◇ トピックス --Topics--

■ みなとぴあの最近の活動を紹介します ■

乙女展 乙女展
2017年7月15日(土)
企画展「乙女たちの歩み〜新潟の女学校と女学生〜」展開幕しました

今年度の夏季企画展「乙女たちの歩み〜新潟の女学校と女学生〜」展が開幕しました。この展覧会は、現新潟市域に創設された高等女学校に焦点をあて、明治から戦前の女学校での教育や、女学生の暮らしについて紹介するものです。

乙女展 乙女展

本展示では、明治30年代から大正初期に使用された女学校の教科書や、大正期の女学生たちが交換し合った写真や名刺、大正期から昭和初期に発行された少女雑誌など、およそ200点を展示しています。当時の女学生の暮らしぶりや、女学校での教育、また時代の移り変わりに合わせて変わっていく教育内容などを紹介しています。

乙女展

展示室内は撮影禁止ですが、エントランスホールに、大正期の女学生なりきりパネルを設置しています。これは、大正期の女学生が友人と交換し合った写真をパネルにしたものです。顔出しパネルになっていますので、来館された際には、観覧記念に撮影していって下さいね。 期間中、多くの方のご来館をパネルの乙女ともどもお待ちしています。

七夕1 七夕1
2017年7月1日(土)・2日(日)
たいけんプログラム「ワラ紙づくりと七夕飾り」

まもなく七夕。この日のたいけんプログラムは七夕飾りをつくり、自分でワラ紙を漉いて短冊を作って願い事を書きました。
まずはワラ紙づくりから。事前に用意しておいたワラのパルプを使って、はがきサイズの紙を作ります。水とパルプをミキサーでよく混ぜて、 型に流し込んだら、水分を飛ばして紙が出来上がります。出来た紙に願い事を書き入れましたが、せっかく自分で作ったので、何も書かずに 家に持って帰りたい、という人もいました。
それから、いろんな七夕の飾りを折り紙で作って、たいけんのひろばの網に結びました。たいけんのひろばの一角が華やかに飾られました。

■ 2017年6月 ■

寛文12年ころの王瀬字蔵屋敷
2017年6月25日(日)博物館講座
堀直寄と沼垂

6月の博物館講座講座は「堀直寄と沼垂」でした。
堀直寄は長岡城主として新潟湊の振興を図ったことで知られていますが、元和4(1618)年に村上城主に移されると対岸の沼垂湊と結びつきを強めます。
直寄は沼垂に蔵を置き、米や武器などを売っています。「沼垂蔵奉行」という職も置かれたようですが、実は沼垂は新発田藩溝口家の領地でした。講座では後年の記録などを参考に、堀直寄の蔵屋敷は溝口家の蔵屋敷に隣接していたのではないか、そしてわざわざ他大名の領地に蔵を置いたのは、大きな米の市場があった新潟が近くにあるという経済的な優位性があったからではないかと推測しました。当日は90人以上と大変多くの方に受講していただきました。ありがとうございました。

さきおり体験 さきおりコースター
2017年6月25日(日)たいけんプログラム
布をつくってみよう

簡単な織り機をつくり、裂き織り体験をしました。織り機の材料は身近にあるものばかり。ギザギザの形をさせたスチレン板を筬(おさ)として、たこ糸とともにあき箱にくくりつけ、割り箸を杼(ひ)とします。筬を動かすと経糸(たていと)が交互に上下に開く仕組みになっており、そこに緯糸(よこいと)を通していきます。
この手作り織り機はみなとぴあ独自のアイデアで作られました。織り機の仕組みが初めてわかったという声も聞くことができ、スタッフ側も嬉しい限りです。
何より、さまざまな色や模様の布を裂いて緯糸として使う「裂き織り」のコースターは、作り手オリジナルのデザインが出来上がるのが1番の楽しみです。今日もそれぞれカラフルな作品ができあがっていました。

土偶説明 土偶焼成
2017年6月11日(日)こども歴史クラブ
「ミニチュア土偶をつくろう」

この日の歴史クラブの活動は土偶づくりでした。土偶とはいったい何なのか、話を聞いて、自分の土偶を 粘土で作りました。顔は大きくて体は細いものや、一本の棒のような形のものなどが出来上がりました。
出来た後は、外で焼成です。いきなり炎の中に入れると割れてしまうので、網の上で乾かしてから火に入れます。少しずつ変わっていく 様子を観察しつつ、待ち時間で縄文クイズをしました。縄文人の生活についてのクイズですが、今の私たちのくらしから そうぞうできないことも多く、答えを聞いてびっくり!大盛り上がりのクイズ大会となりました。クイズ大会も 終わったころ、みんなの土偶が焼き終わりました。こどもたちはできあがった自分の土偶を愛おしそうに見ていました。

常設展示
2017年6月4日(日)常設展示の一部を入れ替えました

常設展示の川村修就関係資料を入れ替えました。修就の多趣味さを物語る資料です。ぜひご覧ください。

・和蘭陀大小鉄炮絵図
・嘉永元年戊申四月廿四日夕七時越後国ニテ望所ノ白気ノ図
・雪汀筆「盆踊図」
・高橋 洋 作 「初代新潟奉行川村修就像」雛形
6月6日(火)よりご覧いただけます。

■ 2017年5月 ■

ネイチャーゲーム ネイチャーゲーム ネイチャーゲーム
2017年5月7日(日)たいけんプログラム
みなとぴあで親子自然体験

もう初夏の日差しのこの日は、ちいさなおともだちたちとみなとぴあの敷地の身近な自然を楽しみました。 あらかじめ選んでおいた色紙と同じ色のモノを花や葉っぱから探したり、松の葉すもうやタンポポのアクセサリーづくりをしました。 ちょうど、税関建物の周囲に植えてあるツツジは花盛り、ツツジの蜜も味見して、初夏をいろんな形で 楽しみました。風は少し冷たかったですが、春から夏への季節の変わり目を感じた一日でした。

かぶとで記念撮影 かぶと作り
2017年5月5日(金)たいけんプログラム
カブトを折ってみよう

こどもの日のたいけんプログラムは、大きな紙を折ってカブトを作り、実際にかぶってみました。 本プログラムで作るのは少し難しい折り方のカブトで、大きな紙を扱うのも一苦労ですが、なんとか折りあげることができました。直江兼続の「愛」の前立てをつけ、さらにボランティアスタッフが作った手作りのよろいを着て、戦国武将が完成!写真撮影も楽しみました。毎年恒例のプログラムですが、今回は黒のかぶとも登場し、お好みのカブトを選んでもらいました。引き続き、明日も開催します!

のぞきからくり口上 ナカネタ
2017年5月3日(水)企画展イベント
のぞきからくり口上実演

連休後半戦の初日は、企画展「え?展―近代絵画のわすれもの」のイベントとして、のぞきからくりの口上実演を行いました。むかし神社のお祭りなどに登場していたのぞきからくりは、口上師の語りに合わせて中の絵(物語の場面)を次々と変えていく仕掛けです。この中の絵(ナカネタ)は、遠近感のある構図で、押絵という技法を使って立体的に作られています。それをレンズ穴からのぞくことで、さらに立体的に見える仕組みになっているのです。
展示では一場面しか見ることができませんが、実演では口上にあわせて全7枚の絵を見ることができます。軽妙な語り口によって、「八百屋お七」のせつないお話を存分に味わうことができました。全国でも、実演可能なのぞきからくりは新潟市の巻にあるこののぞきからくりだけ!実演してくださるのは、のぞきからくり口上組立研究会のみなさんです。この貴重な機会は、連休中では4日(木)、6日(土)いずれも午後2時から予定されています。ぜひご来場ください!

■ 2017年4月 ■

こいのぼり こいのぼり
2017年4月30日(日)たいけんプログラム
こいのぼりをつくろう

まもなく端午の節句。この日のたいけんプログラムはかわいいこいのぼりをつくりました。ナイロンの傘袋をこいのぼりに見立て、 目やウロコを自由に貼り付けます。くるくる回る矢車のかわりに、風車を作って取り付けました。できあがったあと、芝生広場に出て、気持ちの良い春の日差しのもと、こいのぼりを泳がせました。

え?展トーク え?展トーク
2017年4月29日(土)絵描き職人の実演とトーク

開催中の企画展「え?展 近代絵画のわすれもの」のイベントとして、昭和の日のこの日、「絵描き職人の実演とトーク」を行いました。講師は、画家で、元印刷画工の金井二郎さん。昭和6年生まれの金井さんは、終戦から現代までご自身の経歴や印刷技術の変遷を交えた軽妙なお話しに、息をのむような細かい手仕事の実演を交えて披露してくれました。

日光写真 日光写真
2017年4月23日(日)日光写真を楽しもう

この日は昭和30〜40年代のこどもたちが楽しんだ、日光写真の遊びを楽しみました。まずはその仕組みを理解するため、あらかじめ準備してあった種紙を使って絵柄を焼き付けます。焼き付けたものを水洗いすると、青い絵柄がくっきりと浮かびました。焼き付けたものと種紙とを 見比べて仕組みを理解した後は、オリジナルの種紙を作ってこれを焼き付けて遊びました。風はつめたかったものの強い日差しがあった日だったので、紙はみるみるうちに変色していきました。お日様のちからを存分に受けるため自分で持っている参加者もいました。おとなもこどもも楽しめたプログラムでした。

コンサート
2017年4月16日(日) 堀とさくらのコンサート開催しました

午後1時30分から,芝生広場で13回目となる「堀とさくらのコンサート2017」が開催されました。
晴天で,桜が満開の中,新潟柳都中学校吹奏楽部の「SISTER」の演奏で始まり、女性ボーカルのグループやウクレレサークル、津軽三味線と続き、最後はアマチュアの吹奏楽団の力強い演奏まで、幅広い年齢層が楽しめる内容でした。ただ、当日は風が強く,譜面が風に飛ばされないよう気をつけるなど演奏者は、なかなか大変だったようです。
演奏の途中で手拍子が起こるなど、観客の皆さんは心温まる楽しい時間を過ごすことができました。

春のお茶席
2017年4月16日(日) ボランティアフェスティバル2017

毎年恒例のボランティアフェスティバル。今年は桜の季節に開催しました。敷地の建物ガイドツアーや、紙ヒコーキや凧を作って遊ぶ体験プログラム、昔の人々の姿に扮装して常設展示室をガイドするクイズラリーなどのおなじみのプログラムのほか、桜の下で気軽にお茶を楽しむ企画や、現在工事中の旧税関庁舎を特別に案内する説明会も開催。午後には、「下町をよくする会」主催の「堀と桜のコンサート」が開催されてにぎわいました。
体験プログラム 旧税関工事説明会今回はみなとぴあのお花見を楽しんでもらうため、ご近所の早川堀通りにオープンした「みなと街ベーカリー」さんや、たこ焼き・ビールなどもご用意いただいた「おにぎり専科ぬくもり屋」さん、そして「カーブドッチ」さんのワインなど、飲食販売も充実させました。桜は満開、空は快晴のお花見日和かと思いきや、すさまじい強風には泣かされました…。それでも多くの方が、散りゆく桜を眺めつつ、当館でのひとときを楽しんでくださったようです。本当にありがとうございました!

アイ
2017年4月15日(土) みなとぴあ もめん部

今年度ももめん部の活動が始まりました。今年度は、現在高機にかけてある白木綿を織ることに加え、部員それぞれが小さな縞木綿のコースターを作ることを目標に活動することにしました。この日は、アイの植え付けを行いました。小さなアイの種をポットに蒔き、定植できるまで待つ事にしました。また、小さな畑予定地を耕し、定植の準備をしました。

木簡
2017年4月9日(日)
みなとぴあこども歴史クラブ2017 木簡いろいろ

今年度も小学生の部員といっしょに、むかしの暮らしや仕事の一端をたいけんするこども歴史クラブが始まりました。第一回目は古代の仕事から、木簡の種類と、その内容について体験してみました。
習書木簡では、これまで自分が習った字で書きづらい、難しいと感じている字を練習しました。「間違えたらどうする?」の問いかけに、「消しゴムで消す?消しゴムはこのころあった?」の声があがりました。小刀を取り出し、間違えた字の部分を削って、きれいな木地が見えると、歓声が上がりました。
次は荷札木簡です。これを例に、今の自分だったら何を送るか、を考えました。お米やおせんべい、イチゴに笹団子、チューリップなど、新潟の自慢のおいしいもの、きれいなものがたくさん出てきました。考えたものを木簡に書いて、荷札木簡を作りました。
最後は封筒の代わりとなった封書木簡を作りました。木に字を書く、というだけのプログラムですが、こどもたちにはふだんの鉛筆とノートとは勝手が違うのが面白かったようです。

企画展入口 展示風景
2017年4月8日(土)
企画展「え?展――近代絵画のわすれもの」
開幕しました!

企画展が開幕しました!「絵画」ときくと「美術品」と思われがちですが、生活の中には何らかの目的をもって描かれた絵は無数にあります。展覧会ではこうした「実用の絵」の背後にある歴史的な事情を追い、「近代絵画」の死角を探求します。

のぞきからくり組み立て

開幕日には、かつてお祭りなどに登場した「のぞきからくり」の公開組み立てを開催!続けて口上の実演も行われました。独特のリズムによる語りに合わせ、中に設置された絵がどんどん変わっていきます。好評だったこの実演は、追加開催を予定しています。
信仰のための絵像、設計図やイラスト、服の図柄、看板、顔ハメパネルなど、実に多彩な「絵」が大集合!記念撮影OKな資料もたくさんあり、大人も子どもも楽しめます。ぜひお越しください。

凧づくり
2017年4月2日(日)
たいけんプログラム「新聞紙でかんたん凧づくり」

この日は就学前児と保護者を対象に、新聞紙で簡単に作れるダイヤ凧を作りました。作り方を教えてくれるのはみなとぴあのボランティアスタッフです。凧の大きさを決めるために、正確に長さを測るのはおとな、上手に切り取るのはこどもと、協力して凧をつくりました。

凧あげ 凧あげ

出来上がった凧を持って、芝生広場に移動です。よく揚がるかどうか試してみます。暖かな春の日差しに、少しだけ風があり、凧揚げには ぴったりです。凧を挙げるために、芝生を走り回りました。いっしょに参加したおとなも、こどもの凧を借りて凧揚げを楽しみました。

■ 2017年3月 ■

てんらんかい
2017年3月19日(日)
こども歴史クラブ「みなとぴあてんらんかい!」

今年度最後のみなとぴあこども歴史クラブの活動は、部員みんなで一つのてんらんかいをつくる、というテーマで行いました。企画展示室で現在開催中の収蔵品展・新収蔵品展を観覧し、展示がどのように成り立っているかを見た後、展示を作る作業に入りました。
2月に調べた、昔の暮らしの道具を使って、それぞれがひとつずつ担当の資料を決めます。自分の資料の特徴を考えて、グループ分けの作業をし、展示のテーマを資料の素材にすることにしました。「木」でできているもの、「木と金属」でできているもの、 割れやすい素材のもの、など4つに分類し、それぞれのグループに分かれて、キャプションを作成したり、自分がお客さんだったらどんな風に置かれていると見やすいか、など考えながら作業を進めました。
グループによって、資料の配置の方法が違っていて、同じ資料を使っても、展示する人の考え方によっていろんな展示ができることを 知ることができました。

とんぼ玉
2017年3月4日(土)・5日(日)
たいけんプログラム「トンボ玉つくり」

この日はガスバーナーでとんぼ玉を作りました。前回の古代のとんぼ玉づくりに参加してくれた人も何人か参加してくれました。 今回はガラス棒をガスバーナーの炎で溶かして、金属棒に巻き付けて作ります。安全にたいけんできるよう、ボランティアスタッフもサポートしています。熱せられて溶け始めたガラスは真っ赤になっています。大きいとんぼ玉を作りたい、とガラス棒の先端の溶けた部分を大きく しようとチャレンジしましたが、先端部が大きな塊になればなるほど、ガラスが落ちてくるスピードが速く、あたふたする人もいました。最後には全員無事に素敵なとんぼ玉が出来上がりました。

平成28年度館長講座
2017年3月5日(日)
平成28年度館長講座「日本列島と越佐古代史の新たな展開」

平成28年度館長講座「日本列島と越佐古代史の新たな展開」が始まりました。初回は館長から「大化の改新と渟足・磐舟柵」と題し、渟足・磐舟柵の設置について、朝廷における内政・外政の動向との関係をお話しいただきました。次回以降は外部講師を招き、城柵を話の軸とした講座を今月末まで残り3回にわたって行います。

■ 2017年2月 ■

押し絵のお雛様 押し絵のお雛様
2017年2月26日(日) たいけんプログラム
「押し絵のおひなさまづくり」

まもなく桃の節句。たいけんのひろばの押入れ展示にも、みなとぴあのおひなさまが登場しています。この日は、この時期恒例の押し絵のおひなさまづくりのプログラムを行いました。布でくるんだパーツを、順序を間違えないように重ねて、形を浮き上がらせます。 お内裏様とお雛様の衣装の布選びではそれぞれの個性が光りました。

むかしのおもちゃ むかしのおもちゃ むかしのおもちゃ
2017年2月12日(日) 
たいけんプログラム「小刀を使ってむかしのおもちゃをつくろう」

この日は、小刀やのこぎりなど、ふだんこどもたちが使うことのないような工具をつかったおもちゃづくりをしました。作ったおもちゃは、体操人形と野菜鉄砲の2つ。どちらも竹を使って作ります。のこぎりで切って、割った竹をバーナーを使って曲げたり、小刀で削って形を整えていきます。工具を使うので、ボランティアスタッフがしっかりと作り方をサポートし、完成しました。
完成したおもちゃを動かすうちに、こどもたちは使い方のコツがつかめた様でした。ねじったタコ糸が戻ろうとする力でコミカルな動きをしたり、輪ゴムの力で小気味よい音を立てて発射される野菜くず、と昔のおもちゃは、今の子どもたちも楽しめるおもちゃだったようです。

親子自然体験 白いキャンバス
2017年2月11日(土・祝) 
みなとぴあで親子自然体験

この日はみなとぴあにある身近な自然を使って楽しく遊ぶ親子自然体験を行いました。厳寒期なので、室内での活動を中心にしました。最初のアクティビティは「こうもりとガ」というものでした。コウモリの反響定位を利用して餌をとることをモチーフにしたものです。コウモリ役は目隠しをして、声をたよりにガ役のこどもたちを捕まえます。今日のガがすばしっこかったのか、コウモリが優しかったのか、コウモリはなかなかガを捕まえられませんでした。
目まぐるしく変わる荒れた天気でしたが天候を見計らい、急いで次のアクティビティ「白いキャンバス」で使う素材を敷地に探しに出かけました。まつぼっくりや、タイサンボクの実、落ち葉やどんぐりなどを拾ってたいけんのひろばにもどりました。拾ってきた素材を使って、動物を形どりました。

みかんアート

最後においしいミカンの皮でタコをつくるみかんアートをしました。お父さんお母さんに手伝ってもらいながら慎重に皮をむいた人、大胆にむいた人、さまざまでしたがみんな上手にタコを作りました。

■ 2017年1月 ■

2017年1月29日(日) 
たいけんプログラム「ワラのコースターづくり・トンボづくり」

今日のたいけんプログラムでは、タワラ編みの技法を使って、ワラでコースターを作りました。むかしはお米を収穫したあとのワラをくらしの大切な資源として活用していました。ワラゾウリやミノなど身の回りの生活道具や、タワラやワラナワといった仕事道具をワラから作りました。タワラはむかしのお米を入れる容器で、農家の人が自家でつくるものでした。
今日の体験では、タワラの編み方を応用してコースターを作りました。木のわくの両端に重りをつけた糸を5本渡して垂らし、その上に数本のワラを置いて、糸を前後に交差させて編んでいきます。5本交差させたらまたワラを置いて、それを繰り返すという一見単純な作業ですが、最初は糸がからまったり手順を飛ばしたりしてなかなかうまく編めないものです。少し時間がたつとコツを覚えてどんどん編み進めていました。コースターといっしょに、ワラを使ったトンボの飾りも作りました。

もめん部 もめん部
2017年1月28日(土) みなとぴあもめん部

今年度5回目のもめん部を開催しました。今年度は新規入部の部員が多かったのですが、5回目になると、皆さんが少しずつ糸をつむぐ 一連の作業がうまくなってきているのがわかります。糸を紡ぎ出す感覚がなんとなくつかめた、という人も多くなってきました。 この日は、次回の精錬、染色の作業に向けて、ひたすら糸をつむぐ作業に集中しました。
ワタ打ちも、単に繊維をほぐす、ということでなく、糸を紡いだ経験則からどの状態になっていると糸がひきやすいか、という視点に変わった様子が見て取れました。

記念講演会 記念講演会
2017年1月28日(土)
「近世黎明―堀直寄と新潟―」展記念講演会「堀直寄とその生涯」

 1月28日(土)、「近世黎明―堀直寄と新潟―」展の記念講演会が行われました。
講師は佐藤賢次先生です。佐藤先生は長年越後の江戸時代史について研究を続けられ、従来研究の少なかった江戸時代初めの政治史について多くの成果を出されています。
ご講演では、慶長5(1600)年の関ヶ原合戦に連動して起こった越後一揆の戦闘や新潟町関係古文書の解説、坂戸から村上時代までを通じた堀直寄の対農村政策の展開などを中心にお話をいただきました。
先生の長年のご研究の成果を拝聴させていただくとともに、新潟市域を内容の中心とした企画展の内容を、他地域の事例をご教示いただくことで補っていただけた講演会となりました。

博物館講座 博物館講座
2017年1月22日(日)
博物館講座「新潟税関御備小蒸気船『新潟丸』」

 新年最初の博物館講座は、副館長の伊東が、明治前半にみなとぴあの本館や芝生広場の付近に停泊していたはずの、新潟税関に所属する蒸気船「新潟丸」について報告しました。
 新潟丸は、明治3年にイギリスから購入した新船を佐渡へ運んで組み立て、明治4年に進水しました。新潟港沖に停泊する外国船と税関の間で荷物や人を運んでいました。しかし、新潟港へやってくる外国船は少なく、新潟県は新潟と直江津を結ぶ定期航路を創設させ、新潟丸を運航させました。また明治14年からは税関での新潟丸の業務を民間に委託しましたが、会社は新潟と佐渡夷や直江津を結ぶ航路に活用しました。新潟丸は新潟県内定期航路の始まりでもあったのです。船は明治24年に解船になったと思われます。天気のよくないにもかかわらず48人の方が熱心に聞いてくださいました。

布をおってみよう 裂き織りコースター
2017年1月22日(日)
たいけんプログラム「布をおってみよう」

 簡単な織り機を手作りして、裂き織りコースターをつくりました。
 織り機は空き箱、糸を整える筬(おさ)は櫛歯の切り込みを入れたスチレンボード、横糸をくぐらせていく杼は割りばしです。古布を裂いてヒモ状にしたものを横糸にして織っていくと、もとの布の様々な柄や色が思わぬ効果を見せながら、思う以上にカラフルなコースターができあがります。
 参加者のみなさんは、それぞれ自由に異なる裂き布を組み合わせたりしながら、自分だけのオリジナルコースターを織り上げていました。ご参加ありがとうございました。

近世黎明
2017年1月18日(水)
「近世黎明―堀直寄と新潟―」展後半の見どころ

 「近世黎明」展も残り2週間を切りました。後半の見どころをまとめてみました。
・「鉄団影」(新潟県立歴史博物館蔵) 堀直寄の筆により墨塗りの円が描かれた軸物です。黒円上方には、大徳寺の僧、沢庵の賛が書かれています。直寄晩年の境地が描かれているとされ、後年建立された直寄の墓石も「鉄団影」を想起するような球形につくられています。沢庵は直寄と親しく、直寄の寿像にも賛を書いています。

・「直江状」(新潟県立歴史博物館蔵) 慶長五(1600)年に上杉景勝の重臣直江兼続が徳川家康への弁明のために書いたとされる書状です。堀直寄の父、直政が登場します。
直江状は写のみで伝わっていますが、展示する新潟県立歴史博物館蔵のものは17世紀前半の古い写です。料紙の両面に文章が書かれており、両面を合わせると約2.8mの長さとなります。新潟県立歴史博物館蔵の直江状は、後世の追加と考えられている追而書がないなど古い形態を留めています。ただ、例えば伊達政宗の名前を「宗政」と書いているなど原文のままなのか、写し間違いなのか判然としない部分もあります。

・「上杉景勝上洛日記」(個人蔵) 天正14(1586)年、上杉景勝が秀吉に臣従するため上洛した際の日記です。景勝を出迎えた武将として堀秀政ら堀一族が登場します。上洛日記は複数写しが残っていますが、他本を比べると、脱漏がある一方、写の精度が高いと考えられる部分も見られます。

・「元和2年堀直寄法度」(新潟市歴史博物館蔵など) 元和2(1616)年堀直寄が越後8万石の領地を拝領し、同年10月に出した村々を統治する基本方針となる法度(命令書)です。13ヶ条、長さ1.2mにもなる長い法度で、魚沼郡から蒲原郡にかけて複数残っています。今回は2点展示していますが、筆跡を見比べると全く異なるので、家臣が分担して何枚も書いたのでしょう。
堀直寄はこの法度で新田開発の推進、年貢の適正化、代官の不正防止をうたっています。当時の越後は人口が少なく、領地を豊かにするためには領地から農民が逃亡するのを予防し、なおかつ他所から農民の移住を進める必要がありました。堀直寄はそれを狙った農民優遇措置を行ったのでした。
直寄は長らく大名の家臣を務め、民政に携わってきました。元和2年法度には積み上げてきたノウハウが凝縮されています。また、例えば代官が村に来ても薪や菜・大根以外は馳走するな、といったように規定も細かく決められています。

まゆだま飾り
2017年1月14日(水)まゆだま飾り

新潟では小正月にまゆだませんべいを飾る風習があります。鯛や宝船、小判などをかたどったセンベイは色とりどり鮮やかで、飾り場所のたいけんのひろばの小上がりがパッと明るくなりました。本来なら20日ころに取り外すものとのことですが、多くの人にも見てもらえるよう、 2月中旬までたいけんのひろばに飾っておく予定です。ぜひご覧ください。

展示入れ替え
2017年1月11日(水)
「近世黎明―堀直寄と新潟―」展の展示資料を一部入れ替えました

 新潟市ゆかりの大名、堀直寄についての企画展「近世黎明」展を1月29日(日)まで開催中です。資料保護のため、1月11日(水)から展示資料を一部展示替えします。
  1月11日(水)から展示の資料
  ・直江状
  ・鉄団影
  ・鉄団号
  ・年未詳正月11日新潟町中方宛牧野忠成書状
  なお、一度「近世黎明」展にいらした方は、その際のチケット半券をご持参いただくと本企画展を2割引きで鑑賞していただけます(他の割引との併用不可)。また、1月28日(土)には記念講演会「堀直寄とその生涯」を開催予定です(要申込。1月13日(金)まで)。
  後半も是非「近世黎明」展をよろしくお願いいたします。

お正月遊び 福笑い
2017年1月8日(土)・9日(日)
たいけんプログラム「お正月あそび」

 あけましておめでとうございます。新年最初の体験プログラムは、お正月遊びでした。福笑い、コマまわし、羽子板、ダルマ落としなど、お正月ならではの昔の遊びを楽しみました。
 親子はもちろん、おじいちゃんとお孫さん、そして大学生の学生さんたちなど、多くの方にご参加いただきました。コマまわしやけん玉などは、子どもたちは学校や学童保育で経験しているらしく、大学生も含め、大人の方が教えてもらいながら楽しく遊びました。こたつに集まって「福笑い」が始まると、「もう少し上、もっと左」などとまわりからのサポートも真剣です。出来上がるとみんなで大笑いしました。
 年の初めにふさわしく、とてもにぎやかに過ごすことができました。ありがとうございました。

■ 2016年12月 ■

博物館講座12月
2016年12月25日(日)
博物館講座「新潟の女子教育」

2016年最終の開館日となったこの日、博物館講座で「新潟の女子教育」と題して、現新潟市域の高等女学校での教育や女学生の日常生活の一端について報告しました。新潟高等女学校に通っていた女学生の夏休みの日記や友人とやり取りした手紙類、さらに新聞記事や女学校の校友会雑誌や母校会雑誌などから、当時の女学生の様子や学校生活などを紹介しました。また、統計データを用いて、大正期の後半から女学校が増加し、また卒業後の進路も幅広くなってくることなどを紹介しました。
寒い中、42人の方にご参加いただきました。ありがとうございました。次回は1月22日、テーマは明治の始めに新潟税関に配備された『新潟丸』についてです。お楽しみに。

クラブ門松
2016年12月18日(日)
こども歴史クラブ「お正月の準備をしよう」

 みなとぴあ歴史発見プロジェクト・こども歴史クラブは第8回目を迎えました。年末も近付いてきましたので、この日は門松づくりを行いました。
 門松はお正月にやってくる年神様を迎えるため、目印として玄関や門に飾るものです。今日の門松は、畳表を巻いた竹の台座に、青々とした松、梅の花と扇のかざり、稲穂を挿して作りました。台座や松、稲穂は、日ごろ当館がお世話になっている、岩室民俗史料館友の会の方々にご用意して頂き、飾り付けのご指導にも当たっていただきました。
 今日のたいけんは、飾り付けのセンスが問われるもので、台座に挿す松の分量を調節したり、長さを揃えたりと、子どもたちは友の会の方々に教えてもらいながら、オリジナルの門松を作ろうと真剣に取り組んでいました。
 部員のみなさん、出来上がっ た門松を飾って、良いお正月を迎えてくださいね。

越後明暗流尺八
2016年12月17日(土)
「越後明暗流尺八演奏会」を開催しました

今月17日(土)に「近世黎明」展関連イベントとして「越後明暗流尺八演奏会」が行われました。
演奏を担当されたのは越後明暗流尺八保存会皆さまです。同会は今の三条市下田にあった普化宗明暗寺に伝わっていた越後明暗流尺八を伝えています。下田明暗寺は堀直寄の家臣で、後に僧籍に入った文仲という人物が開いた寺院でしたが、明治維新後寺は廃寺となり、「下田三谷」などの尺八の曲とわずかな関係資料がその歴史を伝えています。
保存会の方々は、ミュージアムシアターに虚無僧(こむそう)姿で登場。「下田三谷」、「鹿の遠音」、「越後獅子」、「春の海」の四曲を演奏していただきました。また、曲の間にはそれぞれの曲の内容や、短い一節切(ひとよぎり)尺八と長い普化尺八の違いなどの解説をいただきました。
越後明暗寺はかつて越後をはじめ佐渡から若狭まで北陸道の広大な地域を管轄し、修行などのためめぐっていたといいます。現在の新潟市域などでも、明治以前には虚無僧の姿や尺八の音色を聞くことができたのではないでしょうか。堀直寄ゆかり尺八の曲を演奏していただくとともに、明治以前の新潟の風景を垣間見ることのできた会だったと思います。

木の実選び 完成
2016年12月11日(日)  たいけんプログラム
「木の実のキャンドル立てづくり」

木の実は、みなとぴあにあるマテバシイの細長いドングリや、松ぼっくり、クルミ、椿の実などなど、さまざまな実が用意されましたが、「知ってる!」と声をあげる子も多くて驚きました。自由に木の実を選んで自分用のBOXに入れていくのは、駄菓子を買う時のようにわくわくです。
デコレーション作業が始まると、みなさんもう夢中です。バランスよく花のように飾り付けていく子や、たくさんのドングリトトロが登場して一つの町ができあがり、物語が始まりそうなものなど、それぞれ想像力が無限に広がるようでした。クリスマスには火を灯して、また違った見え方を楽しんでほしいですね。よいクリスマスを!

近世黎明
2016年11月27日(日)  企画展
「近世黎明―堀直寄と新潟―」

みなとぴあ冬の企画展「近世黎明」展が開幕しました。
新潟湊の発展に貢献するなど治績を残した江戸初期の越後の大名堀直寄と、その時代の新潟について紹介する展示会です。会期は1月29日(日)まで。資料保護のため、会期中に一部の資料を展示替えします。
1月9日(月)まで展示の資料
・堀直寄寿像(御寿影)
・集古十種
・春日山城絵図
・年未詳3月23日新潟惣町中宛牧野忠成書状
1月11日(水)から登場の資料もありますので、お楽しみに。

■ 2016年11月 ■

小刀 小刀
2016年11月27日(日)  たいけんプログラム
「小刀を使おう〜オリジナルペンづくり〜」

この日は小刀を使って、乾燥したイタドリでペンをつくりました。小刀を使うのが初めて、というこどもたちも多く、あらかじめ削ってある鉛筆や割りばしを使って、小刀を扱う練習から始めました。刃物の使い方を教えてくれたのは、こどものころに、肥後守を常に持って、 鉛筆削りやおもちゃづくりをしていたボランティアスタッフです。しばらくすると、練習の成果が表れ、削りたいところを、少しずつ、薄く削れるようになりました。練習の後は、イタドリのペンづくり本番です。ペン先がバランスよくとがるように、イタドリを持ち替えながら、削りました。できた後は、あらかじめ作っておいたスクラッチペーパーや墨で書き心地を試しました。家でも小刀を使って、いろいろ削って、モノづくりをしたい、という声が多く聞かれました。

博物館講座 小林新一
2016年11月27日(日) 
博物館講座「新潟川開き―花火大会の歴史―」

 本日の博物館講座は、新潟まつりの花火大会の歴史がテーマです。夏の風物詩の花火大会ですが、調べてみるとその歴史は奥深いものがあり、その嚆矢は、明治16年に料亭が開催した川開きにさかのぼります。「新潟新聞」など当時の記事を概観し、「市祭」として盛大化していった過程をご紹介しました。当日は25人の方においで頂きました。ご清聴ありがとうございました。

さばく 塩すりこみ
2016年11月19日(土)
大人のたいけんプログラム「サケの塩引き作り」

伝統的なサケの加工法である塩引きづくりを行いました。
食育・花育センターを会場に、松浜でとれたサケを使った塩引き作りです。サケのぬめり取りから始まって、エラや内臓を取り除き、たっぷり塩をすりこみます。講師の方はこれらの作業を本当に手早く行っていましたが、実際に大きなサケをさばくのは、参加者のみなさんなかなかの重労働のようでした。
今回の講座で行うのはここまでで、5〜10日間の塩づけ後、干して寒風にさらすのは各自となります。うまみが凝縮していくのはこの工程です。つけ方・干し方についての説明では次々と質問があがっていました。ぜひおいしい塩引きを完成させてください。ご参加誠にありがとうございました。
なお、今年はサケの獲れる量が去年と比べてずいぶん少ないそうですが、一方でうまみは強いとのことです。そんな貴重なサケをご提供いただいた新潟漁協松浜支所様、誠にありがとうございました。

完成品
2016年11月5日(土)・6日(日)
たいけんプログラム「和綴じのオリジナルノートづくり」

この日は和綴じの基本的な技法である四つ目綴じで、オリジナルのノートを作りました。まずは館蔵資料の四つ目綴じの本を観察し、実際の綴じがどのようなものかを見てみました。それから、制作に入ります。最初はひたすら紙を折る地道な作業で、参加者は黙々と手をうごかしていました。好みの柄の千代紙を選び表紙にしました。いよいよ、今日のポイント、綴じの作業に入ります。千枚通しで4カ所穴をあけ、順に糸を 通して完成させました。大人の参加者が多いプログラムでしたが、こどもも大人も出来栄えに差のない、素敵なノートが出来上がりました。

■ 2016年10月 ■

裸足 落ち葉
2016年10月30日(日)
たいけんプログラム「みなとぴあで親子自然体験・秋」

この日はみなとぴあの敷地でネイチャーゲームを行いました。真っ青な秋の空の下、落ち葉やどんぐりなどの自然とふれあいました。
敷地の一角にロープを張って、足元には落ち葉などを集めました。参加者のちいさなおともだちたちとおとうさんおかあさんは、裸足になって、目隠しをして、ロープを頼りに散策してみました。芝生のチクチクする刺激や日陰の冷たさ、落ち葉のフワフワとした感覚など、普段感じることのない感覚を足の裏で受け止めました。また、目隠しをすることで、それらの刺激がより際立ったように感じられました。
みなとぴあの木々は少し色づき始めたくらいですが、落ち葉を探す時間では、黄色や赤の落ち葉を探し、気に入った色や形のものを集めました。どんぐりやまつぼっくりを拾ったこどもたちは、宝物のように大事に持ち帰ることにしたようでした。

どんぐり
2016年10月23日(日)
たいけんプログラム「どんぐりであそぼう!」

この日は年に一度のどんぐり祭り、みなとぴあの敷地にもあるマテバシイをはじめ、いろんなどんぐりをつかって遊ぶ日でした。
この日準備された遊びのブースは「どんぐりコマづくり」「キーホルダーづくり」「どんぐりマラカスづくり」「やじろべえづくり」「ふえづくり」「どんぐりカーづくり」と全部で6つでした。たくさんあるどんぐりの中から、それぞれの用途にあう形のどんぐりを選び、ペンで色を つけたりしながら、思い思いのものをつくりました。

どんぐり2

どんぐりカーを作った人の有志による、どんぐりカーレースも開催されました。緩やかな下り坂のコースでどんぐりカーを走らせ、どこまで 走行距離が延びるかを競いました。どの車も良く出来ていて接戦が繰りひろげられていました。また、どんぐりコマどれだけ回るか競争も行われ、ここでも熱い戦いが行われていました。

柳都祭 柳都祭
2016年10月8日(土)
新潟三越 柳都祭 「むかしなつかし新潟まつり」講演を行いました

 新潟三越で10月5日から10日まで「柳都祭」が行われました。
 7階特設会場では、企画展「新潟みなとのまつり」展などで当館が作成したパネルをお貸しして、「新潟古町の祭りの歴史パネル展」が開催されました。
 10月8日は、関連イベントとして、「むかしなつかし新潟まつり」と題し、当館学芸員が昭和30年代の新潟まつりについて解説する講演会を行いました。
 昭和30年代頃の新潟まつりでは、商工祭と言って、市内企業や商店の出す広告山車のパレードが華やかに行われました。テレビが普及するようになると、広告媒体としての機能が低くなり減少していきましたが、当時を知る人たちにとって、時代を象徴するイベントの一つでした。
 講演では、当館所蔵の昭和30年代の祭りネガフィルムのカットをご覧いただきながらお話ししましたが、聴講者の方々は覆いができる前の古町アーケード、見物客でごった返す歩道、中心部の顔でもあった大和デパート・小林百貨店の山車の写真などを懐かしそうにご覧になっていました。

どんぐり どんぐり2
2016年10月2日(日)
たいけんプログラム「みなとぴあのどんぐりでクッキーをつくろう」

実りの秋がやってきました。この日はどんぐりでクッキーをつくりました。みなとぴあにはマテバシイが植栽されています。 マテバシイの実は固く虫がつきにくいうえ、アクが少ないため、あく抜きをしなくてもすぐに食べられるのが特徴です。 まずは、敷地に出て、どんぐりを採取します。ちゃいろくてぷっくりとしたどんぐりを選んで拾いました。

石皿

拾ったドングリをたいけんのひろばに持ち帰り、縄文人さながらに、石皿と摺り石で粉にしました。殻を取り、薄皮をはぎ、 実を取り出す作業に時間を忘れて熱中しました。
出来上がった粉に小麦粉・砂糖・バターを混ぜて、現代人の味覚に合わせたクッキーをつくります。ホットプレートで両面焼いたら、 甘い香りが部屋いっぱいに広がりました。出来上がったクッキーはみんなで試食しました。香ばしく、モチモチした食感でした。

■ 2016年9月 ■

史料
2016年9月25日(日)
博物館講座「高橋九之助史料を読む」を開催しました。

博物館講座「高橋九之助史料を読む」を開催しました。高橋九之助は新発田藩新津組古田新田の地主です。講座では同家の史料をみながら、近世後期における蒲原地域の地主のくらしぶりや、村でおこった役人排斥の訴え、村人の由緒を聞き取った覚え書き、あるいはふだん研究ではあまり顧みられないような断片的な史料、等について紹介しました。
次回の博物館講座は「シリーズ《新潟の美術》産業と美術」です。

お月見 お月見
2016年9月10日(土)、11日(日) 
たいけんプログラム「お月見団子づくり」

 今年の十五夜は9月15日。中秋の名月にちなみ、10日、11日にかけてお月見団子を作りました。
 このたいけんは、石臼を使ってもち米を粉にするのがメインのイベントです。石臼の仕組みについて学んだあと、石臼を回して粉づくりです。大人でも回すのが大変な石臼を子どもたちは力いっぱい回しました。続いてお団子づくりです。石臼で作った粉ではとても足りないので、市販の団子粉も使いました。小さく丸めてお湯を沸かしたお鍋に投入。茹で上がったお団子は、ポコポコと浮いてきます。子どもたちは不思議そうに見つめていました。
 毎年おなじみのプログラムですが、両日合わせて22名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。

展示風景 きねをさわってみる
2016年9月10日(土) 
第13回むかしのくらし展「体と道具」開幕しました。

今年で13回目となるむかしのくらし展が開幕しました。
今回のテーマは「体と道具」。むかしは自動で動く機械などはなく、人々は、さまざまな知恵と工夫で道具を上手に扱いながら暮らしていました。「運ぶ」ということ一つをとっても、買い物や農作業、ワラなどかさばる大荷物や重い荷物、あるいは大事な贈りものなど、何を運ぶかによって、道具や運び方(動作)が異なります。背負ったり、担いだり、手に持ったりとさまざまです。
用途によって少しずつ形の違う「きね」をさわってみたり、カーテンの向こうにあるワラ細工の道具の形を、手探りで確かめるコーナーなど、見るだけでなく体感しながら、むかしのくらしについて考えていただく内容となっています。ぜひご家族でご来館ください。(11月27日(日)まで)

■ 2016年8月 ■

講演会 講演会
 2016年8月20日(土)、27日(土) 
湊祭復元事業2016関連企画「湊祭」講演会

 8月20日、27日に祭礼研究の専門家お二人による講演会を開催しました。本講演会は「湊祭復元事業2016」の一環として行ったものです。
 第1回の20日は「新潟湊祭りと灯の祭り」と題し、祭礼文化史を専門に研究されている福原敏男先生(武蔵大学教授)からお話しをいただきました。湊祭の要素である眠り流し行事の他地域の事例の紹介、「蜑の手振り」、「新潟年中行事絵巻」に描かれた祭りの出し物について詳しく解説して頂きました。
 第2回の27日は、「新潟湊祭の展開とその民俗的背景を考える」をテーマに政岡伸洋先生(東北学院大学教授)にご講演頂きました。地域の暮らしと歴史的背景をふまえ、民俗の変化に着目するという観点から、詳細に湊祭を分析され、今後の研究の展望についてお話しがありました。
 当館や市などに、湊祭の関連資料が収蔵されていますが、その分析はほとんどなされていないのが現状です。今回の先生方のご講演は、資料に基づいた研究の先鞭となるもので、聴講者の方々も知られざる湊祭の様相について、興味深く聴かれていました。

川祭り
2016年8月21日(日)みなと・しもまち・川祭り・2016

 今年も、地域連携事業として新潟北部開発協議会青年部と博物館が協力して「みなと・しもまち・川祭り・2016」を開催しました。
 日没とともに、近隣の福祉施設や保育園、当館「体験の広場」でつくられた手作りの灯籠のほか、当日参加された方が塗り絵をした灯籠の淡い光が水面に次々と送り出され、旧税関庁舎・博物館本館周辺が幻想的な雰囲気に包まれました。
 当日用に用意した蒔絵がなくなるなど、参加者は昨年より多い650人ほどで、お子様を連れてご家族で来られた方が多かったようです。日中の暑さが和らいだ夕暮れ時から旧河道に浮かべた灯籠を眺めながら、過ぎゆく夏のひと時をゆっくりと楽しみました。

おみこし体験 総踊り
 2016年8月21日(日) ボランティアフェスティバル2016「みなとぴあの夏まつり」

 当館ボランティアが中心になって企画した「みなとぴあの夏まつり」を開催しました。毎年開催しているこのボラフェスですが、今年は「夏まつり」としてはじめて夏に開催しました。夏にふさわしく、乗船体験や、お神輿をかついだり和太鼓を叩いたりする体験を企画しました。
 オープニングは、早通中学校の「総踊り隊」のみなさんに特別出演してもらい、本館前の芝生広場いっぱいを使ったダイナミックな踊りを堪能しました。乗船体験は、国交省の新潟港湾・空港整備事務所のみなさんにご協力いただき、業務艇あさひに乗ってみなとをご案内するという特別企画でした。お神輿体験では、子どもたちはハッピを来て「わっしょいわっしょい」と声をあげながら元気に敷地内を回り、さらにそのままハッピ姿で大きな和太鼓を叩いて、お祭り気分を満喫してくれたようです。大変暑い中でしたが、来場してくださったみなさま、誠にありがとうございました。

夕涼みコンサート
 2016年8月20日(土) 第13回みなとぴあ夕涼みコンサート

 地域連携事業として歴史博物館(みなとぴあ)と地元「新潟下町を良くする会」の主催で、「第13回みなとぴあ夕涼みコンサート」が開催されました。
 さて、今年のコンサートは新潟葦原吹奏楽団さんの「アンパンマンのマーチ」の軽快な演奏で始まり、ウクレレ遊遊&フラダンスさん、津軽三味線さん、NEW GOTTA WINDSさん、シティブラス越後さん、Pan no waさんの6団体が出演し、どの団体の方々もみんなが楽しめ、口ずさむことのできる曲を選曲されていたので、約400名の観客は、美しくライトアップされた博物館本館を眺めつつ、川風に吹かれながら音楽を堪能されました。
ただ、風が少し強くて、演奏する人たちは、譜面を洗濯ばさみで譜面台に留めたり、譜面台を足で固定しながらといった苦労もあったようです。
また、この夕涼みコンサートは、"新潟みなと水遊記"参加事業で、観客の皆さまからはアンケートにご協力いただくとともに、昨年に引き続き「水都(みなと)にいがたスタンプラリー」も開催されました。
歴史博物館としては、「夕涼みコンサート」のほか、企画展「新潟みなとのまつり展」、「みなと・しもまち・川まつり・2016」が、このスタンプラリーに参加しています。

染め物 染め物
 2016年8月19日(金)たいけんプログラム「染め物をやってみよう」

夏休みのプログラムとして、染め物をたいけんしました。この日の染め物では、昨年収穫した藍の葉を乾燥させたものを使った藍染と、 化学染料を使った2色染めでオリジナルのハンカチをつくりました。
まずは、輪ゴムとビー玉やおはじきをつかって、絞り模様をつくり、藍の染液に漬けました。染液に少し漬けてから、ひきあげて空気にさらすと少しずつ青くなっていきます。自分の好みの青色になるまで、染液に漬けては空気にさらすことを繰り返します。できたら、輪ゴムを解いて、 絞りの模様ができているかを確認しました。それぞれに素敵な模様ができており、あちこちから歓声があがります。
次に化学染料を使って、板締め絞りの技法に挑戦しました。1色目、2色目と染液に漬け終わった後、出来た布を広げると、きれいな幾何学模様ができていました。ここでも歓声があがりました。最後に全員で作品鑑賞会としてそれぞれの出来上がったハンカチを披露しました。 2つとない模様になっていて参加者全員が満足げな表情でした。

まとい灯ろう まとい灯ろう
2016年8月14日(日) みなとのまつり展体験プログラム「まとい灯ろうをつくろう!」

 企画展体験プログラムとして、江戸時代、湊祭の夜を彩った「纏灯籠」を模して、ミニ灯ろうを作りました。纏灯籠は「あまの手振り」詞書によると、高さ4.5メートル、幅が3メートルの灯籠で、竿を一本通して掲げる一人持ちの出し物です。
 「あまの手振り」に描かれた纏灯籠を参考に木枠に障子紙を貼って作りました。灯籠には昔話や伝説を題材にした絵が描かれました。体験でも浦島太郎や織姫・彦星など下絵のイラストを用意し、絵具や色鉛筆で自分の好きな色に塗ってもらいました。子どもたちをはじめ保護者の方も、オリジナルの灯ろうを完成させようと真剣に取り組んでいました。本来の纏灯籠ならば、中にロウソクを灯したものと思います。今回のプログラムが失われてしまった文化について、少しでも興味を持っていただく機会となれば幸いです。

ポンポン船 ポンポン船
2016年8月6日(土)・7日(日) 体験プログラム「ポンポン船をつくろう」

 本日の体験プログラムは、蒸気の力で進むポンポン船をつくって水の上を走らせました。
 スチレンボードの簡単な船体に、中が空洞になっているアルミパイプとろうそく取り付けます。ろうそくの火がパイプの中の水を温めると、水が蒸気となって体積が増し、水を押し出し、その力で船が進みます。
 船体はシンプルな構造ですが、カッターやキリを使っての工作や、アルミパイプを折れてしまわないようにゆっくり曲げる作業などは、参加した子どもたちにはやや大変だったようです。それでも、完成した船が水の上を進むと、子どもはもちろん、お父さんお母さん方も一緒に歓声をあげて喜んでくれました。ありがとうございました。ぜひおうちでもまた水に浮かべて走らせてみてください。

きらきらパレード きらきらパレード
 2016年8月6日(土)湊祭復元事業2016「三番組のまとい」キラキラパレード出場しました!!

 文化庁「平成28年度文化芸術振興費補助金(地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業)」の交付を受け実施した、「湊祭復元事業2016」のメインイベント・「三番組のまとい」新潟まつりキラキラパレード出場が無事に終わりました!
 晴天にも恵まれ、新潟中郵便局から礎町までを総勢約40名でねり歩きました。準備は数か月前から始めていましたが、本番のパレードはあっという間の30分でした。太鼓や笛など準備が出来なかった部分もありますが、復元した幕とともに、昔日の湊祭の風情を沿道の皆様に感じて頂けたことと思います。
 8月13日から28日まで、本事業を紹介したパネル展示を1階企画展示室前で開催しています。当館にお出での際はぜひご覧ください。

ワークショップ ワークショップ
 2016年8月2日(火) 夏休み自由研究!「新潟まつりの歴史を調べよう」

現在開催中の「新潟みなとのまつり」展と「湊祭復元事業2016」に関連して、こどもたちに「新潟まつり」のことを知ってもらうためのイベントを開催しました。このイベントでは、企画展示室の中で、現在の新潟まつりのルーツとなった4つの祭りの昔の様子を調べたり、展示室内で参加者が気になった展示資料について、よく見て調べてみる活動を行いました。また、昭和30年代、「新潟まつり」となったころの様子を 体験者の方に話をしてもらいました。祭りの様子だけでなく、新潟の町の様子の違いや町の人々が祭りを楽しみにしていた様子などを聞きました。また、その頃の新聞記事を読んで、今とは少し違う、町の人々の様子について知ることができました。
今週末には新潟まつりが行われます。参加者のこどもたちには今年の新潟まつりの様子などと比べて、さらに良い自由研究にしてもらいたいです。

■ 2016年7月 ■

ネイチャーゲーム ネイチャーゲーム
2016年7月31日(日)たいけんプログラム「みなとぴあで親子自然体験」

 この日は、夏の身近な自然とふれあうネイチャーゲームでした。暑い中、みなとぴあの税関庁舎周辺の樹木や草花などを、見るだけでなく、触ったり、匂いをかいだり、と五感を使って感じるプログラムでした。こどもたちは、タイサンボクの葉をさわって、「ツルツルしてる!」と大人に教えてくれたり、セミの抜け殻を探したり、と夏ならではの身近な自然とふれあいました。また、マテバシイの木のところで、どんぐりのあかちゃん(実が付くところ)の様子を見ました。秋に大きな実をつけてくれるかなと楽しみにしているこどもたちでした。最後に船をつくり、荷揚げ場の堀に浮かべました。

機織り
2016年7月30日(土)たいけんプログラム
「高機で裂き織りのコースターを作ろう」

この日は機織り機でコースターづくりを行いました。この日は、みなとぴあで博物館実習を行っている大学生5人が参加者たちのサポートを してくれました。まずは作りたいコースターのデザインを決め、使う裂き布を選びます。高機に座って、コースターづくりのスタートです。初めはぎこちない手つきの参加者もすぐに慣れて、杼を3〜4回通し終わるころにはすいすいと機織りをしていました。

湊祭講演会
 湊祭復元事業2016関連企画イベント「湊祭」講演会の参加者大募集中です!

 当館では、本年度、文化庁「平成28年度地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」の交付を受け、湊祭復元事業2016「復活!湊祭」を実施しています。
 事業企画の一つとして、祭礼研究の専門家お二人をお招きし、それぞれ異なる視点から、「湊祭」について語っていただく講演会を開催します。
 「湊祭」は七夕に行われ、江戸時代の新潟町の夏の最大イベントのひとつでした。今日の新潟まつりのもっとも古いルーツです。湊町として栄え、花開いた祭り文化を、より深く知っていただける絶好の機会ですので、ぜひご参加ください!!
 第1回 8月20日(土)「眠り流し行事としての湊祭」
 講師:福原敏男氏(武蔵大学教授)

 ※眠り流しは七夕行事の一つです。湊祭は「七夕祭り」とも呼ばれ七夕行事も行われていました。
 第2回 8月27日(土)「新潟湊祭の展開とその民俗的背景を考える」
 講師:政岡伸洋氏(東北学院大学教授)

・会場:新潟市歴史博物館 2階セミナー室
・時間:13時30分〜15時(各回とも)
・参加費:無料
※申込方法、締め切り日など、詳しくは下記の講演会チラシ(PDF)をクリックしてご覧ください。

>> 「湊祭講演会」チラシ(PDF)

博物館講座 新潟町を富貴にすることを命じた直竒文書
2016年7月24日(日) 
博物館講座「『新潟中興の英主』堀直竒の実像」

 7月の博物館講座は「新潟中興の英主」堀直竒の実像でした。
 堀直竒は戦国〜江戸初期の大名で、長岡城を築城し、新潟をその外港に位置付けるなど新潟市域と深いかかわりを持った人物です。
 講座では、村と町の政策に大きく分けてお話をしました。まず村落宛の元和2年法度を事例に、直竒の村落政策をみてみました。人口が不足し未開発地の広がる直竒領に対して、新田開発、代官の不正防止、年貢納入方法の明確化などを行っていることを紹介しました。そしてそれらは陪臣時代からの政策を発展させたものではないかと指摘しました(陪臣=家臣の家臣。直竒は元々豊臣秀吉の家臣福島城主堀秀治、忠俊の家臣でした)。
 一方で、町(新潟町)の政策は少し異なり、湊の支配は元和2年に初めてかかわるので、新潟町に対して直竒は試行錯誤をしながら発展を期したのではないかと考えられます。新潟町(湊)は直竒の領有を機に、高田藩領の数ある湊の一つからから長岡藩領の主要な外港に位置づけ直され、物理的に拡張されるとともに、諸税が免除され、大きく発展することになります。直竒の新潟領有は短期間で終わりますが、その後も対岸の新発田藩領沼垂に間借りして蝦夷地などとの交易を期しており、新潟領有が続けば次にそうした構想があったのかもしれません。
 堀直竒は越後に入部して今年で400年になります。それを記念して当館では「堀直寄と新潟」展を12月10日から開催します。堀直竒は武将としての側面が注目されがちですが、民政面で課題を把握して手腕を発揮しており、戦争から平和へ移る時代において社会を運営する具体的なプロセスを示した点に特に注目していきたいと思います。  

一番組 一番組
2016年7月23日(土) 
企画展「新潟みなとのまつり展」の一環として、一番組の纏を展示して頂きました!

 新潟まつりのルーツである江戸時代の湊祭、明治、大正の住吉祭で、神輿を先導する役割を担ったのが一番組です。現在の一番組は、栄、入船、湊校区の人たちが担い、新潟まつりの住吉行列の際、本町通14番町に接待所を設け、迎える役割を務めています。
 今回、一番組のご厚意で、祭り行列の出しものである「纏」を組み立て頂き、展示しています。みなとぴあまでは、子どもたちに曳いて来てもらいました!
 一番組は、住民が沖を通る船をうちわをあおいで招き寄せ、湊を繁栄に導いたという伝説から、うちわ形の纏を行列に出していました。今回展示の纏は昭和30(1955)年に新造されたもので、「一番」の番組名、背面の漢詩は新潟の書家・故江川蒼竹氏の書です。新潟まつりの際に、横七番町通・本町通14番町地内にこの纏を設置していました。
 纏は7/23〜8/5、8/7(15時)〜8/28(13時まで)まで展示しています。8/6はお祭りに出場のため、一番組さんにお戻しします。中々見る事の出来ない貴重なものですので、この機会にぜひご覧ください。

古代の色 古代の色
2016年7月17日(日) 
こども歴史クラブ「古代の色を探ろう」

この日のこども歴史クラブの活動は、古代の色をさぐるための染め物として、クチナシを使った染め物と藍を使った染め物をしました。 クチナシから取り出した染液はオレンジ色をしていましたが、染まった色はとても鮮やかなカナリヤのような黄色でした。また、藍は自分の好きな青色になるまで染めてみることにしたため、1回だけ染液に漬けた人と、23回も漬けた人がいました。その2枚を見比べて、おなじ藍から 取り出した色でも、濃縹と浅縹ができ、色の濃さがかわることがわかりました。また、刈安で染めた黄色の布を、藍の染液に漬ける実験もしました。緑色に染まった布を見てこどもたちから歓声があがりました。
今回の染め物には木綿の布を使ったので、古代の衣服の復元、というわけにはいきませんでしたが、植物などから取り出された色を用いた衣服を古代の人々が身に付けていたことを知る機会となった活動になりました。

まつり まつり
2016年7月9日(土) 
企画展「新潟みなとのまつり展」開幕しました。

みなとぴあ歴史発見プロジェクト企画展「新潟みなとのまつり展」が開幕しました。
本展覧会は新潟まつりのルーツである4つの祭りの歴史をひもとき、新潟のまつり文化を紹介するものです。
 今日の新潟まつりは、江戸時代から行われた湊祭、明治時代の川開き(花火大会)、昭和初期の商工祭、開港記念祭を戦後ひとつにしてはじまりました。
 それぞれ独自の由来を持つ祭りを古文書や絵画資料、古写真などで紹介しています。江戸時代の湊祭の夜祭を描いた「蜑(あま)の手振り」(県指定文化財 当館蔵)は必見です。色鮮やかに描かれた祭りの様子をぜひご覧ください。(8月28日(日)まで)

風鈴づくり
2016年7月9日(土)・10日(日) 
たいけんプログラム「風鈴づくり」

夏にふさわしい風鈴づくりを行いました。作り方自体はとっても簡単で、材料も身の回りのものでできてしまいます。むしろ時間がかかるのは絵付けです。風鈴の側面や短冊に、夏らしい金魚や花火を丁寧に描いたり、好きな動物やはなやかな色づけなど、それぞれ魅力的な風鈴に仕上がっていました。最後に掛け並べて風をあてると、かなりの見ごたえ・聴きごたえがありました。
風鈴は、実用的に使われるわけでなく、風をとらえて音を鳴らし涼しさを演出する、不思議な存在です。プログラムでは、そのルーツなどについても少しお話したり、素材が異なる風鈴を聴き比べてもみました。これからますます暑くなる中、改めて風鈴をお楽しみいただければと思います。

七夕飾り 七夕飾り
2016年7月2日(土)・3日(日) 
たいけんプログラム
「ワラ紙づくりと七夕飾り」

もうすぐ七夕。今回のたいけんプログラムはわらから紙をつくり、それを七夕の短冊にするプログラムを行いました。
まずはたいけんのひろばにあるワラとワラ製品を見て、触って、わらを感じてみます。それから、あらかじめ、薬品を使って柔らかくしたワラ紙の元を使って、紙すきの作業を行います。ワラ紙の元は柔らかく、ワラ製品の手触りとは違っていました。甘い匂いに気が付いた人も。 実はワラを煮ると、草餅のようなにおいがするのです。
15gのワラ紙の元を使って、ミキサーで細かくしながらかき混ぜて紙すきをしました。アイロンをかけて、ワラ紙が出来上がると、歓声が上がります。1枚つくっただけでは物足りなかった人は、2枚目に挑戦しました。2枚目は紙の元の量を増やして厚い紙づくりにチャレンジする人もいました。完成した紙を短冊にしよう、とスタッフが提案しましたが、せっかくつくったワラ紙は持って帰りたいという人ばかりだったので、短冊はほかの紙を代用して作りました。空き時間を利用して、いろんな七夕飾りも作って、たいけんのひろばの七夕飾りを完成させてくれました。

■ 2016年6月 ■

ライブイベント
2016年6月19日(日) 
企画展終了しました

企画展「現代新潟風景画展 1974─1989 〜小柳俊郎の詩とともに〜」の会期が終了しました。
最終日の19日は、ライブイベント「耳できく絵と詩」を催し、大勢のお客様でにぎわいました。プログラムは次のとおりです。

(1)耳で楽しむ絵画 解説:木村一貫(当館学芸員) 午後2時〜
   昭和後期のヒット曲をBGMに、新潟の風景画作品を耳で味わうギャラリートークを行いました。
   ◇BGM ≪襟裳岬≫ ≪ペッパー警部≫ ≪おもいで酒≫ ≪卒業≫ ≪川の流れのように≫

(2)朗読会−小柳俊郎の詩編から 朗読:荒井和真 午後2時30分〜
   俳優の荒井和真さん(KURITAカンパニー)の朗読で詩人・小柳俊郎の晩年の作品を味わいました。
   ◇朗読詩編 ≪ぴかそぴかぴか−ピカソ賛歌−≫ ≪造花の下で≫ ≪郷愁≫ ≪末娘のアルバム−フォーク調な朗読詩−≫ ≪冬の詩(うた)≫

(3)歌と詩のライブ演奏 演奏:そうだみつのり 午後3時〜
  「叫びの詩人」の異名を持つ詩人&シンガー、そうだみつのりさんのオリジナル曲を聴きます。
   ◇演奏曲 ≪東堀通≫ ≪歩道橋≫ ≪リヤカー≫ ≪シーラカンス≫ ≪原発ストリップ劇場≫ ≪角田山≫

水墨画 水墨画
2016年6月19日(日) 
みなとぴあこども歴史クラブ「水墨画にちょうせん」

こども歴史クラブの第3回目は、「水墨画にちょうせん」でした。水墨画はほぼ墨だけで描く絵ですが、表現方法は非常に幅広いものです。また古くは、墨を無造作に刷いてそれを山や草むらと見立て絵に仕立てるなど、抽象的、パフォーマンス的な描き方も流行りました。
プログラムでは、墨の濃淡のほか、「(輪郭)線」ではなく「面」として形を描く方法、乾いた筆で先を割ってかすれた線を描く方法などに挑戦しました。最後はできるだけさまざまな方法で好きな絵を描いてもらいましたが、墨と紙のおかわりの声が次々あがっていました。

常設展示
2016年6月7日(火) 
常設展示を一部入れ替えました

常設展示室の川村修就関係展示のコーナーを展示替えしました。
今回は、当館で昨年新しく収蔵した新潟奉行所役人福原家の古文書を中心に展示をしています。川村家文書からは、新潟奉行所の平面図および福原家も役職を務めた広間役の役宅図を展示しています。ぜひご覧ください。

■ 2016年5月 ■

バスツアー バスツアー
2016年5月29日(日) 
みなとぴあファンクラブイベント・
館長バスツアーを開催しました

初夏を思わせる日差しの中、今年のファンクラブバスツアーを開催しました。今年は「阿賀北の文化財を探る旅」と題して、胎内市の文化財を見学しました。まずは、近世から近代初頭にかけて、北前船の寄港地となった桃崎浜の荒川神社と文化財収蔵庫を見学しました。 文化財収蔵庫には、国の重要民俗文化財に指定されている船絵馬が収蔵されています。これらの船絵馬や、隣接する荒川神社の宝物などを見学し、また、荒川神社の建物や、兵庫の廻船問屋北風荘右衛門寄進の狛犬などを拝見し、荒川湊繁栄の面影をたどりました。
昼食後は乙宝寺の境内を散策し、本堂地下の宝物殿を見学しました。また、境内の六角堂の床下に残されている塔心礎を見学しました。これは、7世紀末から奈良時代初期の白鳳様式と考えられており、乙宝寺の創建年代推定に有力な資料と考えられているものです。

バスツアー バスツアー

その後、奧山荘歴史館に移動し、奧山荘城館遺跡の資料や城の山古墳副葬品を見学しました。胎内市教育委員会の水澤さんからの解説を受け、より詳しく展示を見ることができました。また、参加者の疑問点なども詳しく答えていただきました。次に隣接する江上館跡に移動し「ハレ」と「ケ」の空間の使い分けなどについて解説していただきました。城の山古墳では、急な斜面もありましたが、古墳の頂上にのぼり、城の山古墳発掘時の状況なども含めてお話を聞くことができました。
近場ではありましたが、通常公開されていない場所もあり、濃密なバスツアーとなりました。

もめん部 もめん部
2016年5月28日(土) 
みなとぴあもめん部

今年度もみなとぴあもめん部の活動が始まりました。今年の活動は、去年の活動でたどり着くことができなかった、経糸を手つむぎのもので 白木綿を織る、ということを目標に進めていくことにしました。新年度になり、新規部員を募集したところ、25名もの部員が参加してくれることになりました。第一回目のこの日は、昨年の活動で、糊付けをした経糸を整経して、高機にあげる、という作業でした。全部の作業は終えられませんでしたが、なんとか、白木綿を織る、という作業がはじめられそうです。これから、たくさんの仲間とともに、昔の人々の手仕事について、考えることができればいいなと思っています。

博物館講座
2016年5月22日(日) 
博物館講座「画題でよみとく五十嵐浚明」

今年度最初の博物館講座では、江戸中期の新潟の絵師五十嵐浚明(いからししゅんめい)について、作品と絵のテーマについて見ていきました。
五十嵐浚明は新潟の美術史の最初期にあたる人物であり、一時期江戸・京都へ出て、絵師の社会的な地位である「法眼(ほうげん)」を得、名を馳せました。浚明の作品の画題は、「竹林七賢図」や「李白観瀑図」など室町時代から近世にさかんに描かれたもの。多くが中国の古いエピソードをもとにしています。中にはあまり類例がない画題もあり、図像や賛、当時出版されていた絵手本などをもとに画題を推定しました。現代では単なる風景画のように見えても、当時は共通認識があり、絵に込められたイメージや物語を人々は楽しんでいたのでしょう。今では逆に、それらを推理しながら見ていく楽しさがあります。

いとつむぎ
2016年5月21日(土) たいけんプログラム「ワタから糸へ」

この日のたいけんプログラムはワタから糸をつむぐまでの一連の工程をたいけんしてもらうものでした。家でワタを育てている人や、 一度糸つむぎをやってみたいと思っていた、という人が大人もこどもも参加してくれました。綿繰り器でワタのタネを外す作業では、 タネがするするととれる様子にハマる人が続出、いつまでもやっていたい、という声がたくさん出ていました。また、ワタ打ちをして、 ふわふわとなったワタで糸車で糸をつむぐと、始めからうまくいく人もうまくいかない人もいましたが、一様に、こんなふうにできるのね、と いう感嘆の声が聞かれました。

塔屋公開 塔屋公開
2016年5月4日(水) 
旧新潟税関庁舎「塔屋特別公開」

ふだん公開していない旧新潟税関庁舎の2階部分「塔屋」をご見学いただくイベントを開催しました。
6月から工事に入ってしまう旧税関庁舎。塔屋の見学は、工事前にはこれが最後のチャンスであり、多くの方にご参加いただきました。連休中ということもあり県外の方が多かったのですが、いつも近くを通りかかるが見学したことはなかったという方も。改めて旧税関を見直していただく機会となったようでうれしいです。
工事は2018年11月末日までの予定です。自由な見学はできませんが、ぜひ工事の様子を見守っていただければと思います。

かぶと作り よろい試着
2016年5月3日(火)・4日(水) 
たいけんプログラム「愛のかぶとを作ろう」

大きな紙を折ってかぶとを作り、「愛」の前立てもつけて実際にかぶってみました。
よくある簡単な折り方ではなく、少し複雑な折り方でかっこいいかぶとを作りました。越後ゆかりの武将・直江兼続がかぶとに付けていた「愛」の前立てもつけて、実際にかぶることもできます。
また、ボランティアスタッフが製作したよろいも一緒に着て、より本格的な武将姿で写真撮影を楽しみました。参加者は女の子が多かったのですが、その武将姿はかわいくりりしく、会場は大いに盛り上がっていました。2日間で計26人の方にご参加いただきました。ありがとうございました。

クイズラリー クイズラリー
2016年5月1日(日) 
常設展示ガイドイベント「タイムスリップ・クイズラリー」

常設展示室にてクイズラリーを開催しました。
展示室内の5つのポイントで、ボランティアガイドが各時代の衣装を着てご案内しました。奈良時代の役人や江戸時代の役人、明治時代の商人、昭和の農家などです。その時代を語るにふさわしい姿で、少しでも時代の雰囲気を感じていただけたなら幸いです。
みなとぴあボランティアは、今後も歴史を楽しく知ってもらうため、またみなとぴあにより親しんでもらうために、さまざまな企画をしていきますので、イベント等どしどしご参加ください。

こいのぼり かざぐるま
2016年4月29日(祝)・5月1日(日)
たいけんプログラム「こいのぼりをつくろう」

まもなくこどもの日。こいのぼりが空にはためく時節です。今回のたいけんプログラムはゴールデンウイーク中の定番プログラムに なっているこいのぼりづくりを行いました。
傘袋に使われる細長いビニール袋を使って、オリジナルのこいのぼりをつくり、風車を 取り付けました。こいのぼりのうろこの文様は、三角、半月形だけでなく、ハートやリボンや星形も。かわいいこいのぼりがたくさんできました。
よく回る風車が楽しくて、プログラムが終わった後も、外の芝生広場でこいのぼりを持って走っている人がたくさんいました。

■ 2016年4月 ■

写生会 写生会
2016年4月30日(土) 
第7回みなとぴあで絵を描こう

歴史的建造物があつまる敷地内で、お気に入りの風景を描いてもらう「みなとぴあで絵を描こう」が今年も開催されました。
午前中は晴れていましたが、開催時間の午後にはだんだんと天気は下り坂に。寒さのため、後半はたいけんのひろばでそれぞれ色塗りなど仕上げを行ってもらいました。それでも約10名の方々にご参加いただきました。誠にありがとうございました。
作品は、ゴールデンウィークの間旧新潟税関庁舎内で展示しています。旧税関は6月から長期休館に入ってしまいます。5/4(水祝)10:00〜15:00には2階部分「塔屋」の特別公開も行います。見学は無料ですので、この機会にぜひ足をお運びください。

常設展示探検
2016年4月17日(日) 
みなとぴあこども歴史クラブ@「みなとぴあで昔をさがそう」

今年度もみなとぴあこども歴史クラブの活動が始まりました。これは、毎月1回部員が集まって、むかしのことを調べたり、道具をつかうたいけんなどを行うものです。第一回目となったこの日は、みなとぴあの常設展示室で、展示パネルやジオラマの中に描かれているにいがたの むかしの人々を探してみました。
ワークシートの写真を手掛かりに、常設展示室の中を巡って探します。「この人は白い服を着ているね」「サケを持ってる」など、他の参加者と相談しながら10人のむかしのにいがた人を見つけました。
次は白山神社大船絵馬の中でさまざまな仕事をしている人々を探しました。よく見て探せたようで、他にも「なぜふんどし姿で米俵を運んでいるのか」と疑問点が見つかったり、絵馬全体に興味をもった参加者も多かったようです。次回は5月15日、自分の花押をデザインしてみます。

2016年4月10日(日) 
塔屋見学会2016「塔屋でお花見」

当館ボランティアスタッフが中心となって、塔屋見学会を開催しました。お花見には絶好の日和となり、多くの方に旧税関と桜の眺めを楽しんでいただくことができました。塔屋見学は朝から人気で、整理券配布後、見学まで長くお待ちいただいた方も多かったと思います。ご協力に心より感謝いたします。
また、旧税関を含め、敷地内にある歴史的建造物をめぐるスタンプラリーも好評でした。各ポイントでは、建物が建てられた時代にあわせた衣装を着たスタッフがご案内しました。歴史的な景色の中を昔の人々が闊歩する様子、いかがだったでしょうか。より歴史を身近に感じてもらえたならば幸いです。
旧税関は6月から改修工事がはじまり、約2年半の間見学ができなくなります。塔屋見学会はしばらくの間実施できませんが、その間もお客様にみなとぴあをお楽しみいただけるよう、ボランティア企画のイベントなども随時開催していきますので、ぜひご期待ください!

日光写真制作 日光写真 陽に当てる
2016年4月9日(土)・10日(日) 
たいけんプログラム「日光写真で遊ぼう」

みなとぴあの桜も満開となった週末、たいけんプログラムは「日光写真で遊ぼう」を行いました。
むかしのこどもが楽しんだ「日光写真」の遊びを楽しみました。透明フィルムに黒いインクで描かれた絵を種紙に、光が当たると青くなる薬品を塗った紙を使って、種紙の絵を 写し取ります。サイアノタイプと呼ばれるものです。
事前に用意した種紙で絵を焼き付けに、外に出ました。柔らかな春の日差しでしたが、みるみるうちに紙が青色に変わり、色の変化に参加者たちも驚きの声を上げました。
仕組みが分かった後は、透明フィルムと油性マジックでオリジナルの種紙を作って、日光写真を楽しみました。外で絵を焼き付けていると、その様子を見かけた年配の来館者たちから、こどものころに遊んだよ、懐かしいねぇ、と参加者に声が掛かっていました。

2016年4月9日(土) 
「第四国立銀行展」が開幕しました。

第四国立銀行は、明治はじめに日本で3番目に営業をはじめた国立銀行で、後の第四銀行です。展覧会では長い歴史をもつ「第四」を軸に近代新潟の金融、経済産業、銀行の建物などについて紹介します。五姓田芳柳や中村芳谷による銀行を描いた絵画作品、国立銀行紙幣、明治〜昭和の銀行の経営に関わる資料、日本の簿記黎明期の資料、など展示しています、当館の敷地内には第四銀行住吉町支店(登録有形文化財)が移築復原されています。あわせてご覧頂ければと思います。

■ 2016年3月 ■

2016年3月13日(日) 
たいけんプログラム「ワラのコースターづくり」

今日のたいけんプログラムでは、俵編みの技法を使って、ワラでコースターを作りました。昔の人々は、お米を収穫したあとのワラを捨てずに、ゾウリなど身の回りのものを作る材料にしていました。お米を詰める俵も、農家の人々の手作りで、農作業のない冬の仕事でした。
体験では、シンプルな木枠を使って編んでいきます。両端に重りをつけた糸を5本渡して垂らし、その上に数本のワラを置いて、糸を前後に交差させていきます。5本交差させたらまたワラを置いて、それを繰り返すという作業としては単純なものです。参加者のみなさんは、はじめ糸がからまったりして慣れない様子でしたが、少し時間がたつとコツを覚えてどんどん編み進めていました。ほとんどの方が2つ目に挑戦し、納得のいくコースターを仕上げていました。

■ 2016年2月 ■

みなと
2016年2月28日(日) 
博物館講座「にいがたみなとの仕事いまむかし」補遺

今年度最後の博物館講座は今冬に開催した企画展「にいがた みなとの仕事 いまむかし」の補遺と題して、新潟港修築の歩みをお話ししました。明治元年に開港してから現在に至る、およそ150年の歩みを、新潟港の港湾整備という視点から整理するというのが今回の講座の目的です。
明治半ばから大正3年の築港決定までの間に行われる2度の流末・河口工事のいきさつや、県営埠頭・臨港埠頭の築造とその役割分担、そしてその顛末、戦時を経て、戦後の港湾整備、東港の開港と西港再開発についてお話ししました。港を造る、という視点から新潟港の歴史を見てみると、信濃川が運ぶ流下土砂との戦いでもあったということが改めて感じられました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
2016年度は5月から2月までの毎月第四日曜日に、博物館講座を開催いたします。皆様のご参加をお待ちしています。

2016年2月28日(日) 
たいけんプログラム「押し絵のおひなさまづくり」

今日のたいけんプログラムでは、押し絵の技法を使っておひなさま作りを行いました。押し絵は、羽子板の飾りによく見られる飾り細工で、綿を中に込めた多彩な布で飾りのパーツを作り、それを板や厚紙などに貼って立体的な飾りに仕上げるものです。
各パーツが小さいので作業が少し大変ですが、出来上がりのふっくらとしたおひなさまの姿はとても可愛らしいです。また衣装における多様な柄布の組み合わせは作った人の分だけさまざまで、どれもすてきでした。今回は子どもから大人まで幅広い年齢層の方にご参加いただくことができました。ありがとうございました。

2016年2月14日(日) 
平成27年度史楽講座「中世越後を語る」第4回

平成27年度史楽講座の第4回目が行われました。
今年度は「中世」がテーマですが、4回目は胎内市教育委員会生涯学習課文化財係長の水澤幸一先生に「地中に埋もれた中世越後」と題して お話しをいただきました。
講座では、下越から上越にかけての県内の遺跡と出土遺物を紹介いただき、最後に水澤先生のお仕事である胎内市奥山庄遺跡の内容や整備のお話しなどをしていただきました。考古学の世界では土器の形状、あるいは石材の材質といったものを遺跡間で比較することが重要であるようです。新潟県の遺跡については入門書も刊行されていますので、史跡見学や現地説明会の際にそうした本を持って遺跡間の比較をすると、視野が広がるのではないでしょうか。
平成27年度史楽講座は今回で終了です。6月から長期にわたる講座となりましたが、ご参加いただきありがとうございました。

2016年2月11日(木) 
収蔵品展「老舗呉服店の蔵のなか」・新収蔵品展 開幕しました

収蔵品展では、沼垂で明治から平成まで続いた「山惣呉服店」の資料をご紹介します。呉服店の仕事に関する資料や、着物や帯、書画のコレクションのほか、親鸞聖人画像をおさめた大きな厨子など、商家で大切に受け継がれてきた品々をご覧いただきます。
新収蔵品展では、絵画「新潟旧税関」や車大工の仕事道具、実際の新潟芸妓が使用した櫛や笄(こうがい)など、市民の方から今年度ご寄贈いただいた資料を中心にご紹介します。春に先んじて、多彩な資料の数々のおひろめです。皆さんのご来館をお待ちしております。

2016年2月4日(木)
第3回目巡回パネル展 「新潟まつりの歴史をさぐる」開始

 ほんぽーと(中央区明石2‐1‐10)でパネル展示「新潟まつりの歴史をさぐる」がはじまりました。文化庁の補助を受けて実施した、「湊祭復元事業」の資料調査の成果をパネルをつくり各会場で展示してきました。
3回目となる今回は、巡回展最後の展示になります。江戸時代、新潟町で行われた湊祭から今日の新潟まつりができるまでの移り変わりを紹介しています。また、ほんぽーとさん厳選の祭りの図書もあわせて展示されています。展示期間は3月1日(火)までです。ぜひご覧ください

■ 2016年1月 ■

2016年1月10・11日(日・月)
たいけんプログラム「お正月あそびを楽しもう」

福笑いやコマまわしなど、お正月ならではの遊びを楽しみました。
親戚の家族が集うお正月は、子どもたちが集まる機会でもあり、普段よりもさまざまな遊びを思いっきり楽しむことができました。この期間は、かまどの神様などにもお休みしてもらって、作り置きのおせち料理をいただくので、いつも忙しい大人も一緒に遊んでくれたようです。
プログラムでは、冬の必需品であるこたつを出して、福笑い・コマまわし・すごろく・百人一首の坊主めくり・羽子板のほか、あやとりやおはじき、折り紙までさまざまな遊びをしました。そのうち、コマまわしで独自のルールや仕掛けをしたり、折り紙で福笑いを作るなど、自由な発想で楽しむ姿も見られました。ご参加いただいた20名のみなさま、ありがとうございました。福笑いで福を呼び込み、羽子板で厄を払った、よい一年をお過ごしください。

2016年1月9日(土)
第二回目巡回パネル展 「新潟まつりの歴史をさぐる」開始

NEXT21(中央区西堀通6番町)でパネル展示「新潟まつりの歴史をさぐる」がはじまりました。
 この展示は、文化庁の平成27年度「地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」をうけて、本年行われている事業「湊祭復元事業」の資料調査の成果を展示するものです。江戸の湊祭から今日の新潟まつりに至る変遷を資料に基づき紹介しています。第二回目となるNEXT21会場の展示は1月22日(金)までです。
 次回の展示会場は2月4日(木)からほんぽーと1階です。お誘いあわせのうえ、ぜひご覧ください

■ 2015年12月 ■

2015年12月20日(日) 
みなとぴあこども歴史クラブ「お正月の準備をしよう」

こども歴史クラブ8回目は、お正月の準備として門松作りをしました。もともとお正月とは、「年神様」という神様を家にお迎えする行事で、玄関前に飾る門松は「年神様をお迎えする準備ができていますよ」という目印です。
今日は、岩室民俗史料館友の会のみなさんを講師にお招きして、本物の松葉や竹、稲穂を使った高さ30センチほどにもなる立派な門松を作りました。台となる竹をムシロで巻き、上下2か所を縄で縛るのですが、それぞれ3重・5重のめでたい数で巻き、昔からの方法で結びます。あとは台の中へ切り口をそろえた3本の竹飾りを中心にして松葉を挿し込み、最後に稲穂・梅枝・扇を飾りつければ完成です。子どもたちは台の縄縛りに苦労した様子でしたが、逆に熱中して結び方をマスターする子や、全体のバランスにこだわって松葉を剪定する子など、それぞれに面白がりながら満足のいく門松に仕上げていました。
ご参加いただいた部員のみなさま、岩室民俗史料館友の会のみなさま、誠にありがとうございました。

2015年12月19日(土) 
「にいがた みなとの仕事 いまむかし」展 開幕しました

みなとぴあ歴史発見プロジェクト企画展「にいがた みなとの仕事 いまむかし」が開幕しました。この展覧会は、昨年度開催された「にいがた港総選挙」で推薦された現在の新潟西港の魅力ある風景20景とともに、新潟西港と、そこにある仕事の移り変わりについて紹介する展覧会です。
新潟税関開庁当時の資料や、河口港の新潟港ならではの「水戸教」の資料、造船や漁業の資料などを中心に展示しています。新潟西港の変遷や佐渡航路、北海道航路の歴代船体画像など、移り変わりがよくわかる写真なども交えて紹介しています。
2019年に迎える、新潟港開港150周年に向け、多くの方に、新潟港のいまむかしを知っていただきたいと思っています。皆さんのご来館をお待ちしております。

2015年12月13日(日) 
平成27年度史楽講座「中世越後を語る」第3回

平成27年度史楽講座の第3回目が行われました。
今年度は「中世」がテーマですが、3回目は新潟県立歴史博物館の前嶋敏先生に「資料から探る中世越後の祈り」と題して お話しをいただきました。
講座では、仏像、木簡、板碑を題材に、信仰に関する資料をどう探るかについてお話をいただきました。具体的には、長岡市に残る仏像の墨書から、戦国初期の永正の乱からの復興の中で仏像が造像されたことが推測できる事例や、新潟市南区から出土した木簡の出土状況や着色などから、当時の供養の方法が推測できる事例、粟島に残された板碑から、当時の社会階層などを考えられる事例を紹介していただきました。
信仰に関する資料は、残存状態や文字などがその意味を考える上で重要であることを指摘していただきました。また、文字情報も仏教用語などが主で独特です。 中世の信仰を少し勉強しておいたり、電子辞書など用語を調べられるツールを片手に資料を鑑賞したりすると中世人のこころに近づけるのかもしれませんね。
次回は来年2月14日(日)に胎内市教育委員会の水澤幸一先生から「地中に埋もれた中世越後」と題してお話しをいただく予定です。

2015年12月6日(日) 
湊祭復元事業イベント 調査報告会開催

文化庁の平成27年度「地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」をうけて本年おこなわれている事業「湊祭復元事業」の調査報告会を開催しました。事業の一環として行った古文書、新聞資料の調査成果を紹介するもので、当日は多くの市民の皆様にお集まりいただきました。
 新潟まつりのルーツである湊祭は、江戸時代より行われた七夕の祭りで、住吉の神輿渡御を中心に、新潟町の町人たちが多くの出し物をつくり町を歩くものでした。昼祭と夜祭に分かれ、夜祭には絵を描いた灯籠や提灯がだされるのが特徴でした。報告会では、江戸時代の行列のルートや、七夕行事との関わりなどお話ししました。この報告会・資料調査の成果は、今年度刊行する報告書に掲載する予定です。

■ 2015年11月 ■

2015年11月29日(日) 
たいけんプログラム「ワラのコースターづくり」

俵編みのしくみを利用して、ワラのコースター作りを行いました。編み器はオリジナルに製作したもので、作業としてはワラを挟んで糸を交差させていく繰り返しです。後半になるとみなさん手慣れた様子でコースターを作り上げていました。中には昔実際に俵を編んでいた方もおり、冬仕事で何百俵分も編んだそうですが、友達とおしゃべりしながら行うので楽しみでもあったとのことです。そんなお話も聞けて、スタッフとしても貴重な体験となりました。ご参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました。

2015年11月28日(土) 
旧新潟税関庁舎内でパネル展示「新潟まつりの歴史をさぐる」がはじまりました。

この展示は、文化庁の平成27年度「地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」をうけて、本年行われている事業「湊祭復元事業」の資料調査の成果を展示するものです。新潟市を代表するイベントに「新潟まつり」がありますが、そのルーツの一つに江戸時代に行われていた「湊祭」があります。この展示では江戸時代の湊祭から現代の新潟まつりへの歴史の移り変わりを資料に基づいて紹介しています。展示は巡回し、当館会場は12月26日(土)までです。つぎの展示会場は1月9日(土)からNEXT21の1階です。

2015年11月23日(月) 
大人の体験プログラム「サケの塩引き作り」

食育・花育センターを会場に、サケの塩引き作り体験を行いました。サケの塩引きは、現在村上市のものが全国的に知られていますが、サケが遡上する信濃川・阿賀野川を有する新潟市でも昔から行われてきた伝統的な加工法です。
本プログラムは、北区松浜の漁業協同組合のご協力を得、同じく松浜でサケの扱いに詳しい方を講師に招いて、サケをさばき塩をすり込むまでを行いました。参加者はみなさん熱心で、講師の方が手際よく一通りの工程を実演した後には次々と質問があがっていました。つづいて各自作業に移ると、漁協が用意してくださったサケは4kg、あるいはそれ以上もありそうな大物で、それぞれにご自分のサケと格闘されていました。たっぷりと塩をすり込んだサケはお持ち帰りいただき、塩漬けとその後塩抜きして干すまでは各ご自宅で行っていただくことになっています。うまさがぎゅっと凝縮されていく大事な工程、ぜひ出来上がりを楽しみにしながら世話を焼いていただきたいと思います。
今回は非常に多くの方から参加のお申込みを受け、心苦しいことながら抽選によって参加者を選ばせていただきました。お申込みいただいたすべての方に感謝申し上げます。

2015年11月22日(土) 
博物館講座「新津開発小史」

11月の博物館講座は、「新津開発小史」と題しまして江戸初期 の新発田藩新津組関係史料を紹介しました。
史料は市右衛門新田(現、秋葉区古田)の地主高橋九之助家に伝わった文書で、「御先代様御判物」という袋に入っています。内容は、新発田藩から新津組内の村々への文書の写し36点で、新津組大庄屋を宝暦12年まで務めた古田家宛てや北上興野庄屋を務めた加藤家宛てのものがあります。これらの文書は『新津市史』などで存在が示唆されているものもありましたが、全文が公開されたことはこれまでありませんでした。
講座では新出のものを中心に文書の解説をしました。鍬下年季を与えるので新田開発を進めるよう伝えた文書や、田上に堤を築くので新津組の百姓に動員を命令する文書などを紹介しました。一部には難解な文書もありますが、各集落に関する最古級の史料でもありますので、いずれきちんとした形で市民の皆さまにみていただけるようにできればと思います。
なお、当日は78名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。次回の講座は12月20日13時30分から森行人学芸員による「稲作と魚とり」です。

2015年11月15日(日) 
たいけんプログラム「自分だけの兜を作ろう」

11月15日のたいけんプログラムは「自分だけの兜をつくろう」でした。
このたいけんプログラムは、新潟大学の大学生が博物館実習の一環として企画したものです。
当日はまず実習生による戦国武将の兜の特徴や魅力についての説明がありました。続いて、子どもたちに紙で兜の飾り付けにチャレンジしてもらい、大学生たちは設計へのアドバイスや作業の補助を行いました。
この日は武将好きな子どもたちが集まり、金紙をふんだんに貼り付けた見た目が鮮やかなオリジナル兜を作ったり、真田幸村や本多忠勝の実在の兜を再現したりしていました。当日は7名の参加者がありました。大学生のみなさん もお疲れさまでした。

2015年11月08日(日) 
たいけんプログラム「巻物をつくってみよう」

11月8日のたいけんプログラムは「巻物をつくってみよう」でした。巻物は書類用のファイルなどがない時代に、大切な書類や手紙などを保存し、紛失しないようにするために考案されたものです。
今回は紙の素材をつかって簡単な巻物を作りました。軸(芯)の部分を作った後、好きな柄の紙と奉書紙を糊づけして台紙を作ります。軸と奉書紙を張り付けた後、紐、そして台紙を保護するための八双(はっそう)を取りつけて完成です。
参加者は3名でした。雨の中でしたが、お越しいただきましてありがとうございました。

2015年11月03日(火) 
常設展示の川村修就コーナーを展示替え

常設展示の川村修就コーナーは展示替えです。開館30周年を迎えた新潟市美術館の川村清雄展にあわせて、川村家の、家族(清雄、たま、など)ゆかりの品々を展示しています。

2015年11月01日(日) 
第14回ファンクラブまちあるき

今回は豊栄駅前の葛塚の旧市街を歩きました。ルートは豊栄駅→大口町→北区郷土博物館→本町→常盤町(葛塚市)→豊栄駅の順です。「葛塚」の地名は江戸時代には俗称で、公には「下興野新田」と呼ばれていました(明治11年になって葛塚へ改称)。一説に「葛塚」の地名の由来とされる小丘にあるのが、石動神社です。社殿は寛政8(1796)年の建築です。葛塚には古い神社建築がいくつか残っており、この石動神社と稲荷神社、開市神社は国の登録有形文化財に指定されています。
 こうした寺社建築とともに、街並みも昔の面影を伝えている場所があります。例えば、大口町は比較的細い道の両側に、町屋が今も立ち並んでいます。町歩きの中ではこの大口町や本町などの古写真も用意して、町の変化の様子を確認しました。
 葛塚の町中からやや足を伸ばして、北区郷土博物館も見学しました。5月にリニューアルがあったということで、学芸員の方に新しい展示の様子について解説をしていただきました。展示の中に「北辰隊」に関する資料がありました。「北辰隊」は下興野新田の庄屋遠藤昭忠が結成し、戊辰戦争で新政府軍に属して戦った農兵部隊です。遠藤家は庄屋を務めたこともあり、石動神社の碑や開市神社の昭忠像など葛塚の各地に史跡があります。
 その他、町中を歩いてみますと、本町が常盤町より少し標高が高いのに気付いたり、本町の一角に葛塚蒸気乗り場の看板があるのに気付いたりと、歩きではないと見落としてしまいそうな発見もありました。
 今回は初めこそ曇りでひんやりしていましたが、途中から晴れて暖かくなりました。また、北区郷土博物館の博物館祭りや葛塚市などイベントも恵まれました。今回は9名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。興味のある方はどうぞファンクラブへご入会・ご参加ください。

■ 2015年10月 ■

2015年10月31日(土) 
古文書入門講座が終了しました

全5回にわたった古文書入門講座が終了しました。後半の3回は江戸時代の新潟市域の町や村の文書、川村家文書「市中風俗書」、『北越奇談』をテキストとして読みました。くずし字のみではなく、活字を使って古文書の文体に慣れるための勉強もしました。
中には難しい文章もあったかとは思いますが、悩んで答えを探すことも一つの勉強ですので、参加者の方にはこれをきっかけに粘り強く続けていただきたいと思っています。

2015年10月12日(月) 
みなとぴあボランティアフェスティバル

みなとぴあボランティアによる一大イベント、ボランティアフェスティバルが今年も開催されました。
雨が降ったり止んだりのあいにくのお天気でしたが、そんな中で来館してくださったお客様に、感謝の気持ちで対応させていただきました。とくに、通常開放していない旧新潟税関庁舎の塔屋の見学会は、年に2回だけの貴重な機会とあって、今回も県外のお客様含め大勢の方にご参加いただきました。(なお、次の塔屋見学は来年5月の予定です!)
当館のボランティアは、日頃から敷地ガイドツアー・常設ガイドツアーを行っており、またほぼ毎週の土・日曜日に本館1階たいけんのひろばで開催される体験プログラムでサポート活動を行っています。フェスティバルはその活動の見本市のようなものともいえます。
ボランティアは、どうしたらお客様に喜んでいただけるか、みなとぴあをよりいっそう楽しんでいただけるか、常に考え、また話し合いながら活動を行っています。そのような日々のガイド・サポート活動やイベント、そして来年のフェスティバルにも、ぜひまたどうぞご参加ください!

2015年10月4日(日) 
平成27年度史楽講座「中世越後を語る」第2回

平成27年度史楽講座の第2回目が行われました。
今年度は「中世」がテーマですが、2回目は上越市公文書センターの福原圭一先生に「上杉謙信・景勝の文書を読み解く」と題して お話しをいただきました。講座では、上杉謙信と上杉景勝の出した書状を題材に、こうした古文書を書かれた文章ではなく、様式から読み解く方法をお話しいただきました。
例えば上杉謙信や景勝の花押(サイン)に注目すると時代や用途(公用か私用か)によって形が変わっていること、花押の中に「長」や「久」の字が隠れていることなどがわかります。そのほか、印章や文書の折り方、筆跡(祐筆が誰か)なども分析していくと、それぞれ意味を読み取ることができます。古文書が展示されていると、つい何が書かれているかに目が行きがちですが、文書の様式という新たな魅力を発見できる鑑賞の方法を教えていただけた講座でした。次回は12月13日(日)に新潟県立歴史博物館の前嶋敏先生から「資料からみる中世越後の祈り」と題してお話しをいただく予定です。

2015年10月3日(土)古文書入門講座「新潟の古文書をよむ」がはじまりました。

古文書にふれ、その読解を楽しむことを目的とする全5回の古文書入門講座です。初回、2回は古文書をよむための基礎的な事項を、3〜5回は新潟につたわる古文書を教材にして歴史的な背景を踏まえつつ紹介する予定です。次回もよろしくおねがいします。

■ 2015年9月 ■

2015年9月27日(土)博物館講座「戦争下の新潟市と市民生活」開催

企画展で「戦争とくらし」展が開催されていることもあり、副館長伊東が資料整理などで最近目にした資料をもとに、あまり語られることのない戦時下の新潟のくらしの断片をお伝えしました。最初は運輸省の資料にもとづいて多くの人を動員した昭和20年春の新潟港の荷役力増強計画について、次に港湾での防諜組織結成のことと防諜のために写真撮影が制限されていたこと、次に国民学校長が児童にした訓示と卒業式での児童の送辞・答辞、最後に町内会、職場や学校で繰り広げられた国民貯蓄運動のことをお話ししました。これはくらしのほんの一部分にすぎませんが、戦争が市民一人ひとりの暮らしや考え方の隅々まで統制していたことをお話しました。55名の方が聴講してくださいました。

2015年9月20日(日)みなとぴあこども歴史クラブ「石臼でおだんごをつくろう」開催

こども歴史クラブ4回目のテーマは石臼です。石臼は穀物を粉にするための道具です。誰もが見たこと、聞いたことはあるけれども、触れる機会は殆どない道具です。今回はもち米を使って石臼を挽いてもらいました。石臼は重く、軽快に回るというものではありません。今回は実習で来ている新潟大学の学生たちにも加わってもらい、小さな子どもたちは、学生に手伝ってもらいながら、力いっぱい回しました。上臼と下臼の間から米の粉が出てくると、驚いた様子で見入っていました。粉をひき終えたら、みんなでつくった粉と市販のだんご粉を混ぜ合わせ、月見団子風の小さなお団子をつくりました。

■ 2015年8月 ■

2015年8月30日(日)講演会の開催と「古墳ワールド!」の閉幕

企画展「古墳ワールド!」の最終日に、講演会「はじめて学ぶ古墳」を開催しました。講師は高校で歴史を教える傍ら、NHK文化センターで古代史の講座を持つ川上真紀子さんです。今回の講演は、古墳に親しみ興味を持つことをねらいとしました。とかく専門的になりがちな古墳や考古学の話を、一般の方々にもわかりやすく説いていただくことをお願いしました。終了後、参加者の方から、「最終日でなく早く講演を開催してくれれば、展示もわかりやすく見ることができたのに・・・」とのご意見をいただきました。全くその通りです。なお、講演会には66名の方々が参加してくださいました。ありがとうございました。 この講演会をもって、企画展は終了です。古墳に興味をもたれた方は、ぜひお近くの古墳を訪ねてみてください。

2015年8月23日(土)午後6:00〜8:00みなと・しもまち・川祭り2015実施報告  天候:晴

 今年も、新潟北部開発協議会青年部と博物館が協力して「みなと・しもまち・川祭り2015」を開催しました。
日没とともに、近隣の福祉施設や保育園、当館の体験広場でつくられた手作りの灯籠のほか、当日参加された方が塗り絵をした灯籠も流され、旧税関庁舎・博物館本館周辺が幻想的な雰囲気に包まれました。
 参加者は600人ほどで、ご家族で来られた方が多かったようです。暑さが引けた夕暮れ時から旧河道に浮かべた灯籠を眺めながら、過ぎゆく夏のひと時をゆっくりと楽しみました。

2015年8月23日(土)博物館講座「新潟の盆踊りについて」

 お盆も過ぎた本日、新潟の盆踊りについて、江戸時代から現在までに至る歴史的な変遷について報告しました。江戸時代、新潟で踊られていた盆踊りは、「蜑の手振り」をはじめとする絵画資料をみると、一般にイメージされる輪踊り形式ではなく、人々が仮装し自由な手振りで踊っていたこと、現在新潟の盆踊りとしてポピュラーな「新潟甚句」「佐渡おけさ」等は鈴木節美氏の貢献が大きいことをお話ししました。
当日は40名程の方にご参加いただきました。ありがとうございました。
 次回、博物館講座は、当館副館長伊東による「戦争下の新潟市と市民生活」(9月27日開催)です。9月12日(土)から「戦争とくらし展」も開催しますので、ぜひご参加ください

2015年8月22日(土)午後6:00〜7:40夕涼みコンサート実施報告  天候:曇

  歴史博物館(みなとぴあ)と地元「新潟下町を良くする会」の主催で、「夕涼みコンサート」が開催されました。
朝方は雨が降っていたため、コンサートの開催が心配されましたが、吉江会長がてるてる坊主を逆さまに吊るしておいた効果でしょうか。夏のコンサートは2年ぶりに行うことができました。
 今年は「水都(みなと)にいがたスタンプラリー」も初めて開催され、8月21日(金)〜8月23日(日)に開催される「新潟みなと水遊記」の催し物に3つ参加し、スタンプを集めると抽選で豪華賞品がもらえるというものです。歴史博物館としては、「夕涼みコンサート」のほか「みなと・しもまち・川まつり」、企画展「古墳ワールド!」もこのスタンプラリーに参加しているため、この期間にみなとぴあに来るだけで、スタンプが3つ集めることができるという何ともお得な企画です。
 さて、今年のコンサートは新潟葦原吹奏楽団さんの親しみやすい音楽から始まり、 NEW GOTTA WINDSさん、ウクレレサークル・プレアさん、シティブラス越後さんの4団体が出演し、どの団体の方々もみんなが楽しめる曲を選曲されていたので、約400名の観客は、美しくライトアップされた博物館本館を眺めつつ、川風に吹かれながら音楽を堪能されました。

2015年8月15・16日(土・日)古墳のペーパークラフト

企画展「古墳ワールド!」の関連企画として、古墳の立体模型を作る、ペーパークラフトを行いました。用意した古墳のシートは前方後円墳の菖蒲塚古墳(あやめづかこふん)・前方後方墳の山谷古墳(やまやこふん)・円墳の古津八幡山古墳(ふるつはちまんやまこふん)の3点。いずれも新潟市に所在し、新潟県を代表する古墳です。古墳の等高線に沿って紙の板をカッターで切り抜き、それを順番に貼り合わせていくと、500分の1の古墳模型が完成します。今回は両日合わせ12人がチャレンジしました。細かな部分をカッターで切り抜くところにみなさん苦労していたようです。 なお、それぞれの古墳について知りたい方は、今月30日(日)まで開催中の本展にお急ぎください。

2015年8月8日(土)、9日(日)たいけんプログラム「あかりづくり」

8月8日、9日のたいけんプログラムは「あかりづくり」でした。
このたいけんプログラムでは江戸時代以前に使われていた「灯明皿」の 仕組を利用した「行灯風灯明」を作りました。また、このたいけんプログラムでは 博物館実習の実習生とドイツからの留学生の大学生たちが指導員として参加しました。
「行灯風灯明」はガラス瓶の中にアルミ箔を支えにした灯心を入れて作るのですが、 作り方が少し難しいので、大学生たちが子どもたちに丁寧に教えていました。灯心は たこ糸を油に浸して作ります。油をしみこませている間に、子どもたちには瓶の周りに 巻いて飾る絵を描いてもらいました。1日目は油の浸み込みが足りない灯明もありましたが、 2日目には油をしっかり浸み込ませて安定した炎をつけることができました。
両日で14人の参加がありました。指導員として参加した大学生たちも、子どもたちへの教え方などを 学ぶ機会になったようです。

2015年8月2日(日)ボランティア企画プログラム「第6回みなとぴあで絵を描こう」

 本館1階たいけんのひろばで、収蔵品を自由に描く写生会を行いました。
 毎年、みなとぴあの敷地で歴史的建造物や信濃川などの景観を描いていた「みなとぴあで絵を描こう」ですが、第6回目となる今回は収蔵品の写生にトライしました。たいけんのひろばに用意した収蔵品および展示してある資料からお気に入りの品を選び、自由に描いてもらおうという企画です。
 写生には難しそうな高機に挑戦する小学生や、じっくりと資料に向き合う年配の方、久々に絵の具を使ったというお母さんと多彩な色使いですてきな絵を仕上げるお子さんなど、大人も子どもも入り交じって、思い思いに絵を描いていただきました。ご参加くださった19名のみなさま、誠にありがとうございました。
 作品は8/9(日)まで、たいけんのひろばにて展示しています。無料で入れるスペースなので、ぜひこの機に遊びに来てください!

2015年8月1日(土)夏休み!古墳探訪バスツアー

企画展「古墳ワールド!」の関連企画として、「夏休み!古墳探訪バスツアー」を実施しました。大型バスを仕立てて新潟市西区・西蒲区・秋葉区の古墳に向かいました。今回見学した古墳は新潟県を代表する古墳です。西区の緒立八幡山古墳は円墳ですが、県内では珍しい葺石が施されています。西蒲区の菖蒲塚古墳は史跡にも指定されている前方後円墳です。さらに同区の山谷古墳は前方後方墳で、前方後方墳としては県内最大です。ここまでの古墳を午前中に見学し、岩室温泉地区にある「いわむろや」さんで昼食をいただいてから秋葉区の古津八幡山古墳に向かいました。秋葉区に到着した頃には猛暑となっていました。古墳の麓にある「弥生の丘展示館」で事前勉強をし、古墳のある山に登りました。暑さが心配でしたが、皆さん元気に古墳をめざしました。古津八幡山古墳は円墳ながら県内最大級の古墳です。この頂上からは平野が一望できます。今回のツアーには小学生を含む20名が参加してくれました。

2015年8月2日(日)体験プログラム「親子で自然体験してみよう」

 みなとぴあの敷地で、身近な自然にふれる自ネイチャーゲームを行いました。
 このプログラムは新潟市ネイチャーゲームの会のみなさんによって実施されたものです。芝生の上を裸足で駆けまわりながらの昔あそびや、旧税関庁舎まわりの庭でさまざまな感覚を使って植物や虫の観察をしました。最後のしゃぼん玉遊びでは、ストローを使ったお馴染みのしゃぼん玉のほか、ストローに紙コップを組み合わせたものや針金にモールを巻いたもので、大きなしゃぼん玉づくりに挑戦。大きなしゃぼん玉が次々浮かぶと、たくさん歓声があがりました。
 午前中とはいえ快晴で非常に暑い中でしたが、冷たいタオルが配られたり氷水に手を浸したりもして、子どもたちは暑さをものともせず元気に楽しんでいました。たくさんのご参加、誠にありがとうございました。

■ 2015年7月 ■

2015年7月26日(日)博物館講座「大庄屋制と豪農」

 博物館講座「大庄屋制と豪農――新発田藩領における格式獲得をめぐって」を開催いたしました。講座では、いわゆる「大庄屋格」を中心に、献金による格式獲得前後の豪農の動向、格式の地域での取り扱われ方とそれをめぐる争論を中心に検討しました。また、豪農の献金行動にたいする、大庄屋レベルの思想を見ました。暑い中、たくさんの方にご参加頂きありがとうございました。

2015年7月25・26日(土・日)円筒埴輪のペン立て作り

企画展「古墳ワールド!」の関連企画として、円筒埴輪の形をアレンジした素焼きのペン立てを作りました。新潟市東区の牡丹山諏訪神社古墳から新潟県で初めて円筒埴輪が見つかったことを機に、円筒埴輪に親しみ、かつ実用性も求めてこのイベントを企画しました。ペン立ての形は円筒埴輪ですが、実際のものより小さく作り、ペンが抜け落ちないよう、底も作りました。実際の円筒埴輪には底はなく土管のように空洞です。 できた作品は、後日焼き上げてお渡しします。25日は14人、26日は20人が参加してくれました。

三番組の纏 三番組の纏
2015年7月25日(土) 
湊祭復元事業イベント「三番組の山車」組み立てが無事終わりました。

当館では、文化庁「平成27年度地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業」を受託して「湊祭復元事業」を実施しています。
 今回はその一環として、かつて新潟まつりに曳き出された三番組の山車(当館蔵)を、旧蔵していた本町通10番町町内会の方々、当館ボランティアスタッフの皆さんと一緒に組み立てました。
 この山車の本来の名称は「纏(まとい)」といいます。纏は江戸時代の湊祭の行列順を記した古文書にもみられる出し物です。今回組み立てた纏の製作年などは不明ですが、鶴に日の出の装飾は、江戸時代の纏を引き継いでいるものと思われます。
 ぜひご覧いただき、往時の祭り風情を感じてみてください。纏は当館一階エントランスホールに8月16日(日)まで展示しています。

2015年7月18日(土)企画展「古墳ワールド!蒲原の古墳」がはじまりました

 夏の企画展「古墳ワールド!蒲原の古墳」がはじまりました。 
 おととし埴輪の発見が話題となった牡丹山諏訪神社古墳の出土資料をはじめ、蒲原やその周辺地域の佐渡、魚沼などの古墳の鏡や玉、土器などを展示します。また、群馬県や福島県会津地域の古墳から出土した埴輪も展示します。
 牡丹山諏訪神社古墳を、蒲原やその周辺の地域と比べて考えることができる展示になっています。ナビゲーターのエチゴタケルとともに、皆さまのご来館をお待ちしています。

■ 2015年6月 ■

2015年6月28日(日) 
常設展示室の資料を入れ替えました

常設展示室の川村修就関係の資料を入れ替えました。 
今回は川村修就書「水辺の柳」をはじめ江戸幕府老中水野忠邦や新潟県二代目県令楠本正隆の書など6点を展示していますので、是非ご覧ください。

2015年6月21日(日) 
みなとぴあこども歴史クラブ「花押をつくってみよう」

こども歴史クラブ3回目のテーマは花押(かおう)です。「花押」とは今で言う「サイン」のことです。参加者には自分の花押をつくってもらうことを目標に、まず花押がどのようにデザインされているかヒントになる話しをしました。花押で多いのが自分の名前をデザインに組み込む方法で、漢字そのものを変形させてデザインしたものや、漢字のパーツを組み合わせたもの(例えば源頼朝は束+月)を紹介しました。また、動物や植物などをデザインに取り入れる方法(例えば鳥の形の花押を用いた戦国武将の事例)も紹介しました。
その後、参加者には自分の名前を使った花押をつくってもらい、色紙に清書してどういったデザインをしたのか発表してもらいました。参加した子どもたちもデザインにだいぶ悩んだようですが、武将に習って漢字を組み合わせたり、芸能人のようにアルファベットの筆記体を使ってみたりと個性的なデザインができ上がりました。

2015年6月14日(日) 
平成27年度史楽講座「中世越後を語る」が始まりました

平成27年度史楽講座が始まりました。史楽講座は毎回テーマを設定し外部講師を招いてわかりやすく語ってもらう、今年度から始まった講座です。
今年度は「中世」がテーマで、1回目は新潟大学の矢田俊文先生に「謙信登場への途(みち)」と題して お話しいただきました。講座では15世紀(1400年代)に村や城郭などから社会の変動がみてとれ、それが政治的な動き につながっていく概略をお話しいただいた上で、上杉房定や平子氏(たいらこし)といった武士たちの具体的な動きをお話しいただきました。上杉謙信らの戦国大名が登場してくる経緯を、より深く理解できるお話でした。
史楽講座は来年2月まで4回行われますが、2回目は10月4日(日)の予定です(一括申し込みのため、途中からの募集予定はありません。)

2015年6月6日(土)みなとぴあ古墳部 第1回古墳見学会

今年度に発足した「みなとぴあ古墳部」の1回目の古墳見学会は、「バスで行く"西蒲区+αの古墳めぐり"」と銘打って実施しました。新潟駅南口を午後12時に出発し、新潟市の西蒲区の古墳を半日でめぐるツアーを予定していましたが、諸事情により一部西区の緒立八幡宮古墳に変更し、緒立八幡宮古墳(西区)→菖蒲塚古墳(西蒲区)→山谷古墳(西蒲区)→新羅王の墓(燕市)を見学するツアーになりました。古墳の詳細については、新羅王の墓を除き、7/18から始まる当館の企画展をご覧ください。  なお、ツアータイトルの「+α」が燕市の新羅王の墓です。まだ古墳であるとは断定されていませんが、前方後方墳らしい形をしています。最後にこの地を部員と確認し、帰路につきました。第1回目の見学会には24名の部員が参加してくれました。

■ 2015年5月 ■

2015年5月23日(土)・24日(日) 
たいけんプログラム「糸紡ぎしてみよう」

2日に渡って、糸車を使った糸紡ぎのプログラムを行いました。民話にもあるたぬきの糸車でもおなじみの道具ですが、どんな仕組みで綿から糸になるのか、知らなかった人も多く、実際に体験してもらいました。はじめのうちは、まったく糸にならず、撚りがかかりすぎたワタの固まりをつくっていたこどもたちもしばらくすると、糸らしきものがつくれるようになりました。フワフワとしたワタが少しずつ引き出され、撚りがかかって糸に変わっていく、という様子はこどもたちにとって新鮮な体験だったようでした。また、自分で育てた綿があるので、糸紡ぎをマスターして、自分の綿を糸にしたい、と参加された大人の方もおいででした。1時間と短い時間でしたが、参加者たちは真剣なまなざしで糸車と向き合っていました。

博物館講座
2015年5月24日(日) 
博物館講座「法眼浚明―「法眼」という位を得た新潟の絵師」

今年度最初の博物館講座は、新潟の絵師五十嵐浚明(いからし しゅんめい)について、当館学芸員の中村がお話しさせていただきました。
江戸中期に生きた五十嵐浚明は、その作品の多くに「法眼(呉)浚明」という落款を残しています。「法眼」とは、本来天皇から僧侶に与えられる僧位で、それを得ることは公的なお墨付きを得ることであり、大きなセールスポイントになったと考えられます。具体的な手続きを見ると、自己申請で公卿の書類審査を受けるものであり、画力はもちろんですが何より人脈が不可欠で、当時の絵師たちの制作以外の仕事ぶりが伺えます。
しかし上記のことを踏まえれば、作品への評価がそのまま位を得ることにつながるわけではない様子。果たして浚明の作品への評価の実際はどうなのでしょう?史料をあたってみると、出版されたある絵師番付では「大関」の評価が与えられているなど、多彩な絵師が活躍した当時の京都でもなかなか人気があったことが分かりました。ただし、浚明は45歳で帰郷後、新潟を出ることはなかったといいます。新潟在住で名声を博した浚明の謎に、講座に参加された方々も興味を持っていただけたのではないかと思います。
次回の博物館講座は、木村一貫学芸員による「シリーズ《新潟の美術》戦争と美術」です。どうぞお楽しみに。

木簡
2015年5月17日(日) みなとぴあこども歴史クラブ
「古代の役人の仕事をたいけんしよう〜木簡いろいろ〜」

こども歴史クラブ2回目のテーマは木簡です。最初に、習書木簡にならって、参加者が今いちばん難しいと感じている字を練習しました。また、付札木簡をまねて、自分が都に品物を送るなら何を送るか、を考えて付け札を書きました。新潟らしいものとしてこどもたちが考えたものは「米」「お酒」をはじめ、「越後姫(いちご)」「笹団子」など、古代に都に運ばれたものとは一味違うものもありました。

木簡 木簡

万葉仮名のカードゲームでひらがな・カタカナのもとになった字で楽しく遊んだ後は、封緘木簡の工夫をたいけんしました。それぞれが1組の封緘木簡を手にして、自分の封緘木簡以外の木簡でぴったりあうものがあるかどうか、まわりの人のものを借りて調べてみました。やはり自分のものだけがぴったり合うということが分かった後、紐を巻いて、しるしをつけて封をしました。墨と筆で木に字を書く、難しい漢字を書くなど、特に低学年のこどもたちには少々難しい内容でしたが、珍しい体験だったのか、楽しんでもらえたようでした。次回6月はオリジナルの花押をデザインする活動の予定です。

旧税関展示
2015年5月17日(日) 
旧新潟税関庁舎で風景画の小展示

旧新潟税関庁舎を利用した「minimum-installation(ミニマム・インスタレーション)」の10回目として、新潟の風景画を、本日17日から5月31日(日)まで展示します。「ミニマム・インスタレーション」とは、国の重要文化財「旧新潟税関庁舎」を活用したささやかな展示プロジェクトで、建物の公開と保存、調和をはかりながら、展示点数を最小限におさえた空間構成の試みです。今回ご紹介する風景画は、昭和49年度から29年間にわたって「新潟市郷土資料館」で毎年開催された「現代新潟風景画展」の出品作品です。展示構成は、新潟大学の博物館学実習生たちが展示方法の勉強として計画したものです。今でもみられる新潟らしい風景や、今は失われてしまった懐かしい風景などをお楽しみください。

もめん もめん
2015年5月16日(土) 
みなとぴあ もめん部 今年も活動始めました

活動開始から4年目を迎えたもめん部、今年度もこの日から活動をはじめました。今年の目標は自分たちで紡いだ木綿糸を経糸に使って、白木綿を織る、ということにしました。初年度から活動している部員と、初参加の部員とがいっしょになって、糸車で糸紡ぎをしました。なかなかうまくいかない初参加の部員に対して、「最初はこんなもんよ。そのうちにできるようになりますよ。」とベテラン部員がコツを伝えている様子が見られました。
また、本格的な機織りの活動に向けて、「トケグルマ」や「トンボ」など機織りに関する道具を実見しました。部員は随時募集しています。興味のある方はみなとぴあまでお問い合わせください。

かぶと
2015年5月5日(火) 
たいけんプログラム「かぶとを折ってみよう」

こどもの日、端午の節句ということで、大きな紙をつかって、かぶとをつくるプログラムを開催しました。このかぶと、見た目も立派ですが、作り方も少々難しいものでした。たくさんの親子連れが参加してくれました。自分でかぶとをつくる人もいれば、お父さんお母さんにかぶとを作ってもらったひともいました。
ボランティアスタッフに折り方を教えてもらいながら作りました。形が出来た後、お好みで、直江兼続の愛の前立てにならって、愛の字の飾りをつけ、自分の好きな色にカスタマイズしました。できあがったかぶとをかぶってご満悦のみなさんでした。

塔屋見学会 塔屋見学会
2015年5月5日(火) 
「塔屋見学会」開催!

みなとぴあの敷地内にある旧新潟税関庁舎は、明治の新潟港開港にあわせて建てられた建物で、無料で見学することができます。今日は、普段公開していない2階部分の「塔屋」を、ボランティアガイドの案内とともに見学していただきました。塔屋へと登る階段は非常に急な造りになっていて、お客様はもはやアトラクションのように面白がりながら登ってくださいました。登り切った塔屋の眺めはいかがだったでしょう?次回は秋、10月11日(日)の公開を予定しています。ぜひご参加ください。
また、「まちあるき」や「クイズラリー」、「体験プログラム」も同時開催しました。晴れて気持ちの良い風が吹く中、多くの方にご来場いただきました。誠にありがとうございました。

こいのぼり こいのぼり
2015年5月3日(日) 
たいけんプログラム「こいのぼりをつくろう」

ゴールデンウィークが始まりました!今日はこいのぼりと風車(かざぐるま)を作りました。
5月5日端午の節句に飾るこいのぼりは、男の子の健康と出世を願った江戸時代の風習です。こいのデザインはそれぞれ自由で、しっかりウロコが並んだものや、ポップにハートが散らされたものなど千差万別。みなとぴあではさらに風車もつくって取り付けるので、風を受けると空中を泳ぐこいとともに、カラフルな羽がくるくるまわっていっそう楽しめます。完成すると、たいけんのひろばは走り回る子どもたちで一気ににぎやかになりました。
連休中は体験プログラムを連日開催予定。明日は「紙コプター」を作ります。どうぞお楽しみに!

■ 2015年4月 ■

実験 実験
2015年4月25日(土)・26日(日) 
たいけんプログラム「日光写真であそぼう」

初夏の陽気となったこの週末、たいけんのひろばでは日光写真で遊びました。まずは、あらかじめ準備してあった種紙を使って実験をしました。種紙と印画紙をセットして、芝生広場で日差しの強いところを探して、しばらく置いておきます。1分もすると色が変わっていました。
実験して、仕組みが分かった後は、透明のシートに黒い油性ペンを使って、オリジナルの種紙作りをしました。参加者たちはジバニャンやコマさん、ウサギさんなど、今人気のキャラクターを描いたり、名前を書いて、オリジナル日光写真を楽しみました。

アイスブレーク
2015年4月19日(日) 
みなとぴあこども歴史クラブ   「ミニチュア土偶をつくろう」

今年度から始まった「みなとぴあこども歴史クラブ」は小学生を対象に、毎月第3日曜日に集まって、歴史体験をしよう、というクラブ活動です。第一回目はミニチュア土偶をつくりました。土偶についてのお話を聞いた後、思い思いの土偶をつくりました。土偶は女性をかたどったものですが、今回は、生き物をテーマに土偶をつくりました。縄文人がつくったように、おなかの大きな女性を作った人、かわいいウサギやネコを作った人など、ユニークなモノができました。形作ったあとは、外に出て七輪で焼成しました。

説明 作る

焼きあがりを観察しつつ、待っている間に、縄文人クイズを行いました。縄文人の寿命や身長、食べ物など、発掘調査からわかっていることを3択のクイズ問題を出題しました。参加者たちは、自分たちの今の生活と比較しながら、想像を膨らませて答えを選び、答え合わせで大いにもりあがっていました。
30分ほど乾燥させた後、土偶を炎の中に入れて焼きました。取り出すと真っ赤になった土偶の様子に歓声が上がって いました。
次回はさまざまな木簡の使い方を体験する「古代の役人たいけん」です。

紙けん玉 ぶんぶんゴマ
2015年4月12日(日) 
たいけんプログラム「むかしのあそび 紙けん玉・ぶんぶんゴマ」

ボランティアスタッフが中心となり、「紙けん玉」と「ぶんぶんゴマ」を作って遊びました。
紙けん玉は、厚紙を使って簡単に作れます。あたっても痛くないので安心です。また、まわりを色紙やペンで好きなデザインに仕上げることができます。ぶんぶんゴマも厚紙で作れる遊び道具で、正方形の厚紙に好きな模様を描いて、中心に糸を通すだけ。両端を持って回転させることで糸をねじり、あとは引っ張っては緩めるという動作を繰り返すと、ゴムのように伸び縮みして回転し続けます。すると中央のコマ(厚紙)が高速回転して、不思議な円模様が浮かび上がるのです。これは癖になりますよ。
今日はお花見日和で、たくさんの方がみなとぴあに遊びに来てくれました。プログラムにご参加くださった38名のみなさま、誠にありがとうございました。

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