶をつくりました。縄文人がつくったように、おなかの大きな女性を作った人、かわいいウサギやネコを作った人など、ユニークなモノができました。形作ったあとは、外に出て七輪で焼成しました。

説明 作る

焼きあがりを観察しつつ、待っている間に、縄文人クイズを行いました。縄文人の寿命や身長、食べ物など、発掘調査からわかっていることを3択のクイズ問題を出題しました。参加者たちは、自分たちの今の生活と比較しながら、想像を膨らませて答えを選び、答え合わせで大いにもりあがっていました。
30分ほど乾燥させた後、土偶を炎の中に入れて焼きました。取り出すと真っ赤になった土偶の様子に歓声が上がって いました。
次回はさまざまな木簡の使い方を体験する「古代の役人たいけん」です。

紙けん玉 ぶんぶんゴマ
2015年4月12日(日) 
たいけんプログラム「むかしのあそび 紙けん玉・ぶんぶんゴマ」

ボランティアスタッフが中心となり、「紙けん玉」と「ぶんぶんゴマ」を作って遊びました。
紙けん玉は、厚紙を使って簡単に作れます。あたっても痛くないので安心です。また、まわりを色紙やペンで好きなデザインに仕上げることができます。ぶんぶんゴマも厚紙で作れる遊び道具で、正方形の厚紙に好きな模様を描いて、中心に糸を通すだけ。両端を持って回転させることで糸をねじり、あとは引っ張っては緩めるという動作を繰り返すと、ゴムのように伸び縮みして回転し続けます。すると中央のコマ(厚紙)が高速回転して、不思議な円模様が浮かび上がるのです。これは癖になりますよ。
今日はお花見日和で、たくさんの方がみなとぴあに遊びに来てくれました。プログラムにご参加くださった38名のみなさま、誠にありがとうございました。

◇ 過去のTopics ◇

 

>>最新の記事

2017年度

2018年3月
2018年2月
2018年1月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年9月
2017年8月
2017年7月
2017年6月
2017年5月
2017年4月

2016年度

2017年3月
2017年2月
2017年1月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年9月
2016年8月
2016年7月
2016年6月
2016年5月
2016年4月

2015年度

2016年3月
2016年2月
2016年1月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年9月
2015年8月
2015年7月
2015年6月
2015年5月
2015年4月

2014年度

2015年3月
2015年2月
2015年1月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年9月
2014年8月
2014年7月
2014年6月
2014年5月
2014年4月

2013年度

2014年3月
2014年2月
2014年1月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年9月
2013年8月
2013年7月
2013年6月
2013年5月
2013年4月

2012年度

2013年3月
2013年2月
2013年1月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年9月
2012年8月
2012年7月
2012年6月
2012年5月
2012年4月

2011年度

2012年3月
2012年2月
2012年1月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年9月
2011年8月
2011年6月
2011年5月
2011年4月

2010年度

2011年3月
2011年2月
2011年1月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年9月
2010年8月
2010年7月
2010年6月
2010年5月
2010年4月

2009年度

2010年3月
2010年2月
2010年1月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年9月
2009年8月
2009年7月
2009年6月
2009年5月
2009年4月

2008年度

2009年3月
2009年2月
2009年1月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年9月
2008年8月
2008年7月
2008年6月
2008年5月
2008年4月

2007年度

2008年3月
2008年2月
2008年1月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年9月
2007年8月
2007年7月
2007年6月
2007年5月
2007年4月

2006年度

2007年3月
2007年2月
2007年1月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年9月
2006年8月
2006年7月
2006年6月
2006年5月
2006年4月

2005年度

2006年3月
2006年2月
2006年1月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年9月
2005年8月
2005年7月
2005年6月
2005年5月
2005年4月

2004年度

2005年3月
2005年2月
2005年1月
2004年12月
2004年11月
2004年10月
2004年9月
2004年8月
2004年7月
2004年6月
2004年5月
2004年4月