旧新潟税関庁舎

 安政5(1858)年の修好通商条約により、神奈川、函館、長崎、兵庫と並んで開港場の一つに選ばれた新潟は、明治元年に開港しました。翌年の明治2年に、関税業務を行う役所として、後に新潟税関となる新潟運上所がつくられました。
 旧新潟税関庁舎は、港町新潟を象徴する建物であり、開港当時の姿を今に伝えています。

旧新潟税関庁舎イメージ
◆旧新潟税関のあゆみ

 運上所の建設地は、波が押し寄せヨシが生い茂る土地でした。その敷地に土盛りをし、運上所庁舎が建設されました。
 明治2年当時の運上所施設には、庁舎をはじめ、石庫や土蔵などの建物のほか、舟で運ばれる荷物の上げ下げのための石段が川岸にありました。
 運上所は、明治6年に税関に名を改め、昭和41年に税関の役目を終えました。昭和44年には、庁舎が国の重要文化財に、敷地は史跡に指定されました。昭和46年には、庁舎を明治2年の竣工当時の姿へ戻す工事が行われ、翌昭和47年から平成15年3月まで新潟市郷土資料館として利用されました。

◆擬洋風建築

 明治2年に建てられた庁舎は、開港5港当時の税関として現存する唯一の建物です。
 地元の大工が西洋建築を見よう見まねで造った建物で、「擬洋風建築」と呼ばれています。一見すると洋風の建物ですが、多くが和風の技術で造られているところに特徴があります。

塔屋

塔屋

アーチ入口

アーチ入口

きんちゃく型ガラス窓

きんちゃく型ガラス窓

なまこ壁

なまこ壁

鎧戸

鎧戸

棟札

棟札

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Niigata City History Museum