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2006年度下半期のトピックス --Topics--

■ 2007年3月 ■

写真 探検
2007年3月31日(土)たいけんプログラム
「写真でタイムスリップ〜みなとぴあの昔を探してみよう」

みなとぴあには、旧税関庁舎とともに歴史を感じることができる場所がいくつもあります。
この日は、旧税関庁舎や堀の様子などが写された昔の写真を手がかりに、写された場所を探してみました。
70年前の税関が写された写真と今の税関を比べてみると、大まかな形は変っていませんが、当時はなまこ壁ではなかったり、建物のすぐ側に松が 植えられていたり、と今とはちがう税関庁舎の様子が発見されました。
また、明治44年に建てられた2代目市庁舎の写真と、博物館本館の建物を見比べた こどもたちは、最初は同じ建物だと思っていたのに、よく見てみると、窓の数がちがっていたり、建物に1階建ての部分がなかったり、と違う建物であることに 気づいてびっくりしていました。建物など昔からずっとそこにあるもの、と思っているものが実は、いろいろと変遷を経ていること、建物は変わっていなくても そこに一緒にうつっている町の様子から、大きな変化を読み取れることなど、数枚の写真からいろんなことが感じられたプログラムでした。

講座風景1
2007年3月25日(日)館長講座終了しました

 今月4日(日)から全4回にわたり各日曜日に開催してきた館長講座が終了しました。
 「日本海域における弥生の戦乱と古墳の出現」をテーマに始まった講座は、4日第1回目の島根大学の渡辺貞幸教授による出雲を中心とした山陰中部の話を皮切りに、話題は東へ移動し、11日の2回目は五條文化博物館の石部正志館長による丹波・若狭の近畿北部、18日の3回目は石川考古学会の橋本澄夫会長による越前から越中にかけた北陸、25日には当館甘粕健館長による越後・会津の話題で最終回を迎えました。
 最終回当日は、午前中に能登半島地震があり、午後には新潟観光文化検定の試験が重なるなど、当講座にも多少影響がでたようですが、試験を早く済ませて講座に駆けつけてくれた熱心な受講者もいらっしゃいました。
 来年度も興味深いテーマを設定し開催する予定です。どうぞ、お楽しみに。

どの絵が一番好き?
2007年3月24日(土)
新潟・文人去来関連企画 親子鑑賞会あらため子どものための鑑賞会「楽しい!文人画」開催!

 江戸時代の絵画になじみのない子どもたちに文人画を楽しく鑑賞してもらうための講座が企画展示室内でにぎやかに(?)開催されました。残念ながら親子での参加はありませんでしたが、元気な小学生7人が参加してくれました。

鳥が話してる


 最初に、自分たちの一番のお気に入りを発表しました。人気NO.1は五十嵐浚明の龍虎図屏風の虎。理由は「一休さんに出てくるみたいだから」でした。五十嵐浚明の屋島合戦図は「色がたくさん使ってあるから」、石川侃斎の雲山雨意図は「山が大きいから」、行田魁庵の花鳥図屏風は「鳥たちが話をしているみたい」だからということでした。

これ私の部屋に飾りたい


 次におうちに飾りたい絵を探してみました。大倉雨村の松に藤図を飾りたいという意見や、釧雲泉の秋景山水図を「自分のおうちが描かれているみたいだから自分の部屋に飾りたい」、釧雲泉の渓山雪霽図を「雪がきれいだから自分の部屋に飾りたい」、川村修就の水辺の柳を「おうちの食卓に飾りたい」という意見が出ました。

どれが本物に近い?


 次は、たくさんの江戸時代に描かれた虎の絵を本物に近い順に並べて、実物の虎の写真と見比べました。江戸時代には本物の虎が見られなかったので、どうやって描いていたのか考えましました。「想像した」「猫を見て描いた」などいい意見がたくさん出ました。

くきがかくかくしてるね


 最後に賛と落款についての話を聞いて、各々賛をつくってみました。長井雲坪の竹筍図の賛は2つできました。「こまかいやつもかいててすごい。わたしは、たけがかぜでゆれてるかんじがした。」、「字がむずかしい。たけのこがたべたくなってきた。たけのこがはえとちゅう。はっぱががんぐろ。くきがかくかく。」

岩がきれい・・

 五十嵐竹沙の花鳥図には、「岩がきれいだからとりがやってきて、むしやいろいろあつまった。色もきれいだから。」、石川侃斎の蘭亭曲水之図には、「木がほかのよりたくさんあって、人がなにかをしているようだった。」という賛ができました。
 感想は?・・「楽しかった」。
 賛を作るワークシートは、企画展受付に用意してあります。皆さんも是非チャレンジしてみてください。

真剣に説明を聞きます
2007年3月21日(水・祝)
新潟・文人去来関連企画こども体験講座「墨画に挑戦!」開催しました

 江戸時代の絵に親しみを持ってもらうため、筆で墨画を描く体験をしました。参加したのは、14人の子どもたちでした。ついでにお父さんやお母さんも挑戦しました。講師は、富山県水墨美術館学芸員の鈴木博喬さんでした。

自分で描いてみよう 大人も子どもも夢中

 筆の特徴や、描くコツを簡単に教えてもらい、いざスタート。
 小さい子どもたちは、はじめの一枚目は真っ黒にして、下の新聞紙ごと取り替えましたが、2枚目からはそれぞれが工夫してなかなかの作品が次々とできました。

薄墨も使いこなす 素敵な作品がこんなに

 大きなお姉さんやお母さん、お父さんは、お手本を見ながら業の習得にもチャレンジしていました。
 最終仕上げは、ハガキサイズへの挑戦も試みて、花、くじら、たこ、かたつむり、飛行機、自画像、ミッキーマウス、犬、うさぎ、おばけ、カレーライスなどなど・・素敵な作品が、テーブルからあふれるくらいたくさん完成しました。

70万人達成のクス玉と70万人目の来館者
2007年3月18日(日)70万人達成!

 3月18(日)午後3時37分、みなとぴあの来館者がついに70万人を超えました。
 70万人目のお客様は、新発田市から来てくれた石川治憲(いしかわ はるのり)くん4歳でした。
 「ちょうど70万人目でうれしかったです」とコメントしてくれた治憲くん。
 この日はお母さんと一緒でしたが、いままでも新潟市内に住むおじいちゃんとたびたび来てくれていたそうです。
 これからも何度もこれからも何度も来てくださいね。

講座「五十嵐浚明について」
2007年3月17日(土)新潟・文人去来関連企画連続講座「文人の世界」終了

 企画展関連事業のひとつ連続講座全4回が終了しました。
 1回目2月17日は新潟大学教授武田光一氏による「近世文人たちの交流」でした。新潟の五十嵐浚明と池大雅や竹内式部との交流、全国で名高い文人の池大雅や与謝蕪村、田能村竹田らの交流が具体的に伺える資料を、画像をふんだんに使ってお話しいただきました。
 2回目3月3日は新潟大学助教授岡村鉄琴氏による「新潟ゆかりの文人点描」でした。来遊文人の亀田鵬斎、釧雲泉の越後における足跡と、受け皿となった人々の話として近世から近代までお話しいただきました。
 3回目3月10日は元中野邸美術館学芸員岩田多佳子氏による「五十嵐浚明について」でした。越後絵画史の研究の足跡と今後の展望を交え、五十嵐浚明研究の具体的な方法をお話しいただきました。

講座「在野の文人たちが愛したまち新潟」

 4回目3月17日は元新潟大学教授井上慶隆氏による「在野の文人たちが愛したまち新潟」でした。文人たちに新潟がいかに居心地の良い町だったかをご自身の体験談を交えつつ来遊文人たちの著したものを通してお話いただき、また文人たちが遊び心と高い志を兼ね備えた人々であったことをお話しいただきました。
 いずれの講義も具体的に展示されている資料を話題に盛り込みながら、「新潟・文人去来」展を深く楽しめるようお話しいただきました。受講された飛び入りも含め107名の皆様には、毎回通っていただき、展示も何度も御覧いただきました。本当にありがとうございました。
 さらに4回目の講座終了後、突然でしたが、時間が許す受講者数人と学芸員で復習しながら展示をひとまわりしました。受講者からも活発に質問や意見・知識も披露いただき、有意義で楽しい鑑賞会となりました。

展示替えの様子1 展示替えの様子2
2007年3月5日(月)「新潟・文人去来」展、展示替え

 「新潟・文人去来」展の展示作品の入替作業を行いました。
 今回の文人展は、前期・後期で作品を大幅に入れ替えます。展示替えの作業は、休館日を利用し、美術作品の取扱いに長けた日本通運の美術専門スタッフとともに行いました。
 展示の入替作業は、繊細な作品を取り扱うため、慎重におこなわなければなりません。
 まず、前期の展示作品を取り外し、桐箱や秩などにおさめ、収蔵庫に搬入します。そのあと、後期の展示作品を収蔵庫から搬出して梱包を解き、作品の状態に気を配りながら展示して行きます。

展示替えの様子1 展示替えの様子2

 限られた展示スペースの中で、どうしたら作品の魅力を引き出し、来館のみなさんに楽しんで見ていただけるか。展示計画に従って作品を配置したあとも、屏風の開きや軸の高さ、作品同士の相互関係、余白などを調整していきます。
 このように、よそおいも新たにスタートした後期の文人展、さらに見所盛りだくさんです。
 今回の企画展のポスターの中央でこちらを睨んでいる「虎」を描いた五十嵐浚明の「龍虎図」屏風や、新潟の歴史に関心のある人には馴染み深い井上文昌の「新潟湊之真景」などが展示されます。
 前期にお出でいただいたみなさんも、是非会場にお運びいただいて、新潟文人の世界の広がりをお楽しみください。

講座風景1
2007年3月4日(日)館長講座始まる

 当館甘粕館長が企画し、テーマに応じた講師をお招きして開催する館長講座が始まりました。
 今年度は「日本海域における弥生の戦乱と古墳の出現」をテーマに、弥生時代後期から古墳時代前期に至る激動の時代に覇権が争われた日本海域を、山陰、近畿北部、北陸、越後・東北南部の4つのブロックに分け、それぞれの交流と興亡の軌跡を明らかにして行きます。
 3月4日の1回目は、島根大学教授の渡辺貞幸先生が山陰中部を中心に、地域権力の出現と挫折を四隅突出型という独特の形をした支配者の墓から解き明かしました。
 今回の講座には予定した定員をはるかに上回る115名の申込者があり、椅子・テーブルの配置を変えることにより全員を受け入れさせていただくことにしました。それによって室内が窮屈になりましたことをお詫びいたします。

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■ 2007年2月 ■

研修の様子1 研修の様子2
2007年2月25日(日)常設ガイドボランティア研修第1回

 先日の全体研修に引き続き、常設展示ガイドをするボランティアさんを養成するための、個別研修会が行われました。
 第1回目の今回は、常設展示のガイドマニュアルに沿って、勉強会をしました。最初に、セミナー室で常設展示室の概要を説明した後、実際に常設展示室で資料を見ながら解説しました。
 その後、再びセミナー室に戻り、質疑応答を行いました。
 次回の常設展示ガイドの個別研修は、3月18日(日)です。常設展示の担当者による、展示の背景も含めた詳しい常設展示ガイドの話をする予定です。

進水式の様子1 進水式の様子2
2007年2月25日(日)ネットワーク福島潟の「ハンリョウ船」の進水式

 NPO法人ネットワーク福島潟の発注を受けて新潟市荻島の中川造船で製作されていた「ハンリョウ船」の進水式が福島潟で行われました。
 木造和船が製作される機会はめったにないため、当館ではネットワーク福島潟や製作者である中川さんの了解を得て、製作工程の調査をさせていただいていました。

造船過程1 造船過程2

 2枚の大きな杉板が、船大工の技術によって、徐々に木造和船のかたちに仕上がっていく工程は、実際に立ち会って見るとたいへん興味深いものでした。
 約1ヶ月の作業期間を経て完成したハンリョウ船が、実際に福島潟の水面に浮かんでいるさまは、とてもきれいでした。

作業風景1 作業風景2
2007年2月24日(土)新津地域学園民具移動のお手伝い

 新潟市内にはみなとぴあのほかにも資料を収蔵している施設が数多くあります。
 今回は、新津地域学園の改修に伴う民具の移動のお手伝いに、当館の民俗担当の岩野・森両学芸員がいってきました。

共有膳椀

 新津地域学園に収蔵されている資料は主に旧新津市域の民具です。
 みなとぴあで収蔵している旧新潟市域の民具と比べると、新津丘陵のお茶関係の資料や、牛馬耕関係の資料、紡織関係の資料などに特色があるように感じられました。
 また、新潟県内ではあまり発見されていない「共有膳椀」と思われる膳椀の箱が、数多く収蔵されているのにも驚かされました。
 民具の移動作業自体は無事終了しました。今後の詳細な調査が待たれます。

ワラゾウリ作り1 ワラゾウリ作り2
2007年2月17日(土)・18日(日)大人向け体験企画
「ワラを使ったモノ作り」

今日の体験は大人を対象として、伝統的なモノ作りの技術を体験する企画です。 内容は、米どころ新潟において、副産物として豊な生活資源となるワラ、このワラを素材として利用したモノ作りです。
毎冬の恒例となった体験企画で、今回も黒埼民具保存会のみなさんに指導をお願いしました。 いつもお世話になっている、大谷さん・山際さん・山際さんの三方を講師にお迎えしました。

ワラゾウリ作り3 ワラゾウリ作り4

製作するのはワラゾウリです。17日・18日の二日間で、一足の完成を目指します。 初めての方は、出だしのワラのかけ方からわからず、なかなか作り進めることができないものです。 次々と手順について質問が飛び、先生が一人一人丁寧に見本を示しながら説明します。 これをしっかりと観察しながら、同じ手の動きを再現するのが難しいところです。
しかし、参加された皆さん、すぐにコツを飲み込んで上手に作り進めておられました。 ワラゾウリ作りを経験したことのある方が多く、二日間で一足を完成された方も多くおられました。
なお、今回使用したワラは、ワラスグリ・ワラウチをして、ワラ細工に適した状態に準備してあります。この準備作業は、予めボランティアと保存会のみなさんと行いました。
参加者のみなさんからは、「とてもいい時間を過ごした」「大変楽しかった」と好評の声をいただきました。実際に参加していただけたのは17人でしたが、50人以上と多数の方から応募をいただきました。身体技術の講習という性格上、多くの参加者に対応できないため、抽選させていただきました。残念ながら落選された方、是非次の機会に参加していただければと思います。

文人講座第1回
2007年2月17日(土)新潟・文人去来関連企画
連続講座「文人の世界」はじまる

企画展示を深く楽しむために4人の講師から関連した興味深いお話をしていただく連続講座の第1回目が開催されました。
今日は、興味を持つ80名近い方々の熱気の中、新潟大学教授の武田光一先生に「近世文人たちの交流」というタイトルでお話いただきました。新潟の代表的な画人五十嵐浚明の紹介からはじまり、浚明と交友のあった竹内式部の話も交え、浚明との交流を示す池大雅の「渭城柳色図」と、池大雅と与謝蕪村の合作「十便十宜図」、田能村竹田の「亦復一楽帖」について詳細にお話いただきました。
参加者は、熱心にメモを取りながら2台のスライドによる分かりやすい説明にうなづいていました。
次回は3月3日(土)新潟大学助教授岡村鉄琴氏による「新潟ゆかりの文人点描」です。お楽しみに。

ギャラリートーク1 ギャラリートーク2
2007年2月11日(日)新潟・文人去来展、ギャラリートーク

 学芸員と会話しながら作品を鑑賞するギャラリートークを行いました。
 この企画展でのギャラリートークは今回がはじめてです。初回にもかかわらず、15人の方に参加していただきました。
 作品をめぐって会話がはずむという風にはならず、もっぱら学芸員が解説していくというかたちになってしまいましたが、参加者からは楽しかったとの声もいただきました。
 企画展開催中は、毎週日曜日午後二時から当館学芸員によるギャラリートークを開催します。所要時間は約一時間です。
 観覧券は必要ですが、事前申し込みは不要ですので、お気軽にご参加ください。

>>新潟・文人去来展に関する詳しい情報  

ギャラリートーク1
2007年2月11日(日) ボランティア研修会第1回

 来年より活躍していただくボランティアさんのための、ボランティア研修会が行なわれました。
 みなとぴあのボランティアには、敷地ガイド・常設ガイド・体験の広場の3種類があります。今日の第1回目の研修は、ボランティアの種類に関係なく、ボランティア希望者全員が受講する全体研修が行われました。
 今回の研修では、他己紹介によるアイスブレーキングに始まり、みなとぴあのボランティアについて、みなとぴあの活動についての話をして、バックヤードツアーを行いました。
次回は2月18日(日)、体験の広場と敷地ガイドのボランティアさんの個別研修です。

機 作業
2007年2月10日(土)たいけんプログラム「布をおってみよう」

 この日は、いらなくなった布を使って、裂織でコースターを作ってみました。
 はじめに、みんなで機を前に、どのように布が織られていくのかをみてみました。それから、簡易な機に経糸をかけ、裂いた布を横糸として、ヒに巻きつけ、布を作ってみました。
 裂いた布も、元の布の模様によってさまざまな表情をみせます。また、いろんな種類の裂布を組み合わせることで、元の布とは違った味わいが現れます。
 ソウコウの取り付けや横糸の巻き付け方など、すこし難しいところもありましたが、出来上がったちいさな布に、満足度の高いプログラムとなりました。

作品

 このプログラムはボランティア企画として、たいけんのひろばで活動しているボランティアスタッフが何回か勉強会を行い、簡単にできるはたおり機を作って行いました。
 はたおり機の本体はお菓子の箱、経糸はタコ糸、ソウコウやヒなども簡単に手に入るボードを使う、など、家に帰っても参加者が自分で道具を作れるように工夫してあります。
 今回、プログラム参加者に実際に使ってもらい、改良したい所やプログラムの工夫点なども明らかになりました。次回はさらにパワーアップした道具とボランティアスタッフのスキルで、また、みなさんとコースター作りをしたいと思っています。

オープニング1 オープニング2
2007年2月10日(土)新潟・文人去来展、本日開幕

 開館3周年記念企画展「新潟・文人去来─江戸時代の絵画を楽しむ─」が本日開幕しました。
 この企画展は、主に江戸時代〜明治時代の絵画を紹介する展覧会です。良寛や亀田鵬斎、巻菱湖などの有名な文人の作品や、新潟町の様子を描いた行田魁庵、芳明の作品など数多くの作品が展示されております。

展示の準備1 展示の準備3 展示の準備2

 企画展開催に伴って、さまざまな関連企画や鑑賞会なども行います。
 また、展示をより深く楽しむための展示図録も販売しています。
 開催期間は4月1日までですが、3月6日に大幅に作品の展示替えを行います。
 この機会に是非足をお運びください。

>>新潟・文人去来展に関する詳しい情報  

講座風景1 講座風景2
2007年2月4日(日)くらし探検講座、全3回終了しました

 くらし探検講座の最終回が開催されました。
 前回の1月28日には銭箱、行火、ツバノミなどの観察記録を作成しました。本日は、作成した記録を実物投影機で拡大しながら、文献などで調査した内容を口頭で発表しました。
 銭箱、行火については、資料の特徴の説明、資料から読み取れる事柄、資料の背景などについて受講生による発表がありました。さまざまな角度から調べられていて、大変高度な内容でした。

講座風景1 講座風景2

 所用で欠席された受講生の方が担当していたコスキ、ツバノミについては岩野学芸員が代理で発表をおこないました。
 その後、森学芸員が、館蔵の「綿切り」という民具を例にとって、蒲原平野の綿作りと織物について紹介しました。
 実習的な内容も含む全3回のハードな講座でしたが、館蔵資料を題材とした講座として、大変レベルの高い内容のものになったと思います。また、実物資料を直接調査することの面白さ、醍醐味が伝わったのではないかと思います。
 受講生のみなさんの調査した内容をふまえて、館蔵資料の情報も積極的に発信していきたいです。

箱とお面をつくる1 豆まき2
2007年2月3日(土)たいけんプログラム 「節分を楽しもう」

 本日は節分ということで、節分行事を楽しむプログラムを行いました。
 節分といえば豆まきです。今回のプログラムでは、豆まきの由来について紙芝居で紹介しました。この紙芝居は、参加してくれた子どもたちが自分たちで読んでくれました。
 その後、豆を入れる箱を作り、鬼のお面を作りました。そして、おなじみの掛け声をかけながら、鬼に向ってみんなで豆まきをしました。参加者は全部で17名でした。

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■ 2007年1月 ■

篠笛体験の様子 ドングリとイタドリの笛を吹く
2007年1月27日(土)たいけんプログラム「しの笛をふいてみよう」

本日の体験プログラムでは、伝統的な和楽器の篠笛を体験しました。 篠笛を教えてくれたのはみなとぴあのボランティアさんです。まず、篠笛の実演が行われ、その美しい音色を聞きました。そして篠笛の歴史について説明を聞いた後、どんぐりやイタドリなど身近な自然の素材で作った笛を吹く体験をしました。笛の仕組みを実感するとともに、伝統の楽器と音色を比べます。また、フルートの音色との聞き比べもしました。

篠笛とフルートを比べる 篠笛体験の様子

そして、いよいよ篠笛の体験です。ふだん接することの少ない伝統的な楽器だけに、ふつうは音を出すのもなかなか難しいそうです。しかし、みなさん上手に音を出せた方も多かくおられました。マイ篠笛を持参された方も何人もおられました。
今日の体験には、8歳の小学生から高校生、30〜60代の方まで、幅広い世代15人の方に参加していただきました。篠笛の音を上手に出せる人もなかなか音の出ない人も、みんな一緒に篠笛を楽しんでおられました。
今日の体験プログラム「しの笛をふいてみよう」は、みなとぴあボランティアのみなさんが企画・実施してくれました。

消防訓練
2007年1月26日(金)文化財防火デー・消防訓練

 1月26日は文化財防火デーです。
 当館では毎年さまざまな事態を想定して消防訓練を行っています。今年は敷地内にある旧第四銀行住吉支店から出火した想定で訓練を行いました。
 館職員による消火器を使って初期消火、来館者の非難誘導、負傷者の救助などを的確に素早く行うため有意義な訓練を行うことができたと思います。
 今後もさまざまな事態を想定した防災訓練をしていきたいです。

大河津分水河口から弥彦山を望む
2007年1月25日(木) 大河津分水河口の木造和船調査

 江戸時代から昭和初期まで、湊町新潟の繁栄を支えていたのは木造船でした。
 とくに木造和船は、市域の海、川、潟、用水路などの水面で使用され、様々なタイプのものが存在していました。
 しかし残念ながら昭和三十年代以降、金属や樹脂などの新素材を使用した船の登場によってこれらの木造船は駆逐され、ほとんど姿を消してしまっています。

大河津分水河口全景

 当館では、木造和船を研究テーマの一つとして設定し、情報をあつめています。
 今回は、現在の新潟市域の角田浜〜間瀬あたりで磯漁で使われていたという「マルキ」というかたちの木造和船が、長岡市旧寺泊地区の大河津分水河口にまだ存在しているという話を聞き、実地調査に行きました。

マルキ型の船

 お話をうかがった寺泊の漁師さんによると、分水が完成した昭和初期より、河口でのサケ・マス漁が行われており、マルキはサケ・マスを獲る流し網漁に適しているため現在も使われているとのことでした。
 大河津分水という近代土木技術を象徴する分水路が、「マルキ」という古い船型を現在まで残す大きな要因となっているということに、歴史の不思議さを体感させられました。
 今後も、いろいろな機会に木造船の情報を調査し情報を発信していきたいです。

講座の様子 収蔵庫見学
2007年1月21日(日) くらし探検講座第1回

博物館に収蔵されている生活用具を調べるくらし探検講座がはじまりました
今回は、くらしを対象とした研究の歴史や、具体的な研究の方法についての講義のあと、実際に収蔵庫に入って次の回に調べて見る資料を選んでもらいました。
今回の受講生のみなさんは、銭箱、ツバノミ、行火、コスキなど、現代生活では目にすることがあまりない道具を選びました。
来週は、簡単なスケッチをとって、そこに寸法や特徴を書き込んでいく作業をします。

見学会1 見学会2
2007年1月14日(日) ボランティア見学会

新しいボランティアさんの募集に先立ち、実際にボランティアさんが活動している様子を見てもらう見学会を開催しました。
現在、活躍中のボランティアさんにご協力いただき、敷地ガイド・常設ガイドのミニツアーを見学した後、体験の広場でのボランティアさんによるまがたま作りを見学していただきました。
ボランティアさんに登録するまでには、研修があります。第1回目の研修会は、2月11日(日)です。参加ご希望の方は、博物館までお問い合わせください。

まがたま作り
2007年1月13日(土)・14日(日) まがたま作り

たいけんのひろばでは、ボランティアさんにより、まがたま作りのプログラムが行われました。まがたまは古代のアクセサリーで、お守りとも考えられています。
ろう石というやわらかい石をやすりでけずったり、キリで穴を開けたり、根気のいる作業が続きますが、ボランティアさんたちの丁寧なアドバイスの下で、参加者の方々は自分だけの個性的なまがたまを作っていました。

双六1 双六2
2007年1月6日(土)・7日(日)・8日(祝)
収蔵品展関連企画「旅すごろくをつくってみよう」

新年最初のたいけんプログラムは、現在開催中の収蔵品展のテーマでもある「旅」を題材に、 お正月の遊び、「双六」を作るプログラムを行いました。
参加者たちは、自分の家から富士山の頂上を目指す話や、世界中のサッカー選手に会いに行く話など、 自分の好きなもの、好きなところに向かう旅を双六で表現してみました。
「上がり」にたどり着くまでに、 巻き起こるさまざまなハプニングに趣向が凝らされており、オリジナリティあふれる、とても面白い双六が仕上がりました。

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■ 2006年12月 ■

もちつき1 もちつき2
2006年12月23日(土)もちつき大会

年末の恒例行事となりつつあるもちつき大会を開催しました。
今年は例年に増して参加者が多く、とくに近所の小学校の生徒さんがたくさんきてくれました。
子どもたちをまじえて三度に分けついたもちは、きなこやあんこで味付けをして食べました。延べ130人の参加者で約7升の餅を3時間で食べきりました。みなとぴあの餅つきも、徐々に地元に知られるようになってきたようでうれしいです。

まがたまづくり1 まがたまづくり2
2006年12月17日(日)まが玉づくり

この日の体験プログラムは、まがたまづくりです。ろう石というやわらかい石を、紙やすりでけずってまがたまの形にしていきます。8人の方が挑戦しました。
最初に石にキリでひもを通すあなを開けますが、これはとても時間がかかります。古代のまがたまは、ヒスイなどろう石よりもずっと固い石を使用していました。
参加者のみなさんも、古代の人々の苦労を肌で感じていたようでした。

展示風景1
2006年12月12日(火)2006年収蔵品展・新収蔵品展開幕

12月12日(火)より、2006年収蔵品展・新収蔵品展が開幕しました。
収蔵品展「旅への想い―古文書・印刷物にみる旅―」は、旅をテーマに当館の収蔵品の中から、古文書・印刷物を中心に展示しています。江戸時代の道中記や懐かしの修学旅行のしおりをはじめ、道中合羽やトランクなども展示しています。

展示風景2

新収蔵品展は、主に今年度寄贈していただいた資料を展示しています。新潟漆器や螺鈿の工芸品、のこぎりや漁具などの民具、懐かしのソノシート、民俗学者であり歌人として著名な小林存自筆の色紙、また帰山雲涯や行田魁庵などの美術作品などを展示しています。
1月31日(水)まで、無料で観覧いただけます。お気軽にお立ち寄りいただき、新潟の宝物をじっくりとご覧になっていただければと思います。

>>収蔵品展・新収蔵品展の詳しい情報

プログラムの様子1
2006年12月9日(土)・10日(日)ワラでリースを作ろう

ワラでリースを作りました。縄ないから始めて、飾り付けまで約1時間程度で出来ます。縄ないは慣れないと難しいのですが、集まってくれた皆さんは上手に縄にしていきました。各自リボンや松ぼっくりで飾り付けをして、かわいいオリジナルのクリスマスリースが完成しました。

プログラムの様子2 プログラムの様子3

作品完成後、講師の鈴木さんに俵を1つ作っていただきました。俵ができあがると、皆さんから鈴木さんに大きな拍手があがりました。


手回し展説明風景1 手回し展小学校のワークシート利用
2006年12月3日(日)
手回し機械展閉幕

第3回むかしのくらし展「手回し機械」が本日3日をもって閉幕しました。 手回し機械展は、小学生の観覧を主な目的とした「むかしのくらし展」シリーズです。
今回は、新新潟市合併後はじめての「むかしのくらし展」として、新市域となった蒲原平野の農村部で広く行われてきた生業「米作り」「ワラの道具作り」「木綿織り」の道具をテーマとしました。 特に、手回し機構を持つ道具を取り上げ、それらの道具を生み出した工夫や、道具を必要とした仕事について紹介しました。

手回し展説明風景2 手回し展糸紡ぎ体験

この手回し展のねらいは、小学校の多数の利用という形でよい反応を頂いたと思います。 近隣旧市域地区はもちろん、新市域や市外下越地区まで、広い範囲から多くの小学校に利用して頂きました。 学芸員による解説やワークシートの活用、さらに道具の実演・体験も交えて、授業に積極的に活用していただきました。 新市域となった各旧自治体には、それぞれ郷土の資料を収集保存する博物館や資料館があります。 各館から資料をお借りして、新市域に広く共通する生業を、子どもたちにとって身近な地域の道具から見ることもできました。
また、観覧いただいた方から、展示した道具に関して多くのお話をしていただきました。 これからの調査研究にむけて、とても貴重な情報をいただくことができました。 手回し機械展は7223人の方に観覧いただきました。ありがとうございました。

おもちゃ作り風景1 おもちゃ作り風景2
2006年12月2日(土)・3日(日)
手回し機械展関連企画「からくりおもちゃを作ろう-鯉のたきのぼり」

「手回し機械」展の関連体験企画として、2日間かけて「からくりおもちゃ作り」を行いました。 チャレンジするのは、からくり仕掛けでコイが瀧をのぼる「鯉のたきのぼり」です。 「鯉のたきのぼり」は、江戸時代のからくりに関する書物「機巧図彙」に記されている、中国の故事をモチーフにしたカラクリです。

おもちゃ作り風景3 おもちゃ作り風景4

今回はこのカラクリをおもちゃとして少しアレンジされたものを、バルサ材を材料として取り組みやすい作り方にしました。 バルサ材はカッターで切り出すことができますが、それでも細かい部品が多く、複雑な構造になっています。 参加してくれた小学生たちはカッターの扱いに苦労していましたが、さすが高学年、とても集中して忍耐強く切り出し作業をしました。 2日間で、みんな立派に形を作りあげることができました。あとは駆動部を調整して着彩すれば完成です。冬休みの宿題ができた!という子もいました。

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■ 2006年11月 ■

ほくちづくり1 ほくちづくり1
2006年11月26日(日)
たいけんプログラム「ほくちづくり」

自動的に点火するガス台やガス釜が普及した現在、火をつけるためのさまざまな道具をみかけることは少なくなっています。
このプログラムでは、かつて火をつけるのにかかせなかった「ほくち(火口)」をつくり、弓きりや火打金・火打石などをつかって火をつける体験をしてもらいました。
今回は、乾かしたヨモギの葉を、すり鉢ですりつぶして、葉裏の毛の部分だけをとりだし、ほくちを作りました。
点火の実験では、天気が悪く湿度が高かったこともあってなかなかうまくいきませんでしたが、火打金と火打石をつかって火花をとばし、蒸し焼きにした綿布に着火する方法は参加者全員が成功することができました。
現代社会では、火をつける苦労を体感する事はほとんどありませんが、このプログラムを通して、現在の器具の便利さをあらためて感じることができたと思います。

観察 色砂
2006年11月18日(土)19日(日)
たいけんプログラム「さらさら砂絵」

普段なかなか実感することはありませんが、新潟は砂丘の上にできた街です。 砂について改めて考えるきっかけとして、砂絵づくりのプログラムを開催しました。
まず、砂をよく観察します。この日の砂は、阿賀野川河口の松浜で採取した砂、信濃川河口に近い 青山海岸で採取した砂、そして、体験の広場に設置してある「鳴り砂」の3種類です。一口に砂といっても、 全体の色合い、粒の大きさ、手触り、匂いもちがうことがわかりました。
いよいよ、砂絵づくりのスタートです。下絵に色をつけ、必要な色とその数がわかったら、 アクリル絵の具で砂に色をつけていきます。この日使用した砂は、青山海岸のものでした。 松浜の砂よりも白っぽい色をしているのですが、白や水色などの薄い色はすこしグレーがかった色になりました。
もとの砂の色が着色の際にも影響していることに気が付いたこどもたちからは、「今度は透明な鳴り砂を つかってみたら、もっとはっきりとした色がでるんじゃないかな?」と新しい発見が飛び出しました。
このプログラムで製作した砂絵は、現在体験の広場にて展示しています。こどもたちの個性が発揮された 砂絵をご覧ください。

すごろく 土偶
2006年11月11日(土)12日(日)
博物館実習生によるたいけんプログラム開催!

今年度の博物館実習の最終となる11日(土)・12日(日)に、実習生が企画・準備した 体験プログラムを披露しました。11日(土)は、すごろくと昔の遊びを組み合わせた 「すごろくde昔あそび」、翌12(日)は、「土偶づくり−Do Good−」です。 それぞれ6名、23名の参加者がありました。博物館のおじさん・おばさんが行う 普段のプログラムと違い、若いお兄さん・お姉さんだったこともあってか 子供達も友達感覚で接し、楽しそうな表情を浮かべていました。
この体験プログラムを最後に今年度の博物館実習はすべて終了しました。
博物館実習とは将来の学芸員を育てるために、実際の博物館を舞台に行う研修制度です。 今年度は4月から11月までの間に12日参加する通年実習生が6名、 夏の時期に12日間参加する集中実習生7名を受入れ、博物館活動の一端を学んでいただきました。
今回プログラムを行ったのは、通年実習の新潟大学生6名です。 夏の集中実習には、専修大学、高崎経済大学、東北芸術工科大学、東洋大学から参加がありました。 実習参加の感想として、「楽しかった」のほか、「体力が必要だった」という意見も多くあり、 重労働が続く当館の実習を反映していました。

講座の様子
2006年11月11日(土)  
 平成18年度みなとぴあ博物館講座「蒲原の生活文化を探る」最終回を迎えます。

 10月22日(日)より、みなとぴあ博物館講座を開催しています。
 この講座は、当館の学芸員が、日頃の常設展示・企画展示・収蔵資料の調査研究などから、「新潟」に関する新知見などを紹介する講座です。
 本年度は合併によって広がった新・新潟市域を視野に入れて、蒲原地域の生活文化を歴史・民俗・美術の各分野から取り上げました。
 10月22日(日)の第1回目は、今夏の企画展「新潟の舟運」の成果により信濃川・阿賀野川水運の具体的な姿を明らかにしました。10月29日(日)の第2回目は、蒲原平野の村々の成立過程を、中世から近世初頭の開発と浄土真宗の広がりから考察しました。11月5日(日)の第3回目は、現在開催中の企画展「手回し機械」で得られた、新潟市域における唐箕の形態的な特徴と生産形態について紹介しました。各回とも受講者の皆様からいろいろな質問をいただいて、活発な講座になっています。
 11月12日(日)の最終回は、当館学芸員大森慎子が「蒲原における近世の文人たち」という題目でお話をいたします。
 来年2月10日から開催される企画展「新潟・文人去来」に関する内容を、展覧会に先行して聞くことができます。当日申し込みも可能です。興味をお持ちの方は、ぜひともみなとぴあのお越し下さい。

糸車を使っている様子 糸車を使っている様子
2006年11月3日(金)  企画展関連企画  「綿花から糸をつむいでみよう」

むかしのくらし展「手廻し機械」で展示している糸車を使って、糸つむぎにチャレンジしました。糸車は、綿の繊維を細く引き出して、ヨリをかけることで糸にすることができる道具です。十分にほぐしたワタから、繊維をよりながら引き出し、糸車のツム先に取り付けた管に巻き取っていきます。
使い方は、まずワタを持った手をツム先に平行させ、引っ張っていくと繊維にヨリがかかり、糸ができます。十分にヨリがかかったら、ツム先の真上に手を移動させ、糸車を回せば、糸が管に巻き取られます。この繰り返しで糸ができます。単調な繰り返しに見えますが、とても難しい仕事です。微妙な身体の使い方をつかまないと、糸を細くしっかりとつむぐことはできません。糸つむぎにチャレンジしてくれた子ども達(大人も)も、そのむずかしさを実感していたようです。
この糸車で糸をつむぐのに使うワタとは、アオイ科に属する植物の種の毛です。糸つむぎに使えるようにワタをほぐすことを綿打ちといいます。むかしの綿打ちは、弓を使った手作業で、やってみると均質かつ十分にワタをほぐすことはとても大変でした。今日使ったワタは、布団屋さんで打ってもらったものです。
綿糸で織った布が木綿布で、蒲原一帯の農家では、明治の頃まではそれぞれの家で木綿を織り、家族の衣料を自家生産していました。また、昭和の初め頃まで、蒲原地域の各在郷町では産業としての木綿布生産も盛んでした。
今でも綿の衣料は身近な生活必需品ですが、衣料の生産は産業化され、その製造の過程を知ることは、普通の生活の中ではなかなかできなくなっています。今回の糸つむぎを通じて、生活に必要なモノがどんな仕事の過程を通じて作られるものなのか、少しですが実感することができたと思います。

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■ 2006年10月 ■

やじろべえ アクセサリー じゅずだま
2006年10月29日(日)  たいけんプログラム
「ドングリざんまい!」

今年もみなとぴあの敷地には、マテバシイのドングリがたくさん実りました。 この日は年に一度のドングリざんまい、ドングリを使って、遊んで飾って食べるプログラムを行いました。
マテバシイを使って笛を作ったり、クヌギでやじろべえを作ったり、いろんなドングリ、 じゅずだまを使ってキーホルダーやネックレスを作りました。

加工 まぜる

また、ドングリを主食の一つとしていた縄文人にあやかって、縄文時代の道具、石皿と磨石を使ってマテバシイの実を加工し、現代的なドングリクッキーを作りました。
ドングリの甘さと香ばしさに、こどもだけでなく、大人も大満足でした。

蓄音機 蓄音機 蓄音機
2006年10月21日(土)  企画展関連プログラム  「蓄音機でレコードをきいてみよう」

現在開催中の手回し機械展でも少しだけ紹介している蓄音機を、実際に動かしてレコードを聞くプログラムを 開催しました。実演したのは、ローレライのハーモニカ演奏と児童劇の「のらくろ」シリーズです。
手回し蓄音機のハンドルでキリキリとゼンマイを回し、針をSP盤におとします。すると、70年以上前の人々 が聞いていたのと同じ音を聞くことができます。道具を初めて見る子供たちは、レコードのみぞや針の動きが 不思議に思われるのか、最初から最後まで、レコードの回転する様子を見ていました。

タワラの修理 タワラの修理
2006年10月20日(金)  「タワラのしめ直し」

むかしのくらし展で展示しているタワラは、来館者のみなさんに自由にさわったり持ち上げてもらえます。 そのため、だんだんナワがゆるんで、全体の形がゆがんでしまっていました。 そこで、黒埼民具保存会のみなさんにお願いして、タワラを直してもらってきました。 長く展示している間に、ゆがんだ形を直すには、まずナワを全てほどいて、一からしめなおしていきます。 思いっきり強く力をこめてナワをかけないと、しっかりとしたタワラになりません。 このタワラは軽く作ってありますが、むかしの本物の米ダワラはとても重く、作るのが大変だったそうです。 若い人たちは、仕上げた米ダワラで、仲間たちと力くらべをしたそうです。

ワラ ワラ ワラ
2006年10月11日(水)  ワラを頂きました

協力:(財)亀田郷地域センター
今日は、今年とれた稲ワラを頂いて来ました。 お邪魔させていただいた先は、市内(旧亀田町)にある亀田郷土地改良区です。天日干ししていただいたワラを、バンにいっぱい頂いてきました。このワラは、ワラを使った体験プログラムで使用させていただきます。 ワラを提供してくださった、(財)亀田郷地域センターのみなさん、ありがとうございました。

鳴り砂
2006年10月2日(月)  「鳴り砂体験 特別賞受賞!」

当館体験の広場で紹介している鳴り砂体験が、国土交通省北陸地方整備局の 06年度広報活動コンクールで特別賞を受賞し、10月2日付の『日刊建設工業新聞』に発表されました。
踏むと「キュッ、キュッ」と音がでる鳴り砂は、きれいな砂浜を象徴する自然の造作物です。 この砂を新潟港湾空港技術調査事務所が人工的に開発し、新たな海辺文化・里浜づくりと 連携する取り組みとして当館などでの体験・展示を行ってきました。そうした活動が評価され、 このたびの受賞となりました。
コンクールは1次審査、2次審査が行われ、最優秀賞1点・部門別優秀賞2点・特別賞2点が決定しました。 本紙によると、「鳴り砂」を説明した同調査事務所南さんのコメントとして 「みなとぴあとのコラボレーションが成功」と紹介されています。

カモフラージュ 目隠し お弁当
2006年10月1日(日)  たいけんプログラム
「みなとぴあの自然を見てみよう」

秋の気配が感じられ、みなとぴあの中でもドングリがひろえる季節になりました。この日は、みなとぴあの中で自然をさがしてみました。
植え込みの中にかくされている人工物をさがしたり、目隠しをして、手や耳や鼻の感覚を研ぎ澄まして草木にふれてみました。
そのあと、ドングリや落ち葉、草などを拾って、それぞれの色によって分けて集めました。最後に、マテバシイのどんぐりを 集めて、ペンダントやキーホルダーをつくりました。
みなとぴあの中には、まだまだマテバシイのどんぐりがあります。秋を探しにみなとぴあにも お越しください。

 

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