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◇ 2010年4月〜6月のトピックス --Topics-- ◇

■ 2010年6月 ■

出湯華報寺で集合写真
2010年6月27日(日)ファンクラブバスツアー
小林新館長と行く新潟市近郊と五頭山麓古代・中世の旅

 新緑が雨に映える27日(日)、毎年恒例のファンクラブ限定のバスツアーが開催されました。
 今年は館長が交代して初めてのツアーです。今回は38名の方の参加を得て、『笹神村史』の編纂等で小林館長とゆかりの深い五頭山麓を中心に、新潟市北区〜阿賀野市域を回りました。

高森薬師オオケヤキ

 最初に訪れたのは、北区高森の樹齢1200年を越える天然記念物「おおけやき」と古代寺院の伝承を持つ高森薬師です。此処は小林館長が幼少期に疎開して終戦を迎えた地であり、常設展示中世に登場する戦国期に京都醍醐寺の僧が巡行した地域です。
 阿賀野川の変遷と高森薬師から亀田方面に続く砂丘列の関係、高森薬師の周囲に残る中世の寺院跡や近年発掘された中世水田遺跡の遺物や様相を解説し、戦国末期に存在したかもしれない高森の寺内町に思いを馳せました。

古阿賀(阿賀野川旧河道) バスから見る大雨の旦飯野神社 旦飯野神社山門鳥居

 続いて地元では「古阿賀」と呼ばれ、豊かな自然を残している阿賀野川旧河道跡を見学しました。新潟市域の知られざる歴史の一端に触れ、皆さん驚いたようです。
 次に阿賀野市に入り、水原で大地主市島家が別邸として築造し、明治維新期に短期間ながら越後府・水原県の役所が置かれた天朝山を訪れましたが、大変雨が激しくなってきました。ここからは、館長ツアーではまれな大雨の中の見学となり、次の笹神旦飯野神社では、現地案内のため合流した阿賀野市教育委員会の中山さんに山門鳥居で遺構を解説していただき、山上の参拝は諦めました。

出湯郷土資料館1 出湯郷土資料館2 出湯郷土資料館館長解説

 村杉温泉長生館で昼食・休憩をとりましたが、短い時間でしたが、温泉でリフレッシュされた参加者もいらっしゃったようです。
 午後一番は、今回小林館長がメインの見学場所に選んだ「笹神地区郷土資料館」です。旧出湯小学校跡に設置されたこの資料館の特徴は、資料はレプリカではない「実物」主義、精巧な展示もすべて手作りであるということ。午後のゲストは、約半世紀にわたって阿賀北地域で数々の発掘に携わり、この魅力的な展示を一から作り上げた川上貞雄先生です。精巧な模型制作、考古・自然・民俗・歴史分野の実物資料の実際の使い方が手に取るようにわかる展示の方法の解説と、それを物語る実物資料の迫力は、参加者の皆さんの心をとらえたようです。また世紀の発見となる出土木簡の研究を進めて、沼垂郡の官衙遺跡の有様を解明した発久遺跡のコーナーでは、小林館長が研究の裏話を含めて詳細な解説をして下さり、参加者も満足されたようです。

雨の石水亭庭園

 そのあと、五頭山信仰の中核となる華報寺を見学しました。阿賀野市の中山さんから、この地が古代・中世から様々な信仰の拠点となっていた歴史や、寺内に安置されている大変珍しい鎌倉末期の時宗板碑などを解説していただき、さらに五頭山周辺から出土した様々な中世の石造物が、美しい庭園を作り上げている石水亭を見学しました。
 次に、笹岡城で堅固な城郭遺構の仕組みと緊迫する戦国期新発田重家の乱時の笹岡城主の動向について解説ののち、発久遺跡の現地をバスから遥拝、そして大地主市島家の邸宅で、平成7年の新潟県北部地震で倒壊した新発田市天王の市島邸の復旧の様子を見学し、最後に市島邸に程近い福島潟湖岸の大型古代建物群を持つ曽根遺跡を、館長の解説でバスから見学したのち、帰路に着きました。
 今回は大変盛りだくさんなコースで、1日大雨に降られる悪コンディションの中でのバスツアーとなりましたが、最後までお付き合い下さいましてありがとうございました。これから小林館長とともに、また魅力的なツアーを計画いたしますので、またご期待下さい。
 最後に、参加された皆様、ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。

カメラ製作1 カメラ製作2
2010年6月26日(土)27日(日)
針穴カメラを作ろう・撮ろう

今回のたいけんプログラムは、1日目に自分のピンホールカメラを作って、2日目に撮影をする、という日程で開催しました。
初日は、博物館が所蔵する昔のカメラやガラス乾板に写された 昔の新潟の様子を見たあと、厚紙から箱を組み立てて、カメラを作りました。良いカメラを作るコツは、対角線をきちんと引いてピンホールの位置や印画紙を張り付ける位置をずれないようにすることです。難しいところは、お父さんやお母さんに手伝ってもらいながらカメラを組み立てます。カメラ製作の一番の山場は光を取り込む針穴を開けるところです。ジュースの空き缶から切りだしたアルミ板に縫い針で小さな針穴をあけます。穴が空いているのかどうかを確認して、カメラを完成させました。

撮影風景

2日目は、昨日のカメラを使って撮影・現像です。みんなで暗室に入り、印画紙をセットしたら、外に出て撮影です。今日は残念ながら雨模様の一日だったので、撮影時間を長めにして撮影しました。それぞれ、被写体を決めたら、針穴を開放して4分程度待ちます。再び針穴をふさぎ、暗室に戻って現像しました。
どんな写真が取れているのか期待しながら、暗室での作業を始めます。暗室の赤い安全光の下で現像液に印画紙をつけると、画像が浮かび上がってきます。思いのほか鮮やかに写っている様子に参加者たちもうれしそうです。暗室での作業を一通り終えて、明るい部屋で撮影したものを確認し、再び撮影の工程に入りました。
今日は、それぞれが3枚の写真を撮影し、現像することができました。1枚目の結果から、2枚目、3枚目と撮影の時間やポイントを工夫し、徐々にシャープな写真が撮れるようになっていました。

ネガ ポジ

今日撮影できたのは、左のようなネガの写真だけですが、これをもう一度焼き付けると右のようなポジの写真が出来上がります。
雨の中の撮影など、残念なところもありましたが、参加者からは楽しかった、お天気のいい日にもう一度やってみたい、と大好評のうちに終了しました。

宝島全体会議
2010年6月23日(水)「新潟島は宝島!?歴史的建造物の魅力再発見!」全体会議

今年度、みなとぴあでは文化庁の美術館・物館活動整備支援事業に申請したところ、採択されました。申請した事業内容は、新潟島をエリアに、当館のように歴史的建造物を管理・運営する施設が連携し、市民を交えながら調査・取りまとめ等の作業を通じて、さらに歴史的建造物への理解を促すものです。今回は関係者が集まる第一回目の全体会議を開催し、事業の内容や進め方などについて共通認識を深めました。
会議に参加したメンバーは計30人。その内訳は、歴史的建造物を管理・運営する施設の代表の方、そうした施設の活動を支援するグループの方、まちづくりや観光面で活動する方々です。今後は講演会の開催や歴史的建造物の見学会などを予定しています。ご興味のある方は、ぜひご参加ください。

『砂丘物語』原画展閉幕1 『砂丘物語』原画展閉幕2
2010年6月13日(日)『砂丘物語』原画展閉幕

本日、三芳悌吉生誕百周年記念『砂丘物語』原画展-画家三芳悌吉が描いた1910年代の新潟市-が閉幕したしました。今回の展覧会では、2008年に寄贈頂いた『砂丘物語』原画を、大正期の新潟市の歴史を読み解く視点で紹介いたしました。
展覧会を観覧頂いた方からは、7歳から92歳の方まで、さまざまな年代の方からたくさんのメッセージを頂きました。それぞれのご経験が触発され、懐かしいという感想をたくさんいただきました。
また、ご両親と来館されての感想や、次のようなご両親や祖父母の思い出をしのばれるメッセージもたくさんいただきました。「八年前に亡くなった父は古町十三番の生まれで湊小学校、二葉と進んだと聞いています。三芳さんより二才年下なので同じ時代に同じ学校生活を送ったことと思い、胸が一杯になりました。 父が生きていてこの企画展に来ることが出来たならどんなに喜んだろうと思います。父の分もゆっくり見せて頂いて本当に良い一日になりました。ありがとうございました。」
「1枚1枚の作品に引き込まれ長時間費やしました。精密かつ、ムダな線1本無い、すばらしい技術と豊かな表現力に魅了され、1枚1枚に引き込まれました。」など、三芳悌吉の原画をじっくり鑑賞されてのメッセージもいただき、半日ずっと展示ご覧くださった方もいらっしゃいました。
「あたたかい絵と語り口で読み物としておもしろいだけでなく、大正期の生活環境、労働環境、家族や地域のあり方をうかがわせてくれる資料としてもとても興味深く、大好きです。」、「写真で見る古い新潟と違い暖かさの伝わる絵でした。深刻な場面も三芳さんの筆にかかると、なつかしさと人情が伝わってきます。大正期の風俗・風景・文化・社会の全てが語られた企画展でした。」とのように、歴史資料として原画を楽しんで頂いたメッセージも頂き、歴史博物館の企画展として大変うれしく思います。
「よい企画展ありがとうございました。心から“よかった”と感動でした。」と、観覧下さった方からは大変好評をいただきました。『砂丘物語』原画展のご観覧、誠にありがとうございました。

紋切り1 紋切り2
2010年6月5日(土)・6日(日)
たいけんプログラム「紋切りを楽しもう」

 この日は江戸時代に流行った、紋切り遊びのプログラムを行いました。紋切りは、切り紙の遊びで、重ね折りした色紙で雪の結晶や花の模様など図案化したものを切りぬくものです。 三つ折りにした紙では、雪やキキョウの花など六角形の文様が、五つ折りにした紙では、サクラや梅など五角形の文様を作ることができます。単純な遊びですが、切りぬいた後に重ね折りをした色紙をひろげてみると、美しい文様が作られるので、大人も子供も楽しめる遊びとなりました。

富岡製糸場集合写真 富岡製糸場
2010年6月2日(水)
ボランティア研修旅行 今年は群馬へ

みなとぴあでは、先進事例の研究とボランティア同士の交流を目的に、県外へ出かけるバスツアーを開催しています。今年度は、世界遺産候補に沸く富岡製糸場を中心に、群馬の博物館と史跡整備された古墳を見学しました。 今回の参加者は19人。早朝7時の出発にもかかわらず、車中では事前学習として元気に資料の読み合わせをしながら目的地に向かいました。
最初の見学地は今回のメインである富岡製糸場です。日本の主力輸出品である生糸の生産のため、明治5年にフランスの技術によって造られた我が国最初の本格的な大工場です。施設の解説員さんはデビュー1年半とは思えないほどの立て板に水を流すような解説で、一同感心しながら見学を楽しみました。

群馬県立歴史博物館 綿貫観音山古墳

見学後、事前に予約した富岡製糸場の近くの料理屋で昼食をとり、午後の見学地である群馬県立歴史博物館に向かいました。
群馬県立歴史博物館は県立美術館に隣接して、「群馬の森」と呼ばれる公園の中にたっています。この博物館にはボランティアではない専門の解説員が常駐しており、その解説員から考古のエリアを約1時間程度案内していただきました。流暢でわかりやすい言葉を用いた解説は、子供から大人まで理解できる内容だと思いました。
今回最後の見学地は、県立博物館から1kmほどのところにある綿貫観音山古墳です。群馬県は東日本を代表する古墳文化の中心地で、数多くの古墳が分布しています。この古墳は全長約100mの6世紀後半の前方後円墳です。発掘調査後史跡整備が行われ、巨大な横穴式石室を見学することができます。ここでも当古墳の解説員の方からご案内していただき、古墳の外側も内部の石室も堪能できました。このような巨大な古墳の石室に入ることは新潟では経験できないことなので、群馬に来た甲斐を感じた人も多かったと思います。また、解説員の方の話しぶりはユニークで、見学者を楽しませたいという思いが伝わってきました。
今回3か所の見学地を3人のガイドさんに案内していただきました。三者三様の個性のある解説ぶりは、みなとぴあで活動するボランティアにとって大きな刺激になりました。

■ 2010年5月 ■

イタアワセづくり イタアワセづくり
2010年5月29日(土) たいけんプログラム「牛乳パックでイタアワセづくり」

 この日は、たいけんプログラム「牛乳パックでイタアワセづくり」を行いました。
 「イタアワセ」は、新潟市周辺の平野部で、農業用の船として広く普及していた船です。
 板を船釘で固定する構造の船で、当館では牛乳パックを利用して船釘の役割を理解してもらえるような工作キットを作っています。
 来館者とボランティアスタッフの参加があり、合計6艘のイタアワセが完成しました。完成した船は体験の広場に用意したたらいに浮かべて試運転をしました。

博物館講座
2010年5月23日(日) 博物館講座「佐渡と観光」開催

今年度最初の博物館講座が開催され、35人の方が熱心に聴講されました。伊東学芸課長が「佐渡と観光」と題して、佐渡観光の歴史について、観光資源と観光交通の変遷を中心に話しました。観光化以前から注目されていた史蹟に加えて、大正末から昭和にかけて、尖閣湾に代表される名勝地が観光資源となり、佐渡おけさの流行によって観光地佐渡が全国に売り出されたこと、さらに新潟と連絡する航路が整備され、バスによる遊覧が進められたこと、戦後は新たな観光資源として民俗文化財や芸能が加わり、モータリゼーションの進展に合わせたカーフェリーの導入やスカイラインの整備、大型宿泊設備の建設など、観光によって、佐渡の開発・振興が進められたことなどが、話されました。話を聞いた方からは、現在の佐渡観光客の減少もあり、今後の佐渡の地域振興について考える機会になったという感想もありました。
博物館講座は今年も毎月第4日曜日に開催します。次回は6月27日、土田学芸員の「新潟のおみせやさん」です。

ふろしき
2010年5月23日(日)たいけんプログラム「ふろしきでつつもう!」

この日のたいけんプログラムは、ふろしきをつかってさまざまな包み方にチャレンジするプログラムでした。このプログラムはたいけんのひろばのボランティアスタッフが勉強会を重ねていろんな包み方を習得し、企画したものでした。
参加者は大きさの異なる布をつかって、包むものに応じた包み方を教えてもらいました。

講演会風景1 講演会風景2
2010年5月9日(日)  『砂丘物語』原画展関連事業
講演会「画家三芳悌吉を読み解く」開催

 今日は、新潟県立文書館副館長本井晴信氏を講師に迎え、『砂丘物語』原画展関連講演会を開催しました。
 当館にて開催中の企画展『砂丘物語』原画展では、三芳悌吉が描いた『砂丘物語』を歴史的な視点から紹介しています。 その反面で、企画展の中でご紹介できなかった画家三芳悌吉について、講師からお話いただきました。 1990年、画家三芳悌吉の画業及び絵本制作の足跡をたどる「三芳悌吉の世界」展が新潟県美術博物館にて開催され、講師の本井氏は当時の新潟県美術博物館の学芸員としてこの展覧会を担当されました。
 講演会では、『砂丘物語』の場面を手掛かりに、三芳悌吉のお人柄や制作の姿勢に至るまで多くのお話をしていただきました。 講演会受講者とのやり取りもあり、笑いもあり、2時間という長時間があっという間に過ぎました。 講演会は78人の方に聴講頂き、ある参加者の方からは「『砂丘物語』を持っているが、全く新しい視点を教えて頂いた」という感想もいただき、好評の裡に終えることができました。ありがとうございました。

展示解説会風景

 なお、講演会の後の展示解説会にも多くの方が参加下さり、当館学芸員の解説を熱心に聞いていただきました。 『砂丘物語』原画展の展示解説会は、毎週日曜日午後2時から開催しています。

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湊小学校見学1 湊小学校見学2
2010年5月7日(金)  博学連携
『砂丘物語』原画展  湊小全校見学

 今日は、新潟市立湊小学校の全校生徒のみなさんが『砂丘物語』原画展を見に来てくれました。 『砂丘物語』の作者である三芳悌吉は、1923(大正12)年に湊小を卒業しました。湊小のみなさんにとっては、三芳悌吉は大先輩にあたります。『砂丘物語』原画展の縁による協力事業として、湊小のみなさんが1年生から6年生まで全校をあげて見に来てくれました。 4/30に見学の前段として講話をしましたが、その時に紹介した『砂丘物語』の絵の話をみなさんよく覚えていてくれて、それぞれ印象の深い絵を見入ったり、絵といっしょに展示している作品中に登場する生活道具を見たりしていました。

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逆さ竹
2010年5月7日(金)第2回 新潟歴史探訪

 今年2回目の新潟歴史探訪が行われました。前回に引き続き、親鸞7不思議をめぐりました。
 新潟の歴史についての理解を深めるための研修で、ボランティアスタッフが、企画から当日の案内まですべて行っています。

逆さ竹2 御名号

 まず、親鸞7不思議の一つ、鳥屋野の逆さ竹の伝説が残る西方寺を訪れました。
 歩いて数分のところに実際に生えている逆さ竹も見学しました。
 次に、川越波切の御名号を見学しました。
 親鸞が川を渡る時の船頭さんをされていた方のご子孫のお家に、ご真筆の御名号が残されているとのことでした。

焼鮒 繋ぎ榧

 次に、山田の焼鮒を見学しました。焼いた鮒が泳いだという伝説ですが、木にうっすらと鮒の模様が見えます。
 近くに戦時中滑走路があったことなど、大変興味深いお話も聞くことができました。
 田上の繋ぎ榧の伝説が残る了玄寺も訪れました。
 炒った榧の実を親鸞が播いたところ、木が生えてきたとのことです。まだ、実は小さく、青々とした葉が茂っていました。

椿寿荘 茂林寺

 その後、田巻家のお屋敷である椿寿荘を館長のご説明のもとで見学しました。一枚板のケヤキの材木がいたるところに使用された豪勢な造りで、庭も大変見事でした。
 国鉄時代に保養所として使用されていて、ボランティアスタッフの中にも宿泊したことがあるという方がいらっしゃいました。
 次に、重要文化財に指定されている茂林寺の子育延命地蔵尊が特別開帳とのことで、見学しました。
 素晴らしいお顔だと、ボランティアスタッフにも大好評でした。

排水機場

 最後に親松排水機場を見学しました。1秒で最大60トンもの水を吸い上げる施設とのことで、内部なども見学し、大変有意義な見学となりました。
 すべての場所で、ご説明いただき、より理解を深めることができました。次の歴史探訪もボランティアスタッフは楽しみにしています。

らくがき らくがき2
2010年5月2日(日)
『砂丘物語』原画展関連企画 「テイコちゃのあそび」

4月29日の開催予定でしたが、当日天候不良のため、この日に開催しました。
『砂丘物語』の悌吉少年は、チョークを使って舗装された歩道に汽車の絵などを書いていた、ということですが、この日は、石筆を使って敷地内のアスファルト舗装された場所でお絵かきを楽しみました。参加者が好きなアニメのキャラクターやお城、花などを腕だけでなく、身体全体をつかって大きく描いていました。思った以上に夢中になって地面に絵を描いている姿が印象的でした。

塔屋
2010年5月2日(日)みなとぴあ歴史たんけん

 みなとぴあを1日堪能しようというイベント「みなとぴあ歴史たんけん」が行われました。このイベントは、ボランティアスタッフが中心となって、企画から運営までを行っています。この日は、5つのプログラムが行われました。
 1つは、旧新潟税関庁舎2階の塔屋の見学会です。階段がせまく急なため、いつもは公開していないのですが、この日はボランティアスタッフの案内で、約10分の見学会に、約150名の方が参加されました。

ウォークラリー1 ウォークラリー2

 また、みなとぴあから、みなと・さがんを通って柳都大橋まで、クイズをしながら回る歴史ウォークラリーが行われました。信濃川や橋、船、朱鷺メッセなどに関するクイズでしたが、新鮮な気持ちでいつもの風景が見ることができたと好評でした。約30名の方が参加されました。

むかしのあそび

 たいけんのひろばでは、昔ながらの遊びをたいけんするプログラムが行われました。
 愛のかぶと、ぶんぶんこま、こいのぼりロケット、わりばしてっぽう、切り絵を作って楽しました。
 約140名の方が参加されました。

敷地ガイド

 また、敷地ガイドツアーと常設ガイドツアーも行われ、こちらも大変好評でした。
 多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。秋には、また楽しいイベントを予定しています。お楽しみに!

税関
2010年5月1日(土)旧税関庁舎で「にいがたの古写真」

旧税関庁舎にて、にいがたの古写真を展示しています。これは、現在開催中の『砂丘物語』原画展に関連して、 その舞台となった明治〜大正〜昭和初期の新潟の街並みを紹介するものです。旧新潟税関庁舎の塔屋から写された町や、古町の街並み、カトリック教会と異人池など、今は無き姿や、今の新潟の景観の基礎となっているものが写し出されています。
明日5月2日には、旧新潟税関庁舎の塔屋に上がるイベントも開催されます。『砂丘物語』原画展を見て、税関庁舎で塔屋に上り、古写真を見てから新潟の街を散策する、そんなゴールデンウィークの一日を過ごすというのはいかがでしょうか。新潟の魅力を再発見できるかもしれません。

■ 2010年4月 ■

湊小学校講話
2010年4月30日(金)新潟市立湊小学校にて三芳悌吉『砂丘物語』講話

 三芳悌吉『砂丘物語』原画展の連携活動の一環として、「三芳悌吉がえがいたテイコチャのころ」と題して、新潟市立湊小学校にて当館学芸員が講話を行いました。
 湊小は『砂丘物語』の作者三芳悌吉の母校であり、『砂丘物語』にも約90年前の様子が描かれています。講話では、『砂丘物語』に描かれている大正期の新潟市の生活や、その日々の中で幼い三芳悌吉が画家を志していく様子をお話ししました。1年生から6年生まで湊小の全校生徒のみなさんが、現在と異なる大正期の生活や当時の湊小の姿、幼いころから絵が好きだった三芳悌吉の様子についてのお話を熱心に聞いてくれました。

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トンボ玉づくり トンボ玉づくり
2010年4月24日(土)25日(日)
たいけんプログラム「とんぼ玉をつくろう」

この日は、ガラス棒とガスバーナーをつかって、とんぼ玉とよばれるガラスビーズをつくるたいけんプログラムをおこないました。古代、とんぼ玉を大量生産するのに、鋳型をつかっていたようですが、鋳型を使ったトンボ玉づくりは、後日チャレンジすることにして、参加者が自分でトンボ玉をつくってみました。
ガスバーナーで、ガラス棒を熱してガラスを溶かし、金属棒に巻きつけながら形を整えていくのですが、やっているのを見ていると簡単そうに見えるのですが、実際にやってみると溶け始めたガラスをなかなかうまく巻きつけられません。ボランティアスタッフのサポートでなんとか形を整えて、小さなトンボ玉が出来上がりました。参加者からは「もっと大きなトンボ玉を作ってみたい」「色を混ぜたり、模様の入ったトンボ玉を作ってみたい」と意欲的な感想が聞かれました。

『砂丘物語』原画展開幕
2010年4月24日(土)『砂丘物語』原画展開幕

 三芳悌吉生誕百周年記念「『砂丘物語』原画展―画家三芳悌吉が描いた1910年代の新潟市―」が開幕しました。
 『砂丘物語』は、画家三芳悌吉(1910-2000年)が、幼少期を過ごした大正期新潟市での経験に基づき、主人公である幼い悌吉の目を通して日々の生活や世相を描いた作品です。
 新潟市は、平成20年度に『砂丘物語』原画・原稿等を寄贈いただきました。本展覧会では歴史的な視点から、『砂丘物語』1・2及び未刊の3巻から抜粋した原画130点をご紹介します。
 それぞれの原画には、新潟市の一隅で過ごした日々が生き生きと描き出されています。町並みや砂丘の風景、くらしと仕事の場面、家族生活や血縁・近隣の人々との付き合いを通じて、大正期新潟市の生活文化を知ることができます。
 『砂丘物語』が伝える豊かな歴史的世界をぜひご覧ください。

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歴史探訪1 歴史探訪2
2010年4月20日(火)新潟歴史探訪

 新潟歴史探訪は、新潟の歴史を現地に行って学ぼうというツアーで、ボランティアさんたちが企画から実施まで全て行っている自主企画です。
 この日の歴史探訪は、「親鸞七不思議をめぐる」というテーマで行われました。
 阿賀野市の梅護寺では、小島の八房梅・数珠掛桜ご旧跡を見学し、同じく阿賀野市の孝順寺では三度栗ご旧跡を見学しました。他にも、木津切跡碑や満願寺閘門、吉田東伍記念館、水原代官所などを見学し、大変充実した研修を行うことができました。
 残りの親鸞七不思議をめぐる研修も行う予定ということで、ボランティアさんは、大変楽しみにしています。

砂絵づくりの様子1 砂絵づくりの様子2
2010年4月18日(日)
たいけんプログラム 「さらさら砂絵」

 この日のたいけんプログラムは「さらさら砂絵」です。ボランティアスタッフの方が中心となって、プログラムが行われました。
 このプログラムは、新潟の砂に、いろいろな色を付けて砂絵を完成していくものです。何回かしたことのある子供たちもいて、とても楽しいと大好評のプログラムです。
 今回は全部で8人の方にご参加いただきました。

活動報告 新館長あいさつ
2010年4月17日(土)2010年度ボランティア総会

 今年度のボランティア総会が行われました。今年度から就任された小林館長からのあいさつの後、昨年度の活動についての報告を行い、今年度の活動予定について話し合いました。
 総会後、ボランティアさんのよる新潟の歴史に関する紙芝居を楽しみました。また、甘粕前館長も加わり、歓送迎会が行われました。ボランティアスタッフさんの温かい気持ちが伝わる会となりました。
 常設・敷地ガイド、たいけんのひろばのいつものボランティア活動の他に、今年もいろいろな自主活動が行われる予定です。
 5月2日には、ボランティアさんが中心となって「みなとぴあ歴史たんけん」が行われる予定です。みなさんぜひ遊びに来てください。

サクラ1 サクラ2
2010年4月11日(日)サクラが咲きました

今年はなかなかサクラが咲かず、やきもきとしていましたがようやく咲き始めました。昨日の暖かさに、かたかったつぼみも一気にふくらんだようで、サクラの枝がピンク色に霞んでいます。次の週末あたりには見ごろを迎えそうです。
万代橋から下流のみなとさがんも整備され、やすらぎ堤からみなとぴあの敷地まで川沿いを歩いてこれるようになりました。春の心地よい日差しを浴びながら、お散歩と花見ついでに博物館にお越しください。お待ちしています。

コンサートの様子1 コンサートの様子2
2010年4月10日(土)堀とさくらのコンサート2010

 この日は、午後1時30分から、芝生広場で開館以来第7回目となる「堀とさくらのコンサート2010」が行なわれました。
 草木が一斉に芽吹くこの時期、春の風を感じながら桜を愛(め)で、音楽に親しもうと始まったコンサートはすっかり地元に定着した感があります。
 今年は例年にない大雪と、4月に入っても気温が上がらない気象条件のため開花が遅れ、ようやくピンク色に色づいた桜の花芽の下、暖かな日差しを浴びて演奏がはじまりました。
 集まった観客は500人を数え、曲が終わるたびに大きな拍手が送られ、楽しい午後のひと時を音楽で満喫した1日となりました。

たいけんボラ研修
2010年4月4日(日)たいけんプログラム「まがたまをつくってみよう」

この日のたいけんプログラムは、たいけんのひろばボランティアの最終研修を兼ねて、3人のボランティア研修生と参加者とともに「まが玉をつくってみよう」のプログラムを行いました。参加者たちは一心に削って形作ったまが玉をペンダントにして誇らしげに胸に飾っていました。
これまで研修や練習を重ねて、この日初めて参加者とともにプログラムを行った研修生たちは、「お客さんとのコミュニケーションがとても楽しかった。これからの活動が楽しみ。」「刃物や工具をこどもたちに使ってもらう時に、どういう風にすれば安全で、なおかつ体験者の実りある経験にしてあげられるのか、今後の課題にしたい」などと語っていました。

敷地ボラ研修
2010年4月4日(日)敷地・たいけんボランティアの研修終わる

今年度も、あらたなボランティアスタッフが加わります。1月から行ってきた新規ボランティア研修のうち、本日、「敷地ガイド」ボランティアと「体験の広場」ボランティアの研修が終了しました。「敷地ガイド」はガイドツアーの実践、「体験の広場」は体験プログラムの実演を行いました。
これからいよいよ来館者の前で実践デビューします。新しい仲間にご期待ください。
今月末には、現在、新潟の歴史学習に余念がない新規の常設展示ガイドボランティアも誕生します。そちらもお楽しみにお待ちください。

新旧館長対談
2010年4月1日(木)新しい館長を迎えました。

新年度を迎え、みなとぴあでも新しい体制での運営が始まりました。
開館以来6年間、館長としてみなとぴあを牽引してきた甘粕館長が3月31日で退任し、新しく新潟大学名誉教授の小林昌ニ先生を館長に迎えました。小林館長のもと、新しい企画なども打ち出していけたらと思います。これまで同様によろしくお願いいたします。
館長交代に先立ち、新旧の館長が、みなとぴあについて、新潟と歴史について、をテーマに対談しました。この模様は近日発行の「博物館ニュース帆檣成林」にてお伝えします。お楽しみに。