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◇ 2008年度10〜12月のトピックス --Topics-- ◇

■ 2008年12月 ■

もちつきの様子1
2008年12月21日(日)  こめてん関連企画 もちつき!

 本日は、米展関連企画として、もちつき体験を行いました。
 市内で集落のもちつきに使われていた大きな木の臼(うす)に蒸したもち米を入れて、キネで押すようにこねます。 米つぶがはんごろし状態になったところで、キネでつきます。 2本のキネで、交互につきます。キネが重いので、ボランティアのみなさんを中心に、交代しながらつきます。 もちろん、来てくれた子ども達も一緒に、もちつきをしました。 みんなキネの重さに驚いていましたが、頑張ってキネをふるい、写真も撮ってもらっていました。

もちつきの様子2 もちつきの様子3

 1ウス3升のもち米を、3ウスもついたので、すっかり息があがってうでの筋肉がはってしまいました。 手仕事でついたもちはしっかりとねばりのある、とてもおいしいものでした。 あずきやこしあん、キナコ、大根おろし、海苔巻きと、お好みの味で、大変おいしくいただきました。 実は、このもちつき、恒例の行事でもあり、毎年たくさんの方に来ていただいています。今年も約100人の方に来ていただき、もちつき体験ももちの味も、好評をいただけたようでした。

ワラでクリスマスリースを作ろう ワラでクリスマスリースを作ろう
2008年12月14日(日)
  たいけんプログラム
「ワラでクリスマスリースを作ろう!」

 この日は、講師に鈴木さんをお招きして、ワラでリースを作りました。
 まずは、鈴木さんから材料のワラやワラでできた道具のお話をしていただき、その後で縄ないを実演してもらいました。参加者は、最初はぎこちない手つきで縄をなっていましたが、コツをつかむと上手に長い縄にすることができました。それぞれ好きな飾り付けをして、ワラのリースができあがりました。

クリスマスリース ワラでクリスマスリースを作ろう ワラでクリスマスリースを作ろう

 最後に米俵のフタとなるサンバイシ作りを鈴木さんに実演していただくと、みるみるうちにできあがる様子に参加者からは感嘆の声があがりました。

会場風景
2008年12月13・14日(土・日)  近世書人展開催

 巻菱湖、亀田鵬斎、日下部鳴鶴、巌谷一六、中林梧竹、長三州らいずれも新潟に関わり、近世〜近代に全国的にも名の通った書人の展覧会が、越佐文人研究会とみなとぴあの主催で旧第四銀行2階の和室にて開催されました。
 2日間限りでしたが、会場にはひっきりなしに大勢の書を学ぶ学生さんや文人ファンが訪れていました。14日の午後2時から 同会場で開かれた講演会「金井金洞と新潟を中心として」(講師 岡村鉄琴氏)では、会場に入りきれないほどの人々が集まりました。
 2日間で390人もの方々にご覧いただきました。

フロッタージュ作品 フロッタージュをする様子
2008年12月13日(土)  水と土の芸術祭(仮称)
作品制作ワークショップ開催

 今日は、水と土の芸術祭(仮称)実行委員会による作品制作ワークショップ「記憶のミナト。」が開催されました。
 このワークショップでは、芸術祭参加作家である酒百宏一氏の作品「Niigata 水の記憶プロジェクト」の一環として、市民参加による作品制作を行っています。 酒百氏は、フロッタージュと呼ばれる技法を用いて紙の上に模様を描き、このフロッタージュの作品一つ一つが、全体として大きな水面を形づくるような作品を構想されています。 今日は、酒百氏による説明や実演が行われ、参加者が酒百氏と一緒に作品を制作しました。

酒百氏による説明の様子 酒百氏による実演

 ワークショップでは、まず酒百氏から作品制作の趣旨について説明がありました。 今回行うフロッタージュは、水に関わるむかしの道具をモチーフに用います。具体的には、道具の表面に紙をあてて色鉛筆でこすって形を写し取ることで、道具表面の木目や質感が水面のような模様として浮かび上がります。
 そして、次に当館学芸員から、フロッタージュの素材となる道具についての説明がありました。 今回ワークショップに使用した道具は、全て市域の農業や生活に実際に使われた道具です。 学芸員からは道具の使い方とともに、市域の生活文化を示す大切な資料であり、後世に長く伝えるために気をつけて取り扱ってほしい旨、説明がありました。 その後、酒百氏による作品制作の実演があり、参加者も一緒に制作に取り組みました。
 実際に木製の道具に紙をあてて色鉛筆を塗ってみると、紙面に鮮やかに木目の模様が浮かび上がりました。 様々に色を重ねてみると、グラデーションが幾重にも重なって、色とりどりの水の模様があらわれてきました。 静かに寄せる波、渦巻き、打ち寄せる波など、思いもかけない造形があらわれました。
 みなとぴあを会場とするワークショップは、今後も月2回程度開催される予定です。日程など詳しくは下記の紹介ページをご覧下さい。 みなさんも、水と土の芸術祭の作品制作に参加してみませんか。

>>水と土の芸術祭(仮称)作品制作ワークショップ「記憶のミナト。」紹介ページ

candlestand candlestand
2008年12月7日(土)
  たいけんプログラム「かみしばいをたのしもう」

この日のたいけんプログラムは、昔のこどもたちが大好きだった紙しばいです。まずは、 この季節にぴったりの「かさじぞう」の実演を楽しみました。そのあとは、参加していた こどもたちも順番にかみしばいを演じてみます。ひとりで演じてみる人、友だち同士ふたりで 配役を決めて演じる人、とそれぞれでしたが、かみしばいの、一枚の絵に合わせて、感情をこめて 演じるというところがどの子も面白く感じられたようでした。
参加者が「かみしばい、次はいつやるの?」と演者に聞いている様子を見て、 かみしばいというメディアが古いものではない、ということを感じることができました。

candlestand candlestand
2008年12月6日(土)
  たいけんプログラム「木の実でキャンドルスタンドをつくろう」

クリスマスも近づいてきたこの日は、敷地でとれるドングリをはじめ、まつぼっくりやアメリカフウなどいろんな木の実を使って、キャンドルスタンドをつくりました。
まずは、この日使う木の実について少し学びます。その後は、自分の好きな木の実をダンボールの上に レイアウトして、それをグルーガンで接着しながらキャンドルスタンドをつくっていきます。 ドングリをたくさんつけたり、いろんな種類のマツボックリをバランスよく配置したり、と 何度も試行錯誤を繰り返しながら、自分なりのベストレイアウトを決めていきます。

candlestand candlestand

マツボックリに南天の実をつけたり、クルミの殻をイスに見立てて、その中にドングリの人形を いれたり、と、それぞれの製作者が工夫を凝らして、おしゃれなキャンドルスタンドが作られていきました。
このキャンドルスタンドを早く使いたくて、クリスマスが待ち遠しいという人も、上手にできたので 使うのがもったいないという人もいましたが、どれも個性豊かでステキなキャンドルスタンドになりました。

■ 2008年11月 ■

ワラナワをなう
2008年11月29日(土)・30日(日)
  企画展関連体験プログラム「ワラにふれてみよう」

 現在開催中のむかしのくらし展「米とくらし」の関連体験プログラム「ワラにふれてみよう」を行いました。 さまざまなワラ細工の基本になるナワナイにチャレンジしました。ナワナイとは、ワラをより合わせてワラナワを作ることです。
 ワラナワはたばねたり、くくったりと生活にも仕事にも欠かせない道具でした。 さまざまなワラ細工を作る時には、ワラ細工の芯にしたり、ワラをくくって止めたりと、ワラ細工を作る上で欠かせない部品でもありました。
 ただ、ナワナイは基本といっても上手に作るのは難しく、はじめてだとナワの形を作ることもなかなかできません。 毎年開催している大人向け体験「ワラゾウリ作り」でも、参加者のみなさんナワナイに苦労されることが多いです。 ところが、今回参加してくれた小学生のみなさんは、見まねから上手にできるようになる人が多く、さすが吸収が早いと驚きました。
体験の風景 体験の風景  なお、収穫してモミを取ったばかりのワラは、そのままでワラ細工ができる訳ではありません。 ワラ細工に使うワラは、ワラをスグって葉を取り、ワラウチをしてしなやかに加工したものです。 今回は、ワラウチとワラスグリも少しだけ体験しました。 ワラウチはとにかくトントントントン…とヨコヅチでワラを打ち続ける大変疲れる作業です。 顔を真っ赤にしながらチャレンジしてくれたみんな、とても疲れたという感想でした。
 ワラは、生活用具や仕事道具を作るための材料として、むかしのくらしに欠かせないものでした。 体験の広場では、くらし展と連動してワラの道具をいつもよりたくさん展示中です。 「米とくらし」展と合わせてぜひご覧下さい。

>>第5回むかしのくらし展「米とくらし」ページ

講座タイトル 芳柳の描いた新潟の人々
2008年11月23日(日)  11月の博物館講座「明治期新潟の人々を描いた五姓田芳柳」開催

 毎月第4日曜日に学芸員の調査・研究を進めている内容をお伝えする博物館講座の11月の講座が開催されました。
 今月の内容は、近年研究が進められ、神奈川県立歴史博物館と岡山県立美術館において大規模な展覧会が開かれて話題を呼んだ五姓田芳柳と五姓田派についての話を行いました。
 明治の10年代から20年代にかけて、新潟には、全国レベルで見てもずいぶんと多くの五姓田派の活躍した痕跡となる作品が残されています。研究が進みつつあるとはいえ、新潟と五姓田派との関係は未だ多くの謎に包まれています。
 今回の講座では、まだあまり知名度のない五姓田派について説明した後、新潟に関係する作品をご紹介しました。 来年度には当館で新潟と五姓田派の関係を紹介する展覧会を開催しようと計画中です。悪天候の中、会場に足を運んでくださった35名の受講者からは、「五姓田派について理解できた」「展覧会が楽しみだ」などの感想が寄せられました。 聞き逃した皆さんは、是非展覧会に足を運んでください。
 今年度の博物館講座もあと1月・2月の2回を残すのみとなりました。12月はお休みですので、次回は1月25日森学芸員による蒲原平野の農具の話です。現在開催されている企画展「米とくらし」とも深く関わり、楽しめる内容です。是非ご参加ください。

解説の様子
2008年11月16日(日)  ボランティアスタッフ向け「米とくらし」展解説会

 この日は、当館のボランティアスタッフを対象に、昨日開幕したむかしのくらし展「米とくらし」の解説会を実施しました。
 企画展のガイドはボランティア活動には含まれていませんが、活動上、企画展の内容も尋ねられることが多いことから、今回の企画展を皮切りにボランティアスタッフ向けの企画展解説会を開催することになりました。その1回目となる今回の解説会には16名の参加がありました。
 企画展を担当した森学芸員の解説に耳を傾ける一方、当館で活躍するボランティアスタッフということもあって、活発な意見交換が行われる解説会になりました。

解説の様子
2008年11月15日(土)  ファンクラブ会員向け「米とくらし」展解説会

 この日は、午前9時30分の開館とともにむかしのくらし展「米とくらし」が開幕を迎え、早速11時からファンクラブの会員を対象にした展示解説会が行われました。
 会員向けの企画展の解説はファンクラブ特典の恒例行事です。ファンクラブの皆さんにでき立ての展示をいち早く楽しんでいただくため、初日の午前中に解説会を設定しています。前日まで展示作業にあたっていた担当者の苦労もその表情からうかがうことができます。
 今回は18名の会員の方が、担当の森学芸員とともに展示室を観覧しました。新潟の基礎になる米作りの展示でもあり、みなさん熱心にご覧になっていました。

>>第5回むかしのくらし展「米とくらし」ページ

土臼・唐箕・万石
2008年11月15日(土)  第5回むかしのくらし展「米とくらし」はじまる

 今年もむかしのくらし展が始まりました。今回のテーマは「米とくらし」です。
 現在の新潟市域の平野部では、広々とした美しい水田を見ることができます。しかし、昭和のはじめごろには、この地域は潟が点在する低湿な土地でした。こうした土地で、新潟の先人たちは田をひらき、米を作ってきました。

展示室の様子 展示室の様子

 今回のくらし展では、農業の動力化や大規模な排水の設備がまだなかった時代に、市域で使われていた農具が展示の主役です。
 昭和のはじめごろ、どこまでも体が沈むような田で使われた農具をはじめ、唐箕や万石、土臼や手回し脱穀機などのニワ仕事のほか、石臼やフカシオケなど大切な米を工夫して食べるための道具を展示しています。また、展示にあたり、北区から南区、西蒲区まで、市域の各所の博物館や資料館、公民館が保存している農具をお借りしてきました。
 市域各所に伝えられ、保存されている農具は、当時の米作りの様子を伝えてくれる大切な、かけがえのない資料です。ぜひ、展示室でこれらの資料を間近にご覧頂きたいと思います。
 「米とくらし」展は、2009年2月1日まで開催しています。

>>第5回むかしのくらし展「米とくらし」ページ

さきおりコースターづくり さきおりコースターづくり
2008年11月8日(土)9日(日)
たいけんプログラム「伝統を体験!さきおりコースターづくり」

 今週のたいけんプログラムは、あまり布や古くなった服の布を裂いてリサイクルする裂織(さきおり)によるコースターづくりを行いました。

さきおりコースターづくり

 道具に限りがあるため先着でしたが、土曜は17人(親子含)、日曜は15人が参加してくれました。来ていただいたのにできなかった方々には、 ほんとうに申し訳ございませんでした。裂織の体験は、1月24日にたいけんボランティアによりまた行われますので、その時には是非応募してください。

さきおりコースターづくり さきおりコースターづくり

 まず初めに、布を織るための機(はた)づくりから行いました。たて糸の通し方が少し難しいため四苦八苦しましたが、それができればいよいよ 楽しいはたおりです。好きな布を廃材を利用してつくった「ひ」に巻きつけ、「そうこう」を上下させながら横糸を通していきます。 参加者は小学生を中心に幼児から大人までいましたが、それぞれに個性的な素敵な作品を仕上げていました。中には、箱の長さいっぱいに長〜いコースター?をつくっている参加者も。

さきおりコースターづくり さきおりコースターづくり

 今回の講師は大学生でした。彼らは、学芸員の資格をとるための博物館実習の課題のひとつとして、このたいけんプログラムを行いました。 内容の選定、調査、段取り、準備から当日の運営まで全て自分たちで行いました。さきおりの道具づくりのノウハウは、このプログラムを継続して行って いる“織姫隊”と称す当館のたいけんボランティアに伝授してもらいました。初日上手く伝えられなかったことなど、反省を生かして、2日めには もっと分かりやすく上手く伝えることに成功していました。
 分かりにくい説明もあったかと思いますが、参加していただいた方々には暖かく接していただき、ありがとうございました。

唐箕の展示風景
2008年11月8日(土)米展先行!唐箕展示

 11月15日(土)開催のむかしのくらし展「米とくらし」に先駆けて、エントランスに唐箕を展示しました。
 展示の唐箕は、全て新潟市域で使われていたものです。市民から寄贈されたものや、市内の資料館等からお借りしたものもあります。 唐箕には、墨で製造者や購入した年が書かれたものがあります。唐箕の墨書を通じて、市内各所に唐箕職人がいたことがわかります。 まもなく開幕の「米とくらし」展、ぜひみなさまお誘いあわせの上、おいでください。

>>第5回むかしのくらし展「米とくらし」ページ

ボランティア研修旅行
2008年11月8日(土)ボランティア研修旅行

 ボランティアスタッフの研修と親睦を深めるための研修旅行。今年は「天地人」直江兼続ゆかりの地である山形県米沢市を訪ねました。
 少し寒くはありましたが、天気も良く、米沢の歴史と文化を学ぶ充実した研修旅行となりました。

ボランティア研修旅行

 米沢市は上杉氏の城下町として有名です。上杉氏は、上杉景勝の時代に、豊臣秀吉によって越後から会津若松120万石に転封され、その際、米沢には直江兼続が入りました。関ケ原合戦において上杉氏は西軍に味方したため、米沢に転封されることとなり、米沢30万石(後に15万石に減封)は上杉氏の城下町として発展していくことになります。

ボランティア研修旅行

 上杉神社周辺や林泉寺、上杉家御廟などは、ボランティアの「おしょうしなガイド」さんに案内していただき、米沢と上杉氏について知ることができました。
 上杉博物館では、学芸員の方に直江兼続についてのお話を聞く事ができ、さらに理解を深めることができました。
 上杉謙信を祀る上杉神社や、上杉家の菩提寺で越後から移された春日山林泉寺など、越後と米沢の関係の深さも垣間見られ、有意義な旅となりました。

   「絵図が語るみなと新潟」展閉幕
2008年11月3日(月・祝)「絵図が語るみなと新潟」展閉幕しました。

 この日は「絵図が語るみなと新潟」展の最終日でした。おかげさまで約5700名の方のご来館を得ることができました。
 閉幕に先立ち、11月2日(日)には、「流作場の形成過程」をテーマに第2回の古文書講座+詳細展示解説会を行いました。40名余の方が講座に参加されました。
 展示室に展示してある安永五(1776)年の「新潟町と沼垂町ほか論所嶋内済取替え証文」とその絵図を題材として、古文書の解読・解説に取り組みました。
 参加された皆さんは、古文書は興味があるけれども、読んだことはほとんどないという方が多かったので、古文書そのもののかたちや姿、そして字を読む楽しみ方に力点を置きました。参加者全員でひととおり古文書を読んだのち、企画展示室で古文書の内容を絵図で確認しながら、詳細な解説をしました。活発な質疑もあって熱気ある講座となりました。

「絵図が語るみなと新潟」展閉幕

 11月3日には最後の展示解説会が行われました。30名余の方々がおよそ1時間余の解説会に参加してくださいました。終了後はここでも熱心な参加者からの質問が続きました。
 今回の展覧会では、新潟町・沼垂町の先人たちが大切に保存してきた日頃はなかなか展示できない大型絵図を使って、「目で見てわかるみなとの変遷」を目指しました。新潟のみなとにとって、信濃川と阿賀野川の存在が如何に大きかったということも理解していただけたのではないかと思います。
 今後もこうした新潟の原点を考えるテーマを紹介していきたいと思います。ありがとうございました。

牛乳パックでイタアワセづくり 牛乳パックでイタアワセづくり
2008年11月1日(土)
たいけんプログラム「牛乳パックでイタアワセづくり」

 この日は、牛乳パックを使って新潟市周辺の農家で使われていた木造船「イタアワセ」をつくるプログラムを行いました。
 最初にイタアワセと同じ構造をもつ「キッツォ」船を実際に観察してみて、船の構造や特徴をつかんだのち、牛乳パックを用いた工作キットでイタアワセを作りました。
 低学年の子どもでもできるように、刃物を使わず貼り合わせるだけの工作キットでしたが、タナ板の曲面をきれいに出すところなどが難しかったようです。
 完成後はタライにはった水に浮かべてみました。合計9名の参加者がありました。

■ 2008年10月 ■

歴史活動クラブ
2008年10月30日(木)上所小「歴史活動クラブ」石器体験!

 本日の上所小学校「歴史活動クラブ」は、縄文人が使っていた石器を体験しました。
 本物の遺物を使用することはできないので、今回は体験用に博物館が用意した道具を使いました。
 まず、石斧や弓矢などの道具に触れ、その感触を確かめました。次に黒曜石のナイフを使って切れ味を確かめてみました。目の細かいスポンジを狩で捕らえた動物の肉に見立て、解体するイメージでブロック状に切っていきました。鋭い切れ味に生徒も驚いたようです。
 続いて、博物館の敷地で拾ったドングリを縄文時代のすり鉢ともいえる石皿ですりつぶす体験をしました。縄文人の主食はドングリやトチなどの木の実です。縄文人はこうした木の実を粉にして、パンやクッキーのようにして食べていたようです。
 最後に、先週作った土偶?!を文化祭に展示する準備をして、本日のクラブ活動は終了しました。今年度のクラブ活動はこれで終了とのことです。

博物館講座
2008年10月26日(日)
 博物館講座「蒲原平野の後期古墳とその被葬者像を考える」

 蒲原平野では、古墳時代、4世紀に古墳がつくられた後、空白期をおいて6世紀に再び古墳が築かれます。
 6世紀の後期古墳は4世紀の前期古墳くらべ数も少なく規模も縮小します。しかし、6世紀後半には大和朝廷が蒲原平野の地方豪族を「高志深江国造」に任命したとされており、国造を輩出する基盤がここにあったと考えられます。
 今回の博物館講座では、後期古墳にこの問題を解く鍵が隠されていないかを検証するため、古墳や文献などの記載から6世紀の蒲原平野の状況を確認しました。
 残念ながら、後期古墳は数も限られ、国造の墓と断定する古墳も見つかっていないため、蒲原平野の古墳と「国造」をめぐる問題の答えはまだ先になりそうですが、59人の受講者のみなさんが熱心に聴講してくれました。

どんぐり三昧 どんぐり三昧
2008年10月26日(日)
たいけんプログラム「ドングリざんまい!」

 今年もみなとぴあのマテバシイにたくさんドングリがなりました。今日のたいけんプログラムはマテバシイをはじめ、いろんなドングリや木の実をつかって一日中遊ぶプログラムを行いました。毎年恒例のやじろべえやこまづくり、アクセサリー作りに加えて、ことしは、どんぐりカーのブースもお目見えしました。好きな形にカットしたダンボールの土台の上に、アメリカフウの実やまつぼっくり、トチノミ、どんぐりなどをデコレーションして、どんぐりのタイヤをつけて、カスタマイズしました。午後からは、どんぐりカーレースが開催され、自作のどんぐりカーがどこまで走るか、走行距離を競いました。

どんぐり三昧 どんぐり三昧

 そして今年もまた、どんぐりクッキーを作りました。ドングリを食糧にしていた縄文人のように、石皿と磨り石を使って、ドングリの鬼皮をとって、実を細かくします。参加者はドングリをつぶそうと石を振り下ろしますが、コツのつかめていない始めのうちは、衝撃でドングリが石皿の上から飛んでいってしまいます。ドングリと格闘しながら、実をすりつぶしたら、現代人好みのバターと砂糖、小麦粉をまぜて、クッキーにして試食しました。どんぐりが食べられることに半信半疑のこどもたちも、甘いにおいとドングリの優しい味に大満足のようでした。
 ネイチャークラブ新潟の会とみなとぴあのボランティアスタッフで企画したこのプログラム、一日を通して、150人もの小学生や家族連れに参加してもらいました。ドングリで、作って、遊んで、飾って、食べて、まさに、ドングリ三昧な一日となりました。

大型絵図ワークショップ
2008年10月25日(土)特別展関連企画
 大型絵図ワークショップ「絵図を読み解こう―新潟湊のなりたちとかたち」

 この日は、特別展関連企画として、大型絵図とその関連史料を間近で観察し、実際に大型絵図に触れてみようというワークショップが開催されました。
 絵図の調査に携わった若手研究者による大型絵図の特徴や注目点、関連する古文書の内容の解説をヒントに、参加者も大型絵図の解読に挑みました。
 まず、西村慎太郎さんから、「江戸時代の裁判―なぜ信濃川の争論を幕府が裁いたか―」というテーマで、延宝・元禄の大型絵図を題材に話題を提供されました。
 延宝の大型絵図の裁許裏書に署名している人物は、幕府の評定所で藩と藩の重大な訴訟を解決するメンバーであったことが紹介され、さらに、評定所でどのように絵図を用いて裁判を進めたかを、関連する「新川出入願書・御評定所ニ而対決書」(新潟町会所文書)を用いて読み解きました。
 また、元禄の大型絵図を二枚並べて、わずか数ヶ月で立会絵図(証拠資料)が作り直されている理由を考えました。

大型絵図ワークショップ 大型絵図ワークショップ

 その後、参加者の皆さんに、展示室に展示してある天保2年の掛紙かぶせ絵図の写しで、ばらばらになっている部分絵図を使って、いつ頃のどの場所の絵図にあたるかをパズルあわせしてもらいました。なかなか思ったように絵図を組み合わせることはできなかったようです。
 次に小酒井大悟さんに、「争論絵図にみえる近世新潟町の生活」というテーマで、掛紙かぶせ絵図の構造と争論絵図に描かれた「島地」の変遷を解説してもらいました。
 関連する天保三年の「新潟町与沼垂町他出入内熟済口証文」を用いて、島地の帰属はどのように決められていたのか、なぜ新たに浮き上がってくる島地を確保しようとしたのかなど、絵図に描かれている様々な興味深い謎が読み解かれていきました。
 その後の質疑では、島と州の違いや江戸時代の測量方法などにも及び、大変活気あるワークショップとなりました。

資料クリーニング風景 資料クリーニング風景
2008年10月25日(土)
「米とくらし」展  展示資料のクリーニング

 来る11月15日(土)に開幕する第5回むかしのくらし展「米とくらし」に展示する資料のクリーニング作業を進行中です。
 米は、新潟市の重要な歴史テーマの一つです。今回の展示は、むかしのくらし展ということで、市域で使われたさまざまな農具が中心になります。 当館所蔵の資料だけでなく、市内の博物館や資料館、公民館の資料を借用させていただいて展示します。
 展示の準備作業として、ただいま資料一点一点を丁寧にクリーニングしています。 クリーニングを通じて、民具ひとつひとつがくっきりと輪郭を表し、そのものが積み重ねてきた時の年輪も感じられるように思えます。 ぜひ、展示室でじっくり見ていただきたいと思います。
 また、展覧会に出すと資料が痛むといわれますが、民具のようにそれぞれ大きくて数も多い資料は動かすことすら少なくなりがちです。 展覧会をよい機会として、資料のクリーニングや手入れを施すことで、資料の状態をよくし、劣化を防ぐこともできます。
 このように準備を進めております「米とくらし」展、ぜひみなさまお誘いあわせの上、おいでください。

>>第5回むかしのくらし展「米とくらし」ページ

歴史活動クラブ 歴史活動クラブ
2008年10月23日(木)
上所小「歴史活動クラブ」土偶づくりに挑戦!

 上所小学校の「歴史活動クラブ」(5月のトピックスでは「原始人体験クラブ」と紹介しました。)は、今回、土偶づくりに挑戦しました。
 今回も小林学芸員が学校へ出向き、活動に参加しました。
 土偶とは、粘土で形を作って焼いて仕上げた縄文時代の人形です。その多くが女性の姿で、顔やスタイルなど、とてもユニークです。今回は、土偶をイメージして作りましたが、縄文人のつくった土偶と比べてもユニークな作品になりました。
 クラブ活動の限られた時間での体験であったため、焼く作業は博物館で行うことにしました。
 今日も15人のメンバー全員が参加しました。本日の作品は文化祭で展示されるそうです。

どんぐりざんまい練習会 どんぐりざんまい練習会
2008年10月19日(日)
たいけんプログラム「どんぐりざんまい」練習会

 来る10月26日(日)の10時30分〜午後4時に、体験の広場で体験プログラム「どんぐりざんまい!」が行われます。この日は、ボランティアスタッフのプログラム練習会が行われました。
 当日の午後2時からは、ドングリクッキーを作って食べるプログラムもあります。ぜひみなさまお誘いあわせの上、おいでください。

>>体験プログラム「どんぐりざんまい!」の御案内

5周年感謝祭 5周年感謝祭
2008年10月13日(月・祝)
5周年感謝祭が開催されました

 みなとぴあ5周年を記念して、ボランティアスタッフや地元の方々を中心にして、5周年感謝祭が行われました。
 館内では、常設ガイドボランティアが常設ガイドを、たいけんのひろばでは、ボランティアスタッフが身近なものでできる昔のおもちゃづくりを行い、紙芝居や蓄音機のプログラムも行われました。企画展のガイドも午前午後2回行われました。

5周年感謝祭

 館外では、特別公開・塔屋見学ツアーが大人気でした。敷地ガイドもボランティアスタッフにより行われました。また芝生広場では、音楽や踊りなどが行われ、大変な賑わいを見せていました。
 晴天の中、多くの方にご来館いただき、延べ6000人近い方々がみなとぴあに来られるという、大賑わいの1日となりました。
 ご来場いただいた皆様方に感謝申し上げるとともに、ご協力をいただいた関係各位に心から御礼申し上げます。

特別講演会
2008年10月12日(日)
「絵図が語るみなと新潟」展特別講演会

 この日は、開催中の特別展の特別講演会として、国立歴史民俗博物館歴史研究部教授久留島浩先生をお迎えして、「近世絵図史料の魅力―享保六年五月「紫雲寺潟絵図(紫雲寺潟落堀に付き地境絵図)と松ヶ崎悪水吐き掘割工事」というテーマでお話ししていただきました。
 今回の展覧会のテーマである新潟・沼垂の「みなと」の歴史を考える上で、大きなターニングポイントになったのは、阿賀野川の河口が現在の松浜付近となった「松ヶ崎掘割の決壊」と、その背後にある紫雲寺潟の干拓と新田開発の問題です。

特別講演会

 講師の久留島先生は、「近世大規模新田開発絵図に関する基礎的研究」(東大史料編纂所画像史料解析センター)というプロジェクトに参加し、「紫雲寺潟絵図」を調査・研究されました。講演会では、絵図の詳細な内容と歴史的背景について解説していただきました。
 まず、近世の下越地方における治水と新潟湊の維持、そして新田開発に相関関係があることを、新田開発と幕領の形成過程の観点から説明していただきました。つぎに松ヶ崎堀割の前提について、「紫雲寺潟絵図」の作成背景を中心に説明していただきました。そして絵図裏書の趣旨・絵図の性格・境界線の問題などを、デジタル拡大画像を利用して具体的に解説していただきました。最後に紫雲寺潟開発後の諸問題にも触れ、この新田開発がその後の新潟県における大地主層の登場につながるという見通しを示していただきました。
 講演会のあと、企画展示室で実際の絵図を前に、展示を担当した長谷川学芸員によるギャラリートークを行ないました。
 講演会の参加者から、いろいろな質問が出たり、紫雲寺潟絵図の周辺地域をよく知る方々からの情報もあり、大変有意義な企画となりました。

感謝祭準備 感謝祭準備
2008年10月11日(土)
5周年感謝祭、準備がすすんでいます

 10月13日(月・祝)に行われる5周年感謝祭に向けて、ボランティアさんたちが着々と準備を進めています。
 この日は、ボランティアスタッフの5周年の記録展のパネル展示の作業を行いました。また、たいけんのひろばボランティアスタッフが、たいけんメニューの材料の準備会を行いました。
 感謝祭は、観覧料も無料となります。ぜひこの機会に、みなとぴあに遊びに来てみませんか?

>>「みなとぴあ5周年感謝祭」のページへ

解説会
2008年10月4日(土)
「絵図が語るみなと新潟」展古文書講座+詳細展示解説会(1)

 この解説会は、展示のテーマに即した古文書講座と、その内容をふまえた詳細な展示解説会をセットにした企画展の関連企画です。
 まず、絵図に関係する古文書を実際に読んで注目すべきポイントを頭に入れ、そのうえで展示室の絵図で内容を確認しながらテーマの理解を深める順番で解説会を行いました。
 今回のテーマは「沼垂町の移転と湊訴訟」。信濃川と阿賀野川の合流によって河口の地形が変わったため、沼垂町は移転を繰り返しました。展示してある絵図を比較することによって、その経緯がよくわかります。

解説会

 関連する古文書として、展示してある延宝九(1681)年と元禄十二(1699)年の大型絵図の裁許裏書を使用しました。文字は比較的読みやすいと思われる古文書でしたが、参加者の皆さんは、初めて見る古文書のコピーに四苦八苦していたようでした。
 古文書を読んで理解して楽しむためには、いくつかの工夫が必要です。今回は古文書を読むコツを説明し、釈文をもとに古文書をみんなで音読しながら内容を解説しました。
 後半は、展示室内で古文書に登場した気になる言葉や事柄、地名などに注目しながら、表側の大型絵図を読み解きました。実際の大きな絵図を前にしての内容確認や活発な質問によって、参加者の皆さんの目も輝き、テーマや古文書・絵図についての理解も深まったようです。
 この講座の第二回目として、11月2日(日)に「流作場」の形成過程をテーマに行なわれます。

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