■□■ 2006年1月29日(日)に終了しました。 ■□■

タイトル文字
こどもたち

■ 遊び大図鑑 ■

■ お願い ■

 このページで取り上げられている遊びや、そのほかのこどもの遊びについて情報をお持ちの方は、
地域
(出来れば小学校名)
時代
(小学校にXXXX年入学の世代がX年生頃)
をそえて、お気軽にmuseum@nchm.jpにメールを下さい。


■ 調べていること ■

  • ジャンケンの掛け声
  • 迷ったときの歌の歌詞

■ ラムネ玉 ■

◇旧新潟町・旧沼垂町(新潟地区・東地区)◇

 基本的には屋外の遊び。

♦ 遊び方1 目ん玉落とし ♦

  • 相手のラムネ玉を下に置き、自分のラムネ玉を目の高さから落として相手の玉に当てる。当たれば自分のものになる。

♦ 遊び方2 ぶっつけ ♦

  1. 地面に線を引き、そこから互いにラムネ玉を離れた所にころがす。
  2. 止まった所から指ではじいたり投げたりして、相手のラムネ玉に当てる。うまく当たれば自分のものになる。

※ 別の遊び方

  1. 地面に幾つか離して小さな穴を掘り、全部の穴にラムネ玉を入れると、相手のラムネ玉に当てる権利ができる。
  2. 相手にラムネ玉を当てられて取られると最初からやり直しである。
  3. やり直す時は、権利を持ったラムネ玉から一番離れた穴から入れるようにした。

♦ 遊び方3 三角出し ♦

  1. 地面に三角を書き、この中にお互いにラムネ玉を入れる。入れる数は「何個出し」といって決める。
  2. それから各自自分のブチ(投げたりぶつけたりするラムネ玉)になるラムネ玉を決める。
  3. 順番にブチをころがしたり投げたりして三角の中のラムネ玉を三角の外へはじき出す。
  4. はじき出した分だけ自分のものとなる。
  5. ぶっつけたときブチが三角の中に止まるとそのままにしておき、新しいブチを出さねばならない。

♦ 遊び方4 ヘンコツ ♦

  1. 「何個出し」と決めてラムネ玉を出し、ジャンケンで順番を決める。
  2. 出し合ったラムネ玉を手のひらに載せ、手のひらを返してラムネ玉を手の甲にのせる。
  3. 手の甲から空中に放り上げ、ラムネ玉をのせた手だけを使ってそれを取る。手の甲にのったラムネ玉は全部とらねばならない。
  4. 取った分は全部自分のものになるが、一個でも落とせば全部だめになる。

※ 空中にある状態で取ることをマネグといった。
 一回で全部マネグときは単にマネグといったが、二回に分けてマネグときは二段マネギ、三回に分けるときは三段マネギといった。
 二段マネギをやって残りを手のひらを広げて取るのを二段、同様に三段マネギのあとにとるものを三段といった。
 やる前に何段と決めてから遊んだ。

『新潟市史 別編11』より

■ 竹遊び ■

◇五十嵐2の町(西地区)◇

 竹を持ちやすく切って、割った棒状のものを一人10本くらいもっていた。
 五十嵐2の町では、竹の裏に色を塗ったものを、内野の一文店で売っていたので買ったりもした。

♦ 遊び方1 ♦

  1. 竹を何本か片手で握り、親指を上にして竹を持つ。
  2. 竹の下端で床をたたき、次に上端でまた床をたたく。竹の上端を自分の方に向けて半回転するように投げ上げる。
  3. その竹が落ちてこないうちに手でつかむ。
  4. 失敗するまで繰り返す。

♦ 遊び方2 ♦

  1. 左右の手で竹を握り、親指を上にして、腕を交差させる。
  2. 腕を交差させたまま、握っていた竹を離す。
  3. 離した竹が倒れないうちに、右手で握っていた竹は左手で、左手で握っていた竹は右手でつかむ。
  4. 失敗するまで繰り返す。

『新潟市史 別編11』より

◇東新潟(曽川・濁川地区など)◇

 長さ20cm、幅約1cm、扁平に削った割り竹を使ってする女の子の遊びで、竹返しという所もあるが、東地区では、竹割り・割り竹・竹な(ん)ごなどと呼んでいた。
 冬季の遊びで、床や畳の上で座ってやった。
 使う竹の本数は、曽川などでは8本、濁川などでは4本と所によって違いがある

♦ 遊び方1 なぎ(なげ) ♦

  1. 竹を片手で握り、親指を上にして竹を立てて持つ。
  2. 竹の上端を自分の方へ向けて、一回転するように投げる。
  3. その竹が落ちてこないうちに、その手をつかむ。

  ♪♪ ひとなげ ふたなげ みいなげ ようなげ いつなげ
       むうなげ なななげ やあなげ ここのなげ とおなげ
       ひとなげ ふたなげの みっつ

♦ 遊び方2 わり ♦

  1. 左右の手で、竹を握り、親指を上にして、腕を交差させる。
  2. 腕を交差させたまま、握っていた竹を放す。
  3. 放した竹が倒れないうちに、右手で握っていた竹は左手で、左手で握っていた竹は右手でつかむ。

この所作を次の歌に合わせて、繰り返す。

  ♪♪ ひとわり ふたわり みいわり ようわり いつわり
       むうわり ななわり やあわり ここのわり とおわり
       ひとわり ふたわりの みっつ

※ このほかさまざまな遊び方があった。

『新潟市史 別編10』より

■ 雪の中の遊び ■

◇赤塚(西地区)◇

 赤塚では、雪玉をカッチとかガッチといい、前の日から固いしんを作っておき、足で固くしてぶつけ合った。割れた方が負けである。
 外にザイワタリといって田に氷が張ると竹下駄で滑ったりした。

◇谷内(西地区)◇

 竹を割ってスケートを作り、坂で滑った。田でも氷滑りをした。田には氷が張ることが多かった。

◇町中での遊び(旧新潟町・沼垂町)(新潟地区・東地区)◇

 冬になると雪を凍らせて滑って遊んだ。
 下駄に針金を付けて馬車につかまって滑ったり、センバ(スコップ)で山を作って滑り台のようにして遊ぶこともあった。高歯で滑ったこともあった。
 つららをカネコオリ、地面に張った氷はザイと呼んだ。カネコオリは食べたり、ガチ(雪玉)の芯にしたりした。
 ガチは板敷の上に粉雪をまき、足駄の先でころがしながら作る。ガチをぶっつけあって遊んだ。割れると負けになる。
 勝ちは沼垂では玉コロともいい、新潟ではデンカともいった。明治20年ころ沼垂では、
♪♪ ガチアイ ユルカス イーローヨ
と、歌って相手を呼んだものだという。「打ち合いを許すから来い」という意味だという。

『新潟市史 別編11』より

◇町中での遊び(山ノ下・中地区)◇

 大雪のときに、雪を集めて近所の塀のところに滑り台をみんな(近所の子供)でつくりました。
 アノラックを尻の下まで引っぱって滑りました。36豪雪か38豪雪の時だと思います。

◇竹スキー(下町・中地区)◇

 竹スキーをつけて車(バス)の後ろにつかまってすべっておこられた。栄小学校の坂で竹すべりをした。
 近くに馬車に使う馬がいたので馬がすべらないように炭をまかれた。(戦前の話)

◇「かっち」(市内農村部)◇

 雪のかたまりを水に濡らして固めて「かっち」とゆう固い玉にして遊びました。
 学校の井戸の水を使って小さいかっちを一日かけて固く大きくしていきます。上からふんでも壊れない玉を作って授業中は雪の中に埋めておいて休み時間に取り出して遊びました。昭和40年代の田舎の子どもの遊びです。

◇「かっち」(中之口村)◇

 「かっち」 冬の朝おもに学校に行く途中、雪を足(もちろん長靴を履いている)で少しずつ丸くし、ボールより少し小さい程度の大きさにしてお互いのかっちをぶつけ合い壊れた方が負けとなる。
 よく遊んだものです。杉の皮の汁をかっちに含ませると固くなると言っていました。(これは本当かどうか分かりませんが・・・)

◇「雪のすべり台」(旧巻町)◇

 私が小学生の頃は今よりも雪が多く積もったので、小学校のグランドですべり台(←かなり大きなもの)やかまくらを作って遊びました。

平成16年度むかしのくらし展 「ふゆのにいがた」アンケート回答より

◇竹げた(旧豊栄市樋ノ入地区)◇

 屋根から雪おろしをしたところをフカグツ(ワラグツ)で踏み固め、そこで竹げたに乗って遊んだ。竹げたは、竹で自分で作った。また木のソリに竹をつけてすべって遊んだ。

『豊栄市史 民俗編』より