◇ 過去のTopics ◇

 

>>最新の記事

2014年度

2015年3月
2015年2月
2015年1月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年9月
2014年8月
2014年7月
2014年6月
2014年5月
2014年4月

2013年度

2014年3月
2014年2月
2014年1月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年9月
2013年8月
2013年7月
2013年6月
2013年5月
2013年4月

2012年度

2013年3月
2013年2月
2013年1月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年9月
2012年8月
2012年7月
2012年6月
2012年5月
2012年4月

2011年度

2012年3月
2012年2月
2012年1月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年9月
2011年8月
2011年6月
2011年5月
2011年4月

2010年度

2011年3月
2011年2月
2011年1月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年9月
2010年8月
2010年7月
2010年6月
2010年5月
2010年4月

2009年度

2010年3月
2010年2月
2010年1月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年9月
2009年8月
2009年7月
2009年6月
2009年5月
2009年4月

2008年度

2009年3月
2009年2月
2009年1月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年9月
2008年8月
2008年7月
2008年6月
2008年5月
2008年4月

2007年度

2008年3月
2008年2月
2008年1月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年9月
2007年8月
2007年7月
2007年6月
2007年5月
2007年4月

2006年度

2007年3月
2007年2月
2007年1月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年9月
2006年8月
2006年7月
2006年6月
2006年5月
2006年4月

2005年度

2006年3月
2006年2月
2006年1月
2005年12月
2005年11月
2005年10月
2005年9月
2005年8月
2005年7月
2005年6月
2005年5月
2005年4月

2004年度

2005年3月
2005年2月
2005年1月
2004年12月
2004年11月
2004年10月
2004年9月
2004年8月
2004年7月
2004年6月
2004年5月
2004年4月

◇ 2008年度1〜3月のトピックス --Topics-- ◇

■ 2009年3月 ■

体験プログラム 体験プログラム
2009年3月28日(土)体験プログラム「愛のかぶとを作ってみよう」

 新潟県内は、NHK大河ドラマ「天地人」で盛り上がっています。
 みなとぴあでも、「天地人」解説講座特集展示「上杉氏と直江兼続」などが開催されていますが、今回は体験プログラムで講師をお招きして、兼続の「愛」のかぶと作りに挑戦しました。
 まず、直江兼続と戦国時代のかぶとのお話でウォーミングアップです。「愛」のかぶとのように文字を模ったり、動物や昆虫などが登場するちょっと変わったかぶとのお話を聞きました。「天地人」をよく見ていて、兼続のことをよく知っている参加者も多く、活発な反応がありました。
 そのあと、60×60cmの大きな折紙で「愛」のかぶとを折りました。かぶとと言うと、新聞紙で作ったことがあるという人もいると思いますが、今回は大人でもかぶることができて、とても丈夫な本格的な折紙のかぶとを、講師の方の解説と指導のもとで作ってみました。大きな紙を何度も折ったり、複雑に折り返したりと、ちょっと難しいところもありました。「愛」の前立ては、はさみやカッターを使用しなければならないので、切り方を教えてもらって、家で作ってもらうことにしました。かぶとを完成させて、最後にかぶってみると、みなさん御満悦の様子です。
 このプログラムを開催するにあたり、講師を務めてくださいました田中洋史さん、佐藤文子さん、原歩さん、折紙用の特別な紙をご提供下さいました竃k越製紙新潟工場金川さん・星野さんに、こころより感謝申し上げます。

講座の様子 講座の様子
2009年3月22日(日)館長講座終了

 3月1日(日)から毎日曜日に全4回にわたって開催された館長講座が終了しました。
今年度は「地域研究が開く新しい新潟の歴史像 ―様々な学問分野からのアプローチ―」をテーマに、地元新潟で活躍する研究者を講師に開催しました。古代史学、民俗学、人文地理学、考古学のそれぞれの立場から、独自の方法論と、それにもとづくフレッシュな実践例を紹介していただき、そこからどのような地域の歴史像が見えてくるかを論じていただきました。

講座の様子 講座の様子

なお、講師と演題は次の通りでした。
3月1日:古代史の小林昌二氏(帝京大学文学部教授)による「地域史を深めること広げること―渟足柵研究を題材に―」、3月8日:民俗学の池田哲夫氏(新潟大学人文学部教授)による「舟と漁業―渚からの発見」+「トキと民俗」、3月15日:人文地理学の堀健彦氏(新潟大学人文学部准教授)による「越後・佐渡の文化的景観」、3月22日:考古学の甘粕館長による「北限の古墳群を追って」でした。
 館長講座は、当館が誇る人気講座で、今回の受講者は107人でした。

開幕式 展示風景
2009年3月20日(金・祝)2008年度特集展示「古文書が語る上杉氏と直江兼続」・新収蔵品展が開幕しました

 2008年度特集展示・新収蔵品展がはじまりました。
 市長をはじめ、市民の皆さまにもお集まりいただき、開場式が行われました。
 特集展示「古文書が語る上杉氏と直江兼続」は、新潟市長をつとめた八木朋直氏が収集した中世から近世初頭の古文書を展示しています。「天地人」で注目される直江兼続の書状や上杉謙信・景勝の書状などをお楽しみいただけます。
 新収蔵品展は、今年度新たに収蔵することとなった資料を展示しています。『砂丘物語』を描いた三芳悌吉の原画や良寛の飴屋看板、重要文化財に指定されている菖蒲塚古墳経塚から出土した資料など、充実した内容となっています。
 観覧料は無料となっておりますので、お気軽に足をお運びいただき、新潟の宝物を、ぜひ多くの皆さまにご覧頂きたいと思います。

>>2008年度特集展示「古文書が語る上杉氏と直江兼続」・新収蔵品展のページへ

池田哲夫先生
2009年3月8日(日)館長講座第2回目「民俗学からのアプローチ」

 本日は「地域研究が開く新しい新潟の歴史像」を論じる館長講座の第2回目です。 新潟大学の池田哲夫先生を講師に迎え、「舟と漁業-渚からの発見」と題して、民俗学からのアプローチでの地域研究についてお話いただきました。
 講義は「民俗とは?」という概念の確認からはじまり、民俗学の方法論や研究史、先学の理論的枠組みについて紹介されました。 さらに民俗学が環境論や生業論という枠組みを通じて、人が自然をどう取り結んできたかを問うてきたことを紹介されました。

講座の様子1 講座の様子2

  続いて、実際の新潟の環境や生業を話題として、まず現在もっとも熱い話題である佐渡の朱鷺に関する話を県内の民俗的な事例を交えながら紹介されました。 また、フネの話に入り、最新の資料も事例としてあげながら、河川や海を舞台に広がるフネや漁具の技術移動について紹介されました。
 身近な生活世界から、歴史世界へと連なる民俗を読み解く楽しみを具体的にお話いただきました。 実は今日、対岸の朱鷺メッセでは新潟検定が開催されていましたが、にも関わらず会場一杯の83人の方々に聴講いただきました。

講座の様子
2009年3月7日(土)くらし探検講座「今、レトロ・アイテムが面白い!」第2回目

 この日は「くらし探検講座」の第二回目が開催されました。当館に収蔵されているくらしの道具を実際に観察しました。
 草刈り鎌、ご飯をたく羽釜、銭箱、「コウレンボウ」の模型(信濃川・阿賀野川流域で活躍した大型の木造和船の模型)が今回調べた道具です。
 日頃みなれていた道具でも、じっくりと観察してみるといろいろな特徴が見えてきます。参加者のみなさんは、それぞれスケッチをとりながら、計測した数値や特徴を書き込んでいました。
 次回は、調べた内容について簡単に発表し、いろいろと話し合います。

■ 2009年2月 ■

講座の様子
2009年2月28日(土)「おはなしと朗読」の会開催

企画展示室で開催中の「安吾を育くんだ新潟・人・歴史」展に関連して「おはなしと朗読」の会が開催されました。前半は当館の伊東学芸課長が「少年安吾が過ごした街」と題して話しました。開港後、県都として整備された新潟の街が、産業の近代化を背景に、明治41年の大火を契機に大きく変ったこと、安吾が少年時代を過ごした大正期は、さらに沼垂合併、築港の進展とともに街の洋風化が進み、昭和10年前後には都市計画とともにさらに街の容貌が変化することを、写真を見ながら説明しました。

講座の様子 講座の様子

ついでアナウンサーの東村里恵子さんが、坂口安吾がふるさと新潟について記述している、最初期の作品「ふるさとに寄する讃歌」の前半と、最晩年の随筆「諦めている子供たち」を朗読しました。遠方から駆けつけた安吾ファンも含め、40人余りの参加者は、東村さんの心にしみいるような朗読に熱心に耳を傾け、安吾の新潟への思いを確認していました。

講座の様子
2009年2月28日(土)くらし探検講座「今、レトロ・アイテムが面白い!」がはじまりました

 本日より民具を対象とした連続講座として毎年開催しているくらし探検講座が始まりました。
 本日は現在の生活用具と同じ役割を果たしている過去の道具を類推する簡単なイメージトレーニングを行ったのち、くらしを対象とした研究の歴史と方法についての講義がありました。

講座の様子

 その後、当館の収蔵庫を見学し、参加者のみなさんが調べてみたい資料を選んで、今回の講座は終了しました。
 次回は、今回選んだ資料の簡単なスケッチをつくりながら、資料をじっくりと観察します。

講座の様子
2009年2月22日(日)博物館講座
「角田弥彦山麓の生業に関する民俗学的考察」

 本日の博物館講座は、「角田弥彦山麓の生業に関する民俗学的考察」と題し、角田山・弥彦山の海岸側の村々の多様な生業について整理し、民俗学的な考察を行いました。
 この地域は、漁業のほか製塩業(塩づくり)、鉱業(間瀬銅山)、採石業(間瀬石)、出稼ぎ(毒消し、大工、杜氏)などさまざまな生業が発達した地域です。これらは、時代ごとに盛衰し、人々も生計を立てるために生業形態を変化させていきました。
 これまでの調査研究では、それぞれの生業について多くの研究成果が発表されてきました。今回の発表ではそれらの盛衰を俯瞰し、この地域の社会組織や親族組織の特徴と照らし合わせることによって、この地域に特徴的な「出稼ぎ」と「移住」という二つの選択肢の背景にあるものを探りました。
 約40名の講座受講者のみなさんからは、発表内容に関するもののほか、間瀬銅山の現状についてなど、活発な質疑応答がありました。

講演会の様子
2009年2月21日(土)講演会「坂口家の血脈」

 この日は、展覧会「安吾を育んだ新潟・人・歴史」展に関連して、講演会「坂口家の血脈」が開催されました。
 講師は、筑摩書房「坂口安吾全集」で解題、月報を執筆されるなど、安吾研究に造詣が深い文芸評論家の七北数人(ななきた・かずと)さんでした。

講演会の様子

 講演の内容は、このたびの展覧会で執筆された年譜をもとに、江戸時代から続く坂口家と仁一郎(安吾の父)を紹介していくというものでした。
 仁一郎は漢詩人、新潟新聞の社長、政治家と多様で、現代の私たちにはわかりにくいスケールの人物です。講演では、エピソードや新潟新聞でのさまざまなペンネームなどから、「けっこうお茶目な」仁一郎の人物像が紹介されました。
 1時間半という短い時間では、語り尽くせずの感で残念ではありましたが、仁一郎と安吾とがつながる面もみえ、いかめしい肖像画の内側に触れたような講演でした。

>>企画展「安吾を育んだ新潟・人・歴史」のページへ

>>詳細情報(坂口安吾デジタルミュージアム)

展示風景
2009年2月14日
企画展「安吾を育(はぐく)んだ新潟・人・歴史」開幕

 企画展「安吾を育(はぐく)んだ新潟・人・歴史」が始まりました。
 戦後無頼派の旗手といわれた作家坂口安吾は、『石の思ひ』(1946年)で「私のふるさとの家は空と、海と、松林であった。そして吹く風であり、風の音であった。」と語っています。

展示風景

 五峰という号で、漢詩人として早くから著名であった仁一郎は、県会、衆議院内や、新潟新聞社仲間にも詩友をもち、新潟県の漢詩をまとめた『北越詩話』を30年かけて編纂しました。そしてその際収集した書画を6曲屏風に仕立てたのです。扇面や短冊色紙と、バランスよく配された一つ一つの作品を見るのも楽しい屏風です。
 また、印のコレクターでもあった五峰の所蔵印や、歯の治療に使った金で「長相思」という故人を偲ぶ金印なども興味ある展示です。

展示風景

 兄献吉については、県民会館の建設、県展の開催など、新潟の文化に尽くした足跡と、安吾との手紙のやりとりなどの交流を紹介します。
 安吾の没後発表された『世に出るまで』(東洋大学附属図書館所蔵)は、半生を自ら振り返って書いたものです。また同人誌仲間との、若き日のやりとりには、安吾の苦悩がよく現れています。
  父仁一郎、兄献吉の生涯を通じて、安吾にとっての“家”や“ふるさと”に思いを馳せていただきたいと思います。

>>企画展「安吾を育んだ新潟・人・歴史」のページへ

>>詳細情報(坂口安吾デジタルミュージアム)

講座風景
2009年2月11日みなとぴあ大河ドラマ「天地人」解説講座
「「天地人」の真実―直江兼続の時代」が始まりました。

 今年は新潟県全体がNHK大河ドラマ「天地人」で盛り上がっていますが、みなとぴあでは、この大河ドラマ「天地人」の歴史的な内容を解説する講座を始めました。
 この講座は、ドラマそのものや原作を説明するわけではありません。原作やテレビ放送では描かれていない歴史的な背景―例えば越後の戦国時代の様子、ドラマに登場する人物や事件の真相、直江兼続・上杉景勝と織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の人間関係などを、各回大小のテーマを設けて、様々な史料に基づいて明らかになった最新の歴史研究の成果をもとに紹介していくものです。
 第1回目は、11日(水・祝)に105名の方の参加を得て開催しました。テーマは「兼続・景勝をめぐる人物と上田庄の世界」ということで、ドラマに登場する人物の系譜と、主人公兼続・景勝の出身地、越後国魚沼郡上田庄とはどのようなところかということを紹介しました。
 今回はドラマに登場している主人公を取り巻く上杉謙信・景勝の家臣団にスポットを当て、上杉謙信・景勝の家臣としてどのような位置でそれぞれ重要な役割を果たしていたのか、特に兼続・景勝の出身地の「上田衆」と呼ばれた者たちの活躍と、魚沼郡上田庄という地域の特質を結び付けて考えました。
 戦国大名上杉氏の歴史は関東との関係も強く、越後と関東の境目にある上田庄と上田衆、そして上田長尾氏の存在こそ、謙信・景勝そして兼続の領国支配の基本路線を大きく規定していたことを詳しく解説しました。
 2回目からは、毎月第1土曜日、午後1時半〜3時で12月まで開催します。参加は自由です。担当は当館の長谷川学芸員、2回目のテーマは「謙信と信長」です。皆様のお越しをお待ちしています。

知恵の板
2009年2月9日(日)みなとぴあファンクラブ館長講演会を開催しました

 みなとぴあファンクラブ会員向けに当館の甘粕館長の講演会を開きました。
 館長は「古墳に学ぶ−私の考古学人生−」と題して,どのように考古学を学び,研究者として歩んできたのかを講演し,館長が今までに携わった古墳発掘の現場の様子をスライドで見ていただきました。
 これまでにファンクラブではバスツアー・まちあるきといくつかの行事を行ってきましたが,講演会は初めての試みでした。講演会には18人の会員のかたが参加され,みなさん熱心に館長の話に耳を傾けていらっしゃいました。
 ファンクラブでは今後も,まちあるきや企画展解説会などを予定しています。ファンクラブに興味のある方はお問い合わせください。

>>みなとぴあファンクラブのページへ

知恵の板 知恵の板
2009年2月7日(土)8日(日)
たいけんプログラム「清少納言の知恵の板」

この日のたいけんプログラムは、江戸時代に遊ばれたという、清少納言の知恵の板というシルエットパズルを作って遊びました。これは正方形から大小の三角形や四角形を切り出し、切り出した形を組み合わせて形をつくる、というものです。
厚紙から切り出して、パズルをつくったあとは、形をつくる問題に挑戦しました。問題も江戸時代につくられたものなので、今のこどもたちにはなじみのないものもありました。一つの形をつくるのに、悪戦苦闘していたこどもたちも、しばらくするとコツがつかめたようで、次々に新しい問題に挑戦していました。

展示の様子
2009年2月1日(日)  「米とくらし」展終了

 第5回むかしのくらし展「米とくらし」が終了しました。 米は新潟というイメージを構成する上で欠かせない存在です。 新潟市にとっても、田園型政令市という理念や食と花というコンセプトワード、あるいは食の陣や酒の陣のような市を代表するイベントにも端的に表れているように、米は新潟市の中核的な資源として位置づけられているようです。
 今回のむかしのくらし展では、新潟市域でどのような形で米を作るという生業が営まれてきたのかを、むかしの道具から振り返りました。新潟市域の水田の多くは、かつての北・中・西の各蒲原郡にまたがって広がる平野部に立地しています。 この一帯の水田は、土地改良事業以前には堪水のはけない低湿な土地が多く存在しました。

展示の様子2 展示の様子3

 しかし、蒲原一帯で行われていた低湿地農業の具体的な姿は、80年という時を経て徐々に記憶の彼方へ消えて行きつつあります。こうした状況において、当時の蒲原の農業を振り返る貴重な手がかりとなるのが、実際に農業に使われた農具です。農具の形や残された痕跡、あるいは種々の農具の存在の有無自体が、様々な情報を引き出す手がかりになります。
 今回の展覧会では、当館蔵の資料に加え、地域で使われた農具を収集し、保存している各区の博物館・資料館・公民館からお借りして展示しました。借用資料は全体の展示資料の半数に及びました。
 展示をご覧いただいた皆さんから頂いた多くの好評の声は、こうした民具や民具が現在に留めるものに接することから生み出されたのではないかと思います。 「米とくらし」展は4,348人の方にご覧いただきました。ありがとうございました。

■ 2009年1月 ■

体験の様子
2009年1月29・30日(木・金)  「ワラゾウリ作り」開催

 今日の体験プログラムは、冬恒例の「ワラゾウリ作り」です。
 黒埼民具保存会のみなさんを講師に迎え、大人を対象としてワラゾウリ作りの講習会を開催しました。
 ワラゾウリの材料となるワラは、今年も亀田郷土地改良区からワラを提供いただきました。 ただ、刈り取った稲のままでは、ワラゾウリ作りの材料にすることはできません。 ワラの葉を取るワラスグリ、柔軟かつコシを強くするワラウチという事前の準備作業が必要です。 保存会の方にご協力いただき、みなとぴあボランティアの方と一緒にワラスグリ・ワラウチを前もって行いました。

体験の様子2 体験の様子3

 ワラゾウリ作りは毎年多数の応募をいただきますが、材料や道具の関係で定員があるため、今回も抽選をさせていただきました。 当選された15人の方がワラゾウリ作りに取り組みました。
 みなさんワラゾウリの作り初めがなかなか難しく、苦心されていました。 しかし、保存会の先生の説明に熱心に耳を傾け、質問に応じた見本をよく見て習いながら、作り進めました。 2日間で、多くの方が一足のワラゾウリを完成させ、大変満足して頂いたようでした。 例年好評をいただいているワラゾウリ作り、また来年度も開催する予定です。

講座の様子
2009年1月25日(日)  博物館講座開催

 本日の博物館講座は、「蒲原の農具の特徴−唐箕を中心に−」と題し、市内の稲作に使われた唐箕についてお話しいたしました。
 唐箕は、ご存知の通り稲の脱穀調整の際、籾と藁屑、玄米と籾殻などの選別に使った道具です。中国から伝わったとされます。 国内では、江戸時代初期には文献に登場し、既に唐箕が使用されていたことがわかります。 新潟市周辺でも1800年代初頭の文献に登場し、センバや土臼や万石などと並び稲の脱穀調整作業を効率化する道具として導入が進みます。 明治に入り、大正ごろには広く普及し、米拵えに欠かせない道具となります。
 このように広く普及した唐箕は規格性が高く、みな似たような形をしているように見えます。 しかし、「米とくらし」展の展示のように、並べてよく見比べてみると、それぞれ形に違いがあります。 そして、この形の違いから、農業や唐箕作りに関わるさまざまな歴史を推測することができます。 唐箕一つとっても、収集した民具から次々と興味深い事実が見えてくることを、講座受講者のみなさんも発見し、楽しんでいらっしゃったようです。

常設ガイドボランティア・スキルアップ研修
2009年1月25日(日)  常設展示ガイドボランティア・スキルアップ研修

 日ごろ常設展示のガイドを行っているボランティアのみなさんを対象に、スキルアップ研修が開かれました。
 この日は、常設展示の終わりに近い「広がる美田」コーナーを題材に、ガイドする際のポイントと、詳しい展示情報の解説を岩野学芸員が行いました。
 「広がる美田」は、ミュージアムシアターの上映時間の関係で、時間調整のために簡単なガイドしかできないことが多いコーナーなのですが、現代の新潟市の景観や都市計画に直結する時代の展示です。
 質疑応答では、参加したボランティアガイドから活発な質問や「こうした方が解説しやすいのではないか」という提案があったりして、非常に有意義な研修になりました。

おりひめ おりひめ
2009年1月24日(土)
  たいけんプログラム「布をおってみよう」

たいけんプログラム「布をおってみよう」が行われました。このプログラムは、細かく裂いた布を使って裂き織りのコースターを作ります。織機など裂織りの道具の改良や製作、材料の準備からプログラムの実施まで、すべてボランティアスタッフが行っています。参加者の皆さんは、ボランティアスタッフの丁寧な指導の下、色とりどりの裂き織りのコースターを楽しそうに作っていました。この日は、7人の方にご参加いただきました。

常設ガイドボランティア・スキルアップ研修 常設ガイドボランティア・スキルアップ研修
2009年1月24日(土)
  新規ボランティア募集「事前見学会」の開催

 来年度から活躍していただく新規ボランティアの募集にあたり、活動内容を知っていただくための見学会を開催しました。
 今年は、昨年を上回る15名が参加しました。敷地ガイド・常設展示ガイド・体験の広場の3つのボランティア活動を、それぞれ15分程度で見学しました。
 本日の見学会は、当館のボランティア活動の一端を覗き見る程度のものでしたが、案内役を買ってくれた先輩ボランティアの様子から、活動の雰囲気は充分に伝わったのではないでしょうか。
 今回はあくまで見学会であり、2月8日から始まる研修会に参加していただくことで、ボランティアの登録が認められます。「ぜひ、この機会に・・・」と考えた方は、研修に参加して活動を始めてみませんか。来年度も新たな仲間が加わることを楽しみにしています。

フロッタージュする様子 ワークショップの説明をする酒百さん
2009年1月12日(月祝)  水と土の芸術祭(仮称)
作品制作ワークショップ開催

 水と土の芸術祭(仮称)実行委員会による作品制作ワークショップ「記憶のミナト。」第3回が開催されました。 今日のワークショップは、芸術祭参加作家の酒百宏一さんも参加して行われました。
 ワークショップ「記憶のミナト。」は、酒百さんの芸術祭参加作品「Niigata 水の記憶プロジェクト」の一環として行われ、誰でも作品制作に参加することができます。 作品制作は、フロッタージュという、色鉛筆で物の凹凸を紙に写し取る技法を用います。写し取る対象は、当館所蔵の民具です。

ワークショップの様子 フロッタージュ作品

 今日のワークショップで用いた民具は、平鍬・三本鍬・カンジキ(田下駄)・ジョレン・イタボソ・水車(みずぐるま)・タツ・桶・水桶、いずれも市域で実際に使われた農具や生活道具です。 これらの民具の表面には、パッと見ただけでは分からないのですが、民具が歩んできた足跡が残されています。 道具の感触を丁寧に確かめながらフロッタージュしてみると、木目や鉄の錆など素材の性状による形や、仕事や暮らしの中で生じた使用痕や傷など、さまざまな形が紙に浮かび上がります。 フロッタージュしてみて初めて気が付く、民具のさまざまな形には驚かされます。
 ワークショップ「記憶のミナト。」は、引き続き開催される予定です。これらの民具が経てきた足跡を、フロッタージュで感じてみませんか。

>>水と土の芸術祭(仮称)作品制作ワークショップ「記憶のミナト。」紹介ページ

石臼を体験 米粉で団子作り
2009年1月11日(日)  こめてん関連企画
「マユダマをつくろう、かざろう」

 今日は、石臼を使って、マユダマを作る体験をしました。 マユダマとは、ミズキやエノキ、ヤナギなどの木の枝に、モチや団子を刺し、マイダマセンベイを吊り下げたものです。 ダンゴカザリやマイダマセンベイなどともいいます マユダマを飾る行事も、マユダマ(ダンゴカザリやマイダマセンベイなどとも)とよびます。 このマユダマは、予め豊作を祝うことで、農作物の豊作を祈る小正月の行事です。米の産地である新潟市域では、広く行われていました。

マイダマセンベイを飾る 団子を飾る

 今日のマユダマ作りは、米展の関連企画として、石臼で米をひいて粉にして、団子を作る体験もしました。 参加してくれた15人の子どもたちは、まず石臼の重さにおどろいていました。 重い石臼は回すだけでも大変で、みんなで力を合わせ、石臼を回し続けました。 40分ほど回し続けて、石臼から出てきた粉を集めてフルイにかけ、細かい米の粉が取れました。 この粉をお湯で練って、紅白の団子を作りました。 2本のミズキに紅白の団子を刺し、マイダマセンベイを飾りつけてできあがりです。 完成したマユダマは、企画展示室で開催中の「米とくらし」展とたいけんのひろばで展示しています。

新潟町展示
2009年1月4日(日)  常設展示に新資料がお目見え!

 現在の市街地の下から、江戸時代の新潟町の遺構や遺物が姿をあらわしました。柳都大橋から続く万代島ルート線の建設に伴い、新潟県が中央区上大川前通〜東堀通間の旧広小路堀に面した地点で発掘調査を行ったところ、建物の礎石や礎板などの遺構をはじめ、数多くの陶磁器や生活用具などが見つかりました。このあたりは江戸時代に回船問屋が軒を連ねていた所で、発掘された資料は、湊に関わる新潟町の人々の暮らしや文化を伝えてくれます。
 このたび、その一部を新潟県教育委員会から借用し、展示公開しています。