2012年度 企画展 開墾の技術史
−蒲原平野のたんぼとはたけ−

会期終了いたしました。多数のご来館、ありがとうございました。

ヤチキリガマ 新潟市亀田郷土資料館所蔵

【写真】低湿地の開墾に用いたヤチキリガマ。(新潟市亀田郷土資料館所蔵)

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開催趣旨

 新潟市歴史博物館を含め、新潟市域の博物館・資料館には、近世末〜近代に普及したと思われる農具が数多く収蔵されており、それらの中には開墾用具も含まれています。これらは新潟市域を含む蒲原平野にひろがっていた低湿地を開墾するために用いられたものです。しかし、それらの地理的な分布や、いつ頃から使われていたのかという歴史的経緯などについては、ほとんどわかっていません。
 近年は、遺跡発掘の成果により、これまであまりわからなかった蒲原平野の中世以前の耕地の様子が少しずつ解明され始めています。それらによって、耕地を開墾し、維持し、場合によっては放棄するという一連の人と耕地のかかわり方を考える新しい視点が提供されました。
 今回の企画展では、新潟市域を含む蒲原平野の開墾の技術に焦点をあてて、考古学、歴史学、民俗学など、それぞれの研究成果をわかりやすく紹介します。さらに、いまだ明らかになっていない問題の所在を浮かび上がらせることを試みます。
 これらを通して、農耕のもつ固定的・静的なイメージを一新し、農耕を中心とする社会のダイナミックな姿を市民の皆さんにお伝えできれば幸いです。

※背景は小坂居付遺跡(新潟市南区)の土層

開催情報

【会       期】2012(平成24)年7月21日(土)〜8月26日(日)

【休  館  日】毎週月曜日(ただし、8月13日は開館)

【開館時間】午前9時30分〜午後6時

【会       場】企画展示室(新潟市歴史博物館  本館1階)

【館  覧  料】

区分 当日券(個人) 当日券(団体)
一般 600円 480円
大学生・高校生 400円 320円
中学生・小学生 200円 160円

※中学生・小学生は土日祝日無料

※常設展示もあわせてご覧になれます。

※背景は細池寺道下遺跡(新潟市秋葉区)出土のナンバ型田下駄 新潟市文化財センター所蔵

主な展示内容

1.発掘されたたんぼ・はたけ

大沢谷内遺跡、細池寺道下遺跡、小坂居付遺跡の紹介パネル、出土遺物(木製品など)、発掘された田下駄と民具の比較など

2.新田開発とたんぼ・はたけ

開発免許状、耕地を描いた絵図、新田開発をあらわす地名地図など

3.たんぼ・はたけを開く道具

蒲原平野各地の開墾具と耕作具(各種鍬、ヤチキリ鎌、田下駄、田舟(キッツォ))、野鍛冶の道具など

※背景は坂井郷麁絵図(部分) 個人所蔵

関連企画

申し込みの必要なものは往復ハガキか電子メールにて、

  1. 講演会名
  2. 名前
  3. 住所
  4. 連絡先電話番号

を記入の上、お申し込みください。応募者多数の場合は抽選いたします。

展示解説会

毎週日曜日 午後1時半〜(40分程度)(8月19日のみ午後3時半〜)
■申込 不要(企画展観覧券が必要です)

講演会

「日本農業史における開墾」

【日時】8月19日(日)    午後1時30分〜3時
【会場】本館2階セミナー室
【講師】木村 茂光氏    (歴史学者 帝京大学教授)
【定員】80名
【参加費】100円(資料代)
【申込締切】8月3日(金)必着
※講演会終了後、講師と企画展観覧予定。(要企画展観覧券)

※背景はナンバ(猪苗代湖南岸で使用) 湖南民俗館所蔵

体験プログラム

「鍬を使ってみよう」

 展示している三本鍬、平鍬、唐鍬と同型の鍬を使って、はたけの土などを耕し、鍬の種類による違いや工夫されている点などを実際に体験してみます。
【日時】8月18日(土)午後1時半〜3時(雨天中止)
【場所】まいぶんポート(新潟市文化財センター)※現地集合
【対象】小学生以上
【申込】不要

※背景は御封印野絵図(部分)(新発田市指定文化財) 新発田市立図書館所蔵

問合せ先

みなとぴあ    新潟市歴史博物館

郵便番号951‐8013    新潟県新潟市中央区柳島町2-10
EMAIL: museum@nchm.jp     電話025−225−6111    FAX 025−225−6130

■駐車場&アクセスマップ■

駐車場有(乗用車73台、バス5台)

■広域地図■
アクセスマップ広域
■博物館周辺地図■
アクセスマップ博物館周辺