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◇ 2012年1月〜3月のトピックス --Topics-- ◇

■ 2012年3月 ■

プログラムの様子
2012年3月24日(土) 万葉仮名に親しもう

 この日のたいけんプログラムは「万葉仮名に親しもう」でした。
 万葉仮名は、ひらがなやカタカナのもとになった漢字です。
 そこでまず、カタカナとそれに対応する万葉仮名とを比較できる表を見ながら、万葉仮名のどの部分がカタカナになっているのかを考えました。
 次に、一文字ずつ万葉仮名が書かれたカードを使ってゲームをしました。

プログラムの様子

 これは参加者が1枚ずつカードを回しながら同じ行の5文字を揃えるゲームで、だんだんと万葉仮名に慣れてきた子どもたちは、揃ったカードを見ながらすぐに万葉仮名と音が結びつくようになっていました。
 その後は、問題に万葉仮名で答えたり、万葉仮名で書かれた司令を読みといたりして遊びました。
 最初はみんな50音の表とにらめっこしていましたが、最後は簡単に読めるようになりました。

講座の様子
2012年3月18日(日) 館長講座「日本海海域の古代史と越後」
第4回「日本海地域における古代のコシ」

  館長講座第4回(最終回)は、当館の小林昌二館長の登場です。
 今年の館長講座は、日本海の対岸や北方地域とコシ地域とをズームアップする形で開かれた辺境というべき近年の研究成果を、各講師の先生方が明らかにされました。これらの講義をふまえて、今回は、小林館長がコシ、特にコシノシリヘの地域的特色について現在の研究状況をお話ししました。
 今回の講座のキーワードでもあったクチ・ナカ・シリヘとは、前・中・後を意味します。
 現在のようにコシの国が「越」と表記されるのは、701年の大宝律令後のことであり、その前は「高志前・高志中・高志後」でした。こうした例は、日本の別の地域でも確認され、例えば、岡山・広島県の旧国名備前・備中・備後は、吉備道前・吉備中・吉備後に由来するそうです。
 高志後は阿賀北地方を指し、後に出羽(いでは。端とも表記)郡成立につながります。

講座の様子

 7世紀中葉に設けられた磐舟柵と考えられていた浦田山古墳(村上市)は、平成元年の新潟大学甘粕研究室の発掘調査で、竪穴系横口式石室の6世紀前半の古墳であることが分かりました。同型の古墳が同時期に若狭(福井県)や九州にあることから、柵設置の1世紀前に古墳が存在している意味を問い直す必要があるとされました。
 講義では、これを踏まえて『日本書紀』の再検討することによって、658年に日本海側のルートで北征した阿倍比羅夫の目的は、

  1. 秋田・能代の蝦夷を征伐すること
     (津軽・越辺(庄内と推定)の蝦夷が奈良飛鳥に参上し、饗応されているため)
  2. 遣唐使が北辺地域の事情を問われてその調査が必要になったことであること

の2点であることを明らかにし、「蝦夷」は日本海側各地に存在する小集団で、それらが対立関係にあったことを指摘しました。
 講義の最後に、渟足柵との関係についても、奈良飛鳥池遺跡の亀の石槽が皇極・斉明天皇の政治動向と深くかかわり、この亀(甕)を追究していくと、市内河渡・松崎の長者伝説にみえる伏せた甕の話に関わるのではないかと思って追究しているという、これからの研究上の見通しも語られました。
 多様な観点からコシ地域を照射してみるという意欲的な内容で、講義の時間に収まりきらないほどでした。この続きは、来年度の館長講座に引き継がれます。
 ご参加くださいました皆さま、ありがとうございました。

講座の様子
2012年3月17日(土) たいけんプログラム「さらさら砂絵」

今回のたいけんプログラムは、たいけんのひろばボランティアの実践研修として行いました。4月からの活動開始に向けた研修の一環として開催しました。ボランティア研修生は、来館者のみなさんにプログラムを楽しんでもらえるよう、プログラムの準備や事前勉強を行い、本番に臨みました。最初はぎこちなかった研修生たちも、プログラムの進行とともに、笑顔が見られるようになりました。来館者からも笑顔が見られ、楽しいプログラムとなりました。参加して下さった来館者のみなさん、ありがとうございました。ボランティア研修生も4月からボランティアスタッフとして本格的に活動を始動します。今後ともよろしくお願いいたします。

講座の様子
2012年3月10日(土)・11日(日) たいけんプログラム トンボ玉をつくろう

この日のたいけんプログラムはトンボ玉と呼ばれるガラスビーズを作りました。ガラスビーズは装飾具として用いられ、古墳などから副葬品として出土します。ガラスは加熱し加工しますが、その様子を知ってもらえるよう、ガスバーナーを使ってトンボ玉を作りました。
ガスバーナーでガラス棒を熱しながら、ガラスを溶かします。ステンレス棒に溶けたガラスを上手に巻きつけ、火であぶりながらガラスの形を整えます。ガラスの熱を冷まして、ステンレス棒から抜き取って完成です。火を使う作業を伴うので緊張しますが、ガラス棒を加熱すると先端が徐々にやわらかくなってくる様子を目の当たりにすると驚きの声があがっていました。また、1つ完成すると、2つ目、3つ目のトンボ玉づくりに挑戦したくなるようで、「もう一つやってもいい?」という声がよく上がっていました。

講座の様子
2012年3月11日(日) 館長講座「日本海海域の古代史と越後」
第3回「コシ地域におけるサドとシリヘ」

 館長講座第3回は、浅井勝利氏(新潟県立歴史博物館専門研究員)をお迎えしました。
 前回までの講座では、ロシア沿海州や朝鮮半島東北部や北海道〜東北地方など、広いエリアからコシ地域の歴史的性格を考えてきましたが、今回はコシの中の「佐渡」の境界性をテーマにお話ししてもらいました。
 まず、コシにおける越後国の形成過程を概説したあと、文献や木簡など、様々な史資料に見える「コシのエミシ」―コシのはずれである越後佐渡に住んでいる蝦夷の姿と、城柵で展開される朝貢と饗応の事例を、具体的にお話し下さいました。そして、「佐渡は北の果て?」「佐渡の人は凶暴?」などという刺激的な見出しで、佐渡が日本の北の境界であること、佐渡は辺境警備を担う重要な土地であったことなどを紹介しました。

講座の様子

 そして、古代の都と越後佐渡、北陸道の位置付けを、時間軸を平安時代にまで拡大して、日本の古代社会における東西南北の境界とその外の「化外」=蕃〜野蛮の世界、中国の中華思想を周辺の「蕃」地域で模倣する日本の「小中華思想」の展開などを、都人の越後佐渡などに対する地理感覚の問題として模式化して紹介されました。
 全国的な視野から古代の越後・佐渡の地域感覚を捉えなおす新鮮な講演でした。来週は今回までの講師からの問題提起に応えるべく、館長が講演し、講座をまとめます。
 ご参加下さった皆様ありがとうございました。

■ 2012年2月 ■

講座の様子
2012年3月4日(日) 館長講座「日本海海域の古代史と越後」
第2回「北方世界とコシ―交流の視点」

 館長講座第2回は、鈴木靖民氏(國學院大学教授・横浜市歴史博物館長)をお迎えしました。
 先生は北海道のご出身で、日本古代国家成立史研究の第一人者であるとともに、東北〜北海道地域から渤海に至る、古代の北日本〜北方社会研究の専門家でもあります。

小林館長と鈴木先生

 今回は日本海を通じて北海道・北東北からコシ(越後・佐渡)を見るという視点で、「北方世界とコシ―交流の視点」と題して御講演いただきました。
 まず、コシ(越後・佐渡)と北方世界を結ぶものとして、新潟県内における続縄文土器の出土例と、4〜8世紀の文献に見える交流の姿などから、「渡島」は北海道と見られること示しました。そして、古代の北海道の特徴は擦文文化とオホーツク文化から構成されており、オホーツク文化圏の海民が海獣を追って佐渡付近までやってきていること、擦文文化における「カマド付き竪穴住居」の日本海地域への展開、柵の北進による秋田城における渡島蝦夷(エミシ)の朝貢、防御性(囲郭)集落が海峡を跨いで北奥へ拡大し、それとともに北海道独特の交易品が流通するようになる過程や、祭祀のため擦文土器に刻まれた文字と佐渡や秋田などから出土した土器に共通する文字のことなどをお話しされました。
 北海道の次は、北奥(青森)地域そして出羽(秋田)地域の特質とコシ(越後・佐渡)との交流です。北海道の事例同様、祭祀や交易・経営拠点の視点から様々な遺跡(群)や出土遺物の特徴を分析され、官衙遺跡にみられる出土檜扇などからわかる律令制社会との接触を通じて北奥に取り込まれる中央の祭祀儀礼、安倍氏等の在地勢力の支配と国司の交流、8〜11世紀にかけてみられるバケツ型平底深鉢型製塩土器の津軽から日本海沿岸地域への展開例など、津軽(外ヶ浜)からコシ(越後・佐渡)への伝播ルートの設定を紹介されました。そして、北方世界との交流におけるコシ(越後・佐渡)の歴史的性格とは、古代王権・国家の最前線にして、北方と都との中継地点であるとともに、中央に対する周辺であって辺境でない地域の特色が色濃く表れるとされました。
 鈴木先生は、難しい最先端の学説とそれに対する見解を、ユーモアを交えながら、豊富な実例を用い、約100名の受講者のみなさんに噛み砕いて話して下さいました。
 最後に、先日の大雪での影響で駐車場の一部が使えず、お車で来館された方には御不便をおかけしたことをお詫びします。

プログラムの様子 プログラムの様子
2012年3月3日(土)・4日(日)
体験プログラム「からくり屏風をつくろう」

 3月最初の週末は、「からくり屏風をつくろう」というプログラムを実施しました。からくり屏風とは屏風のように6枚の厚紙をつなぎあわせたもので、端を持って手首を返すとパタパタと厚紙がひっくり返り、最初見えなかった裏面が現れるものです。江戸時代にはすでにおもちゃとして流行していました。現在でも「かわり屏風」といったり、「パタパタ」「ペタクタ」といった様々な名前で、むかしのおもちゃとしてよく見かけます。
 今回のプログラムでは、6枚の厚紙を紙テープでつなぎあわせる作業と、できあがった屏風に絵を描く作業を行いました。厚紙がパタパタと動くようにつなぐには紙テープを交差させて貼り付けなければならず、簡単な仕組みのようでなかなか複雑な作業でした。それでも、大人も子どもも一生懸命になって取り組んだため、参加された方全員がパタパタと見事なからくり屏風を作ることができました。そこに絵を描くことで、さらにオリジナルあふれる作品が出来上がりました。

博物館講座 博物館講座
2012年2月26日(日)
博物館講座「新潟の海防と農兵隊」を開催しました

 今年度最後の博物館講座がひらかれました。
 この日の講座は「新潟の海防と農兵隊」と題して安宅(当館学芸員)がお話しました。
 近世後期から幕末にかけての新潟周辺の海岸防備の状況を、当館所蔵の史料などを参考に概観しました。後半は幕末期に取り立てられた「農兵」についてお話しました。「農兵」とは何なのか、どのように「農兵」を運用していたのか、といったことについて、新発田藩を事例に戊辰戦争前の訓練やそれに必要な訓練所や銃器の調達を中心にお話しました。
 会場に来られた70名のみなさま、ご静聴頂きありがとうございました。
 来年度は5月に第一回を開催する予定です。来年度の博物館講座も、ぜひお越しください。

新収蔵収蔵 新収蔵収蔵
2012年2月25日(土)
企画展「新収蔵品展・収蔵品展-戦争の記憶-」

みなとぴあでは、新潟の歴史文化にかかわる多くの資料を収蔵・管理しています。そのなかには市民のみなさまから寄せられた資料も数多く含まれます。今年度も多くの方から資料をご寄贈いただきました。これらの新収蔵品をより多くの方々にご覧いただくために新収蔵品展を開催いたします。
また同時に収蔵品展を開催します。今回収蔵品展のテーマは「戦争の記憶」です。戦争の時代を市民がどのように生きたのか、戦争をどのように体験したのか、資料からたどります。会期は4月1日(日)までです。ご来館をお待ちしております。

砂絵1 砂絵2
2012年2月25日(土)・26日(日)
たいけんプログラム「さらさら砂絵」

この日のプログラムは、みなとぴあの定番プログラムとなった砂絵作りです。この日は、小針浜の砂を使って砂絵をつくりました。小針浜の砂にアクリル絵の具を適量混ぜて色砂をつくります。しかし、思っていたような色になりません。ここで、小針浜の砂は少し黒っぽいということに気が付きました。
砂絵に必要な色砂をいくつもつくってみると、淡い色はグレーがかった色になり、濃い色は強く発色していました。これを踏まえてオリジナルの砂絵が完成しました。既製品のものとは違う、不思議な色あいの砂絵ができあがりました。

小林館長と小嶋先生
2月19日(日) 館長講座「日本海海域の古代史と越後」
第1回 「コシのクチ・ナカ・シリヘと日本海海域〜「コシ」は王権の境界領域」

 本日より本年度のみなとぴあ館長講座がはじまりました。今年は、「越後国」の境域が確定してから1300年目に当たります。そこで今回は、新潟と日本海域の各地域との交流をテーマとしました。
 第1回は小嶋芳孝氏(金沢学院大学教授)をお迎えし、6・7世紀の福井県域から新潟県に渡る「コシ」地域と、北海道からロシア沿海州、そして朝鮮半島及び隋・唐時代の中国との交流を考えるという壮大なお話をいただきました。
 前近代の人々は、北海道以北の土地は大陸と繋がり、朝鮮半島北部世界と接しているという地理感覚をもっていたこと、越国守阿部比羅夫は能登を拠点として北方遠征に出陣し、渡嶋(北海道)で粛愼(みしはせ)と遭遇したと考えられること、それは、日本では採掘しない錫製品の北日本地域における出土分布からわかること、高句麗や靺鞨(まっかつ)などの朝鮮半島東北部の諸勢力が、日本との交流・交易を求めてコシ地域にやってくる背景には、当時の中国(隋・唐)と朝鮮半島(高句麗・新羅・百済)情勢の最前線であったことが大きく影響していることを、現地の遺跡や出土資料の考察などから解き明かすという、大変刺激的な講演でした。サハリンのほか、北朝鮮やロシア沿海州の現地の遺跡の様子など、実際に足で歩いた調査の成果がふんだんに紹介されていました。小林館長もこれに呼応して新説を披露されると思いますので、お楽しみに。
 今年の館長講座は大変多くの応募があり、抽選とさせていただきました。次回は3月4日(日)です。天候の悪い中お集まりくださいました皆さま、小嶋先生、ありがとうございました。

押し絵1 押し絵2 押し絵3
2012年2月18日(土)
たいけんプログラム
「押し絵のおひなさまづくり」

毎日のように雪が降っていますが、暦の上ではもう春、桃の節句もまもなくです。この日は押し絵細工のおひなさまをつくりました。
押し絵とは、羽子板の飾りなどに用いられる技法で、絵柄の型紙をパーツごとに切り分け、その型紙に綿をのせ布でくるみ、立体感のある絵にするものです。今回は着なくなった洋服の布や中綿などをつかって、エコなおひなさまづくりになりました。
ボランティアスタッフ指導のもと、作り方のポイントなどを聞きながら作り進めます。お内裏様とお雛様の衣装となる布選びには、色合わせをしたり、柄の位置を考えたり、と参加者一同真剣なまなざしです。1時間半かけて、それぞれのおひなさまが完成しました。おひなさまを飾る食品ケースにも、いろいろな飾り付けをする人もあり、かわいらしいもの、はなやかなもの、ができあがりました。

会場の様子
2012年2月12日(日)活動展示「伝える」閉幕

 今日、活動展示2011「伝える」展が閉幕しました。今回の活動展示では、13回(連続イベント合わせると15種23回)のイベントを開催しました。 イベントは全学芸員が担当し、それぞれの関心や活動の成果を反映した多種多様な内容にだったと思います。 幸い、いずれも熱意ある参加者に集まっていただき、作業でも意見交換でも活気あるイベントとなりました。 活動展示2011「伝える」は3,438人の方に観覧頂きました。来館下さったみなさま、ありがとうございました。

>>活動展示2011「伝える」のページ

イベントの様子 イベントの様子
2012年2月11日(土)活動展示「伝える」イベント
「大公開!博物館の舞台裏」開催

 活動展示2011の最後のイベントとして、本日「大公開!博物館の舞台裏」を開催しました。これは、活動展示をおこなっている企画展示室をスタート地点として、普段入ることのできない博物館のバックヤードを見学する1時間のツアーです。22名の参加者の皆様には、様々な書誌資料のある書庫や、展示に必要な道具が揃っている展示準備室のほか、資料整理室や搬入口、燻蒸庫などをまわりながら、ご寄贈いただいたものが博物館の資料になるまでの過程をみていただきました。また最後におこなった収蔵庫の見学では、懐かしい生活道具に思いを馳せる方や、はじめて出会う資料を興味深そうに見る方などいろいろな反応がみられましたが、皆様に楽しんでいただけたようでした。
 これを機に、今まで以上に博物館を身近に感じていただければと思います。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

>>活動展示2011「伝える」のページ

イベントの様子 イベントの様子
2012年2月5日(日)活動展示「伝える」イベント
「民具が伝えること-唐箕から歴史を探る 2011-」

 今日は、民具を観察して、その構造や使用痕の意味を考えたり、複数の民具を見比べて情報を推測したりするイベントを開催しました。観察した民具は唐箕です。唐箕は、主に稲作で使われた農具で、脱穀調整具の一種です。
 まず、8人の参加者は、4台の唐箕をじっくり観察して、気づいたことや考えたことをメモしました。次に、それぞれの発見を報告し合いながら、それぞれの違いや共通点を検討しました。建具の様な造作で、職人の手作りのものと、工場的に大量生産されたものとの違いなど、様々な指摘がありました。
 最後に、4台の唐箕を見比べて、推測できることの一例として、2台が既知の「鳥原式」という唐箕と似ており、製作者が同じ唐箕の共通点と他の産地の唐箕との違い等を検討しました。ご参加ありがとうございました。

>>活動展示2011「伝える」のページ

イベントの様子 イベントの様子
2012年2月4日(土)活動展示「伝える」イベント
江戸時代の豪農文書が伝えること

  2月4日活動展示イベント「江戸時代の豪農文書が伝えること」を開催しました。
江戸時代の新潟には、豪農と呼ばれる富裕な農民が多く存在しました。高橋九之助もその一人です。高橋家の先祖は、新津の天神を開発したとされ、天神高橋家と称されます。
この高橋家文書は、当時の地域や豪農の生活を知るうえで大変参考になる資料です。
 今回のイベントでは、高橋家についてごく簡単に説明をしたあとに、参加した方々ご自身の関心にもとづいて、見てみたい文書を選んでもらい、選んだ文書をじっくり見るということを行いました。
 慣れないくずし字で書かれた文章ということもありましたが、古文書を傍らに、みなさん熟覧されていました。ご参加頂きありがとうございました。

>>活動展示2011「伝える」のページ

■ 2012年1月 ■

イベントの様子 イベントの様子
2012年1月31日(火)活動展示「伝える」イベント
「文化財害虫をじっくり見る-文化財を伝えるためのIPM-」開催

 今日のイベントでは、文化財を保存し、後世に伝えるために、みなとぴあが取り組んでいるIPM活動を紹介しました。 文化財を劣化させる要因はざまざまありますが、中でも大きな被害を文化財に与えるのが文化財害虫です。 みなとぴあでは、IPM(Integrated Pest Management=総合的有害生物管理)という考え方に基づき、文化財害虫の侵入状況を調査し、それを踏まえて様々な対策を施して、文化財に対する被害を回避・抑制する活動をしています。今日のイベントでは、参加者の方にこのIPM活動を実際に体験して頂きました。
 まず、館内各所に設置した虫を捕獲するバグトラップを、設置図を見ながら回収しました。次に、回収したバグトラップをよく観察して、虫が捕獲されているかどうかをチェックしました。虫かどうか判別が難しい場合は、顕微鏡で拡大して見たり、東京文化財研究所編『文化財害虫事典』を参考にしたりして調べました。15人の参加者のみなさんは、バグトラップの虫の判別に熱心に取り組まれました。その後、調査結果を検討し、外壁に接し、開口部を有する空間には外部からの虫の侵入が多い傾向がわかりました。
 検討の後、こうした調査結果に基づいてみなとぴあが取り組んできた取り組みを説明しました。今回のイベントでは、普段は表に出ない活動をご紹介しました。しかし、新しい視点を得たという感想を参加者の方から頂くなど、博物館の活動に新たな関心を持って頂くイベントになりました。

>>活動展示2011「伝える」のページ

裂き織り 裂き織り
2012年1月29日(日)たいけんプログラム
「裂き織りを織ってみよう」

この日は、簡単な織り器をつくって裂き織りのコースタ―をつくるプログラムを行いました。現在、たいけんのひろばに裂織を作っている高機を展示していますが、このプログラムは、機織りの原理が簡単にわかるものです。
お菓子の空き箱をつかった織り器に経糸をまきつけ、経糸が順序よく上下に開くようにタコ糸をつかって、経糸と板をセットします。この手順を経て、ようやく緯糸の裂き布を入れて布を織ることができます。布を織る、という工程には、準備がたくさんあることを感じてもらえるようです。ようやく出来上がった小さなコースターを、大事そうに持って帰る参加者の姿が印象的でした。

研修説明会の様子 研修説明会の様子
2012年1月29日(日)新規ボランティア研修説明会開催

 この日、来年度よりガイド活動開始を希望する新規ボランティアさんに対して、第1回目の研修が行われました。みなとぴあでは常設・敷地・体験の3つの場所でボランティアスタッフの活動が行われており、毎年この時期に新規ボランティアさんの研修を実施しています。2回目以降はそれぞれが希望する場所の研修に参加してもらうのですが、今回の1回目は参加者全員に対して説明会を開催しました。
 この日は、まず参加者のみなさんに自己紹介をしていただき、「みなとぴあのボランティア活動について」「ボランティアの活動とその心構えについて」というお話をしたあとで、施設内の見学を行いました。今回の説明会には12名の方にご参加いただき、説明会も施設見学も熱心に聞いていただきました。2月4日(土)には、いよいよ体験ボランティアの研修が始まります。新人ボランティアスタッフの、4月以降のデビューが今から楽しみです。

イベントの様子 イベントの様子
2012年1月29日(日)活動展示「伝える」イベント
「金塚友之亟関係資料をじっくり見る-『蒲原の民俗』の著者が遺した資料と地域研究の現在-

 この日は、『蒲原の民俗』の著者金塚友之亟の遺した膨大な資料から、金塚の研究の背景とその特徴を探るイベントを開催しました。
 岩野学芸員が、金塚友之亟の略歴や研究業績などをパソコンを使って紹介したのち、金塚が作成したメモや絵図の写しなどを実際に机の上に拡げて閲覧しました。
 参加者された12名からは、さまざまな意見や感想があり活発なイベントになりました。

新年会の様子
2012年1月28日(土)ボランティア新年会

 1月最後の土曜日に、みなとぴあボランティア主催の新年会が開催されました。今回の会場は新潟の老舗ホテル「イタリア軒」で、新年会の前には館内の施設見学も行われました。ホテルスタッフの方からの解説付きで、めったに入れない部屋の見学をされたボランティアスタッフの皆さんは、歴史ある素晴らしい空間に感激されながら、今回の経験を今後のガイド活動に活かしていきたいと意気込んでおられました。
 見学会のあとで続けて行われた新年会には、博物館の職員も参加しました。各テーブルで新潟の歴史についてやみなとぴあでの活動について活発な意見交換がなされたり、ボランティアスタッフによる出し物がおこなわれたりと、美味しい食事とともに、出席者全員にとって楽しい時間となりました。

蔬菜図WS1 蔬菜図WS2
2012年1月28日(土)活動展示「伝える」イベント
「新潟市中年中毎朝市女池新田産蔬菜写生図」が伝えようとしたこと

この日の活動展示イベントは、明治23(1890)年開催の第3回内国勧業博覧会に出品された「新潟市中年中毎朝市女池新田産蔬菜写生図」を題材に、なぜこれが出品されたのか、出品者の思いを参加者で推測し考える、というワークショップを開催しました。
まずは、参加者で資料を実見しました。全部で117の野菜・香辛料が描かれており、当時珍しかったであろう西洋野菜なども描かれています。実見後、それぞれ、資料を見て気づいたことを話し合いました。その後、出品者である新田半人の経歴を紹介し、新田半人のバックグラウンドと写生図から推測できる、新田半人の想いにみんなで迫ってみました。参加者それぞれの経験や知識に基づく気づきや視点から新たな疑問が出てきたり、それを参加者同士で解決したり、と推測を導き出すまでの過程も盛り上がり、予定時間を大幅に超過してしまいましたが、興味深い時間を過ごすことができました。参加者のみなさん、ありがとうございました。
出品者新田半人が出品に至った思いが分かる資料は今のところ確認できていませんが、今後、調査を進めていく中で今日の結論が資料的に証明できればと思います。

防災訓練1 防災訓練2
2012年1月26日(木)防災訓練を行いました

今日、1月26日は文化財防火デーです。国の重要文化財である旧新潟税関庁舎を管理しているみなとぴあでも、防災訓練を行いました。この日の訓練は、新潟市消防局との合同訓練で、旧税関庁舎脇の管理人室から出火し、旧税関庁舎に燃え移る危険がある、という想定のもと行われました。

防災訓練3 防災訓練4 防災訓練5

博物館の職員は火元を発見し、消防署へ通報、初期消火を行うも失敗し、駆け付けた消防隊員が鎮火および、負傷者を救出しました。その後、旧新潟税関庁舎への一斉放水が行われ、中央消防署長から講評を受けました。
実際に火災が起きないように日々管理をしていますが、万が一の際に迅速に行動できるよう、今日の訓練を受け、職員一同、改めて防災の意識を強くしました。

常設展示ガイドステップアップ研修
2012年1月22日(日) 常設展示ガイドステップアップ研修

 この日は、常設展示ガイドのボランティアのみなさん向けに定期的に開催しているステップアップ研修が行われました。
 研修の内容は岩野学芸員が「濃尾平野と蒲原平野」をテーマに、濃尾平野の輪中と蒲原平野の囲い土手の異同や、両地域の掘り上げ田の特徴などについて紹介しました。

博物館講座
2012年1月22日(日) 博物館講座「新潟湊を支える小廻」

 この日は、毎月開催している博物館講座が開催されました。今回の講座のテーマは、「新潟湊を支える小廻」でした。
 「小廻(こまわし)」とは、越後佐渡を中心とした中短距離の航路で活動していた小型の廻船のことです。「北前船」のような長距離航路の廻船が新潟湊に運んできた商品を、近隣の地域に輸送していた小廻は新潟湊を支える重要な機能を担っていましたが、いままであまり注目されていませんでした。
 講師の伊東学芸課長は、県内の自治体史や近世資料に遺された小廻に関する記録を集め、小廻の特徴や活動について検討しました。そして、新潟、出雲崎、今町(直江津)など近世越後の湊町と中短距離輸送の役割について考察しました。
 やや専門的な内容も含まれた講座でしたが、75名の方々が熱心に受講されていました。

活動展示「伝える」イベント「鉄道写真から発見する新潟」の様子
2012年1月22日(日) 活動展示「伝える」イベント
「鉄道写真から発見する新潟」開催

 今回は「鉄道写真から発見する新潟」というプログラムです。
 鉄道写真は、時代の最先端を行く列車や、蒸気機関車などのロマンを感じる被写体そのものの魅力もさることながら、被写体の背景にある景観や風景、生活の姿など、その時あの場所の時間と空間を切り取る、同時代資料としての価値や意味もあります。今年博物館に寄贈された鉄道写真は、撮影記録があり、その後の撮影者自身の整理により撮影の意図や目的がはっきりとした鉄道アーカイブとして評価できるものです。

活動展示「伝える」イベント「鉄道写真から発見する新潟」の様子

 今回は、その中から今からおよそ50年余り前の、現新潟駅南口地域の笹口・天神尾・堀の内等で撮影された鉄道写真を中心に、その当時の町・村の景観や、人々の暮らしなどの様子を、現在の写真や昭和30年代の地図などを利用して比較しながら、どのように変化したのか参加者とともに考えました。参加者からは、現在とは全く変わってしまった地域景観に驚きや、様々な質問が出るとともに、当時の地域に関する情報の記憶の提供によって、写真資料の理解の幅が広がりました。
 参加して下さいました25名の皆さま、ありがとうございました。

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寄附講座
2012年1月21日(土) 新潟大学ミュージアム論「みなとぴあで博物館を考える」終了

新潟大学に当館の学芸員を派遣して開催するミュージアム論「みなとぴあで博物館を考える」が終了しました。これは、新潟大学人文学部が博物館学芸員養成のために開設している授業の一つで、当館が大学に講義を寄附する寄附講座として実施してきました。本寄附講座は、例年10月〜1月の期間に開催しています。授業数は合計13回で、当館の目的や建設の意図、実践内容について、当館学芸員全員が担当のテーマを講義をしてきました。最終回の今回は、授業の場を大学から当館に移し、収蔵庫や資料整理室など博物館の裏側を見学してもらいました。
 受講生にとって本講座が少しでも刺激になり、将来、日本の博物館を背負う学芸員に育ってほしいと願います。

活動展示「伝える」イベント「昔の絵図・地図が伝えていること(2)」の様子 活動展示「伝える」イベント「昔の絵図・地図が伝えていること(2)」の様子
2012年1月21日(土) 活動展示「伝える」イベント「昔の絵図・地図が伝えていること(2)」開催

 今回は新潟町会所文書の中から「備米蔵」に関する絵図を取り上げて検討しました。1850年代に、凶作などによって米の値段が上がったり、食べ物が不足したりした際に、新潟町の貧しい人々を救うために、米を貯蔵しておく蔵が設置されました。絵図はこの蔵の設置に関するものです。

活動展示「伝える」イベント「昔の絵図・地図が伝えていること(3)」の様子 活動展示「伝える」イベント「昔の絵図・地図が伝えていること(4)」の様子

 参加した24人の方々は、まず絵図を見て、設置された場所を確認し、それが現在の市役所本庁舎の辺りであることが分かりました。絵図に記された様々の事柄から江戸時代末期の白山付近の様子や、設置にともなって行われた工事が現在の地形に残っていることを知りました。さらに明治初年の写真や地図などと見比べて、この蔵が新潟病院や新潟学校として使われたのではないかと推理しました。今回検討した絵図は小さな絵図でしたが、それでも多くの情報を伝えており、他の絵図・地図・写真などを参照しながら見ることによって、それらが引き出されてくることが分かりました。

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活動展示「伝える」イベント「昔の絵図・地図が伝えていること(1)」の様子 活動展示「伝える」イベント「昔の絵図・地図が伝えていること(1)」の様子
2012年1月15日(日) 活動展示「伝える」イベント「昔の絵図・地図が伝えていること(1)」開催

 「伝える」展のイベント「昔の絵図・地図が伝えていること」の1回目が開催されました。
今回は都市計画新潟地方委員会作製の大正14年測図「都市計画区域図」を検討しました。この地図は「都市計画法」の事業対象区域となった当時の新潟市とその周辺の1万分の1の縮尺の地図です。参加した19人の方々は、実物を見た後、A0版4枚に分割されている地図のコピーを取り囲みました。

活動展示「伝える」イベント「昔の絵図・地図が伝えていること(1)」の様子 活動展示「伝える」イベント「昔の絵図・地図が伝えていること(1)」の様子

 それぞれ興味のある地域の地図を見ながら、情報を提供し合ったり、意見を交わしたりしました。地図に記された細い道路や水路に注目したり、砂丘にならぶ農家の様子に驚いたり、細かにひかれた等高線から、宅地化した今では分からない砂丘の高さや凹凸に気付いたりしました。最後に、それぞれ分かったことや気付いたことを発表し合いました。終了後も熱心に地図を検討し続け、話し合っている方々もおられました。

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活動展示「伝える」立体写真2 活動展示「伝える」立体写真_展示
2012年1月14日(土)活動展示「伝える」イベント「古い街並みの立体写真づくり」開催

先週行った「古い街並みの立体写真づくり」の2回目を開催しました。やり方は先回と同じです。今回は8名の参加があり、それぞれ苦心しながら作品を仕上げました。特に皆さんが苦労したのは、写真を観察し、近景・中景・遠景を読み解きながら切り取る線を決めていくことだったようです。これに多くの時間を費やした方もいらっしゃいました。こうした作業を通じて、写真を読み解く観察力が増したのではないでしょうか。  出来上がった作品は、今回の活動展示の中で紹介しています。

活動展示「伝える」連続イベント「民具を調査する」の様子 活動展示「伝える」連続イベント「民具を調査する」の様子
2012年1月13日(金)活動展示「伝える」連続イベント「民具を調査する」第1回開催

 今日は、「伝える」展の会期中5回に渡って開催する連続イベント「民具を調査する」の第1回目の日です。 このイベントでは、みなとぴあが所蔵する民具を調査し、資料情報を後世に伝えるための調査方法や、資料情報の読み取り方を体験します。 全5回のイベントで調査するのは稲作の農具です。第1回目は「くわ」を調査しました。
 民具の調査方法の概要説明の後、調査シートに基づき、調査を進めていきます。様々な地域の民具を調査し、比較することで、それぞれの地域の環境や歴史によって生み出されてきた特色が見えてきます。そのために、民具の調査では比較の基準を作ることが重要です。  今日の調査では、「鍬」の各部の大きさを、基準を設定して実測する作業をしました。 コンベックスや三角定規、下げ振りなど、普段使うことの少ない道具に少々苦戦しながら、二時間半かけて民具を調査しました。
 新潟市域の平野部は、昭和30年代以前までは低湿な土地柄であったため、稲作に使われた農具の種類や形に低湿地農業の特色が表れていることが予想されます。5回の調査の中で、農具の特色が見えてくることを期待しています。

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活動展示「伝える」イベント「下張り文書が伝えること」の様子
2012年1月8日(日)活動展示「伝える」イベント「下張り文書が伝えること」開催

 活動展示のイベント「下張り文書が伝えること」が開催されました。
 下張り文書とは、襖や屏風の下地につかわれた文書のことです。「下張り」にされた時点で一度は、「文書」としての役割を終えたものですが、寺社や旧家から発見され、人々が「伝えよう」とした以外の情報を、私たちに「伝えて」くれるものです。
 はじめに一連なり状態の下張り文書を見ました。この下張り文書は、江戸時代の新潟の商業帳簿を裁断して貼り合わせたものでした。

活動展示「伝える」イベント「下張り文書が伝えること」の様子2

 つぎに一点一点が剥離された仮整理段階の下張り文書を参加者自身が読んで、そこから情報を引き出すことをおこないました。この史料は曽野木地区のものです。売薬関係の広告や証文、書状など、江戸時代から明治初年までのさまざまな地域の文書があり、なかには殆ど破損がなく元の形をそのまま残している文書が含まれていました。 みなさん、周りの方と話し合いながら、何が書かれているのかを熱心に読まれていました。

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活動展示「伝える」立体写真
2012年1月7日(土)活動展示「伝える」イベント「古い街並みの立体写真づくり」開催

本日から始まった活動展示「伝える」の第1回目のイベントとして、新潟市の昔の街並みを立体的に見せる写真づくりをしました。やり方は簡単。まず、同じ写真を3枚用意し、それぞれの写真を厚さ7mmの発泡スチロール製の板に貼り付けます。次に写真をじっくり観察し、遠景・中景・近景に分けます。そして、中景・近景とした写真をカッターで切り抜き、それぞれを貼り合わせます。すると、発泡スチロール製の板の厚み分が手前に盛り上がり、何となく立体的に見えてきます。
本日の参加者は1名でした。その街並み写真の特徴が、見る人に伝わる作品に仕上がったでしょうか。

活動展示「伝える」上映映像の画像 活動展示「伝える」展示資料
2012年1月7日(土)活動展示「伝える」開幕

 いよいよ今日から活動展示2011「伝える」が始まります。
 展示会場では、大正時代に活動写真館大竹座が制作した映像を、残された35mmフィルムから取り出し、デジタル化して上映しています。モノクロフィルムに写る当時の新潟の風景をご覧いただけます。また、新潟島を中心とした建築文化財の魅力を、市民とともに調べ・伝えるプロジェクトの活動とともに紹介しています。この他にも、資料の修復やレプリカ制作、文化財レスキュー、文化財害虫対策など、表に表れない「文化財を伝える」仕事を紹介しています。
 さらに、会場では、これらの博物館の活動を知り、参加することができるイベントを多数開催します。みなさまのご来館をお待ちしています

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