会期終了いたしました。多数のご来館、ありがとうございました。

■企画趣旨

 明治時代に入り日本に押し寄せた西欧文化の波は、絵画表現にも変革をもたらしました。 初代五姓田芳柳(1827-92)は、西洋画の陰影法に衝撃を受け、写真を使った独自の表現により肖像画に新境地を開きました。
 芳柳の息子義松(1855-1915)はチャールズ・ワーグマン(1832-91)に学んだ後、渡仏して本格的な油彩画を修めました。 義松に弟子入りし五姓田の家督を受け継ぐ二世芳柳(1864-1943)は、肖像画だけでなく風景画や歴史画にも才能を発揮しました。初代芳柳の娘勇子(渡辺幽香)や門弟を含めた「五姓田派」とも称される人々は、日本の近代絵画の幕開けの一端を担いました。
 東京・横浜を主な活動拠点としていた「五姓田派」ですが、新潟に関する作品を多く残しています。このことは、明治期の新潟を考える上でも注目に値します。 明治11年、義松は天皇の北陸巡幸に絵師として随行し新潟を訪れ、明治17年には、二世芳柳が新潟師範学校の図画教師として赴任しています。 初代芳柳は、「新潟萬代橋図」(市指定文化財)の作者として知られていますが、新潟を数度訪れ、多くの名士らの肖像画を描いており、幽香も新潟に関係する作品を残しています。
 この展覧会では、新潟に関わる作品や記録を展示し、新潟における五姓田派の活動をご紹介します。

問合せ

新潟県新潟市中央区柳島町2-10
EMAIL: museum@nchm.jp
電話025−225−6111  FAX 025−225−6130

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■展示作品紹介■

初代五姓田芳柳/小川屋みい子肖像(部分)/新潟市歴史博物館蔵

小川屋みい子肖像(部分)
新潟市歴史博物館

初代五姓田芳柳/鈴木長蔵肖像(部分)/新潟市歴史博物館蔵

鈴木長蔵肖像(部分)
新潟市歴史博物館

初代五姓田芳柳/初代鍵冨三作肖像(部分)/新潟市歴史博物館蔵

初代鍵冨三作肖像(部分) 新潟市歴史博物館